デリケートゾーンの黒ずみって、いつも見える場所じゃないのに、どうしても気になってしまいますよね。
ふと目に入った時に、なんだか前より黒ずんでない?なんて経験はありませんか?
他の女性も、自分と同じように黒ずんでいるのか気になってしまいますよね。
「早くどうにかしたいけど、ケアの仕方がわからない」
「クリニックではなくセルフケアで予防したい!」
そんな気持ち、よく分かります!
今回は、デリケートゾーンの黒ずみの原因とケアの方法を紹介していきます。
まずは、黒ずみの大きな原因から確認していきましょう。
デリケートゾーンの黒ずみの原因は?
VIOはなぜ黒ずむのか、メカニズムを解説します。
黒ずみの原因は、メラニン色素の沈着です。
色素沈着は、メラニンが作られるのに、体の外に排泄が出来ないという、メラニン代謝のサイクルが崩れることが原因で起こります。
メラニン色素は、皮膚のターンオーバーによって身体から排出されますが、ターンオーバーがうまくいかないと、黒ずみとなってしまうのです。
でも、メラニンって紫外線を浴びると出来るんじゃないの?
と疑問に思う方もいると思いますが、
メラニンは肌への刺激でも作られてしまうんです!
メラニンが作られる原因は特に以下のことがあげられます。
- 肌に合わない下着を履いて、肌が刺激を受けた
- 生理用ナプキンなどの皮膚への刺激
- カミソリによるムダ毛の自己処理
- 肌のかぶれ、炎症
- 肌の乾燥
- ナイロンタオルやスクラブ等を使った間違った洗浄方法
- 加齢や妊娠などホルモンバランスやターンオーバーの乱れ
他にも、性交や自慰行為は仕方によっては原因となることもあるので、注意が必要です。
黒ずみには、摩擦が原因の摩擦性黒皮症と、皮膚の炎症が原因の炎症性色素沈着の2種類があります。
摩擦性黒皮症は、皮膚にメラニン色素などが沈着することで、黒褐色に変色した状態になったものです。
原因にナイロンタオルやブラシなどで、強くこすったり、下着などで強い刺激が加えられる機械的刺激があげられます。
炎症性色素沈着は、皮膚に炎症が起きた場合に、結果的に色素沈着が起きるものです。
原因は複数ありますが、ニキビをつぶした後にできるニキビ跡や、合わない化粧品を使って、肌が炎症した後に黒ずんでしまうことも炎症性色素沈着の原因のひとつです。
今回お話しする、VIOの黒ずみの原因についての話は摩擦性黒皮症です。
デリケートゾーンの黒ずみを予防する方法は?
- クリームなどで保湿する
- 食べ物や睡眠時間などの生活習慣の見直しをしてみる
- 生理用ナプキンをコットンで出来たオーガニック系ナプキンや、ノンポリマーのナプキンにする
- 下着を綿などの天然素材の下着や、縫い目が無い下着にする
- ビデを使って汚れを落とし、トイレットペーパーはあくまで、抑えて水分を吸わせるだけにする
- ウェットティッシュや拭きとるためのワイプシートの使い過ぎにも注意する
- アンダーヘアの手入れをして摩擦を減らす
デリケートゾーンに刺激を与えないことを第一に考えて、肌を守りましょう。
そして、肌の回復機能である、ターンオーバーを活発にすることが、自分で出来るケアで一番良い方法です。
黒ずみは皮膚科や整形外科で治せるの?
皮膚科や美容皮膚科の治療で、デリケートゾーンの黒ずみは治せるのでしょうか?
皮膚科の治療は、外用薬、内服薬、ケミカルピーリング、手術、レーザー治療が上げられます。
外用薬と内服薬はまだしも、ケミカルピーリングや黒ずみの手術方法を知っている人は少ないのではないでしょうか?
日本皮膚科学会によると、ケミカルピーリングとは、化学薬品を皮膚に塗り皮膚をはがす治療です。
皮膚をはがすことで、肌のターンオーバーを正常にするのを目的として治療します。
主に欧米で美容目的で行われていた治療で、日本でもエステや病院などで行われるようになりましたが、皮膚を剥がすことによる副作用も少なくはありません。
でも、即効性がありそうな、ケミカルピーリングの費用は幾らか気になりますよね。
黒ずみの為のケミカルピーリングは、健康保険には適応しておらず、自由診療なのでクリニックや整形外科によって値段が違います。
有名な美容クリニックでは1回4,860円とありますが、ケミカルピーリングする範囲はとても小さいようです。
大きい範囲で10回のピーリングは、56,290円と安くはありません。
黒ずみを無くす手術は、麻酔クリームを塗り、レーザーを照射して黒ずんだ部分を取る手術で、有名クリニックでは1回79,800円前後です。
この手術も病気ではないので、健康保険の適用外ですし、もともとVIOの黒ずみの為というより性器の黒ずみを取ったり、形を整えるためにすることが多い手術です。
皮膚科はまだしも、整形外科でデリケートゾーンの黒ずみを治すのは、コストの他に痛みに対する我慢強さも必要な気がします。
では、家でこっそりVIOをケアする方法はないのでしょうか?
次は、薬局で売っているものでVIOケアできるのか解説します。
薬局で購入できるものでケアしたい!
ここまで読んで、
「薬局で売っているもので黒ずみのホームケアってできないの?」
と思う方もいるでしょう。
デリケートゾーンも、顔と同じように毎日のセルフケアができたらいいですよね。
さらにプチプラなら言うことなしです。
ネットを見ると、ニベアの青缶をデリケートゾーンのケアとして使っている人もいるようですが、どのような効能があるのでしょう?
ニベアの青缶は正式名称をニベアクリームと言い、肌に潤いを与えるホホバオイルとスクワランが入っています。
入浴後に肌に塗ると、肌荒れやカサつきを防ぎ、健康でしっとりとした肌を保つことが出来ます。
全身のスキンケアに使えて、デリケートゾーンに塗ることは禁止されていません。
保湿の為にニベアクリームを使うのは良いと思います。
では、薬局で売っているスクラブで黒ずみは落ちるのでしょうか。
スクラブでVIOの黒ずみは落ちる?
ヒジやかかとに、塩や砂糖の粒子が入ったジェル状やクリーム状などのボディスクラブを使う人もいますが、VIOには使っていいものなのでしょうか?
たしかに、スクラブで肌をこすれば、角質がボロボロとれそうですよね。
しかし、スクラブをデリケートゾーンに使うのはおすすめできません!
デリケートゾーンの皮膚は薄く繊細なので、ヒジやかかとのようにスクラブでこすると、メラニンの過剰生成だけでなく、皮膚が硬くなってしまう可能性もあります。
しかもデリケートゾーンには粘膜の部分も含まれているので、塩や砂糖の粒子が入ったスクラブを使うのは非常に危険なのです。
では、デリケートゾーンにはどんなケアがいいのでしょうか?
ドラッグストアで買えるデリケートゾーンに使える石鹸を、紹介していきます。
ジャムウ石鹸がオススメ
ドラッグストアの石鹸売り場にある、ジャムウ石鹸は、ハーブや植物を悩みに合わせて調合したジャムウを石鹸の成分に入れたものです。
ドラッグストアで買えるものは、ヴィーナスラボのジャムウクリアナノソープが有名なのではないでしょうか。
ヴィーナスラボのジャムウクリアナノソープの使い方は、肌に泡を3分乗せて置いておく、泡パックがおすすめです。
ジャムウクリアナノソープは、ネットでも買えるので便利ですね。
でも、ドラッグストアでデリケートゾーンのケアグッズを買うのってなかなか勇気がいりますよね。
レジが男の人だったらなおさらです。
次は、VIOケアが出来るネットで買える石鹸を紹介します。
ネットで買える石鹸を使って汚れを落とそう
デリケートゾーンに限らず、肌は保湿する前に汚れを取らなければ、肌への有効成分の浸透が期待できません。
でも、石鹸の試供品ってなかなか見当たらないんです。
せっかく買った石鹸も、肌に合わなければ使いたくありませんよね。
ネットでは以下の商品をよく見かけますが、実際の使用感はどうなのでしょう。
- クリアネオパール
- ジャムウハーバルソープ
- ジャムウクリアナノソープ
- アンボーテ フェミニーナウォッシュ
- フェミデオ
デリケートゾーンにも使える石鹸を買う時に気を付けることは、合成界面活性剤の入っていない、肌と同じ弱酸性か弱アルカリ性のものを選ぶことです。
合成界面活性剤は、肌のバリア機能を破壊し、肌荒れの原因を作り出す可能性がとても高いので、デリケートゾーンの洗浄には向いていません。
しかし、合成界面活性剤の入っていない弱酸性の石鹸は少ないのです。
でも、ネットで売っている石鹸なら弱アルカリ性のものが多いうえに、肌の汚れを落としやすくしてくれます。
デリケートゾーンはゴシゴシこすらず、40度以下のお湯で手を使ってやさしく洗うことがコツです。
肌を洗浄した後は、クリームで保湿することが重要なので、紹介していきます。
クリームで保湿をしましょう
クリームを選ぶときのポイントは
- 有効成分が配合されている
- 予算に合ったものを選ぶ
- 医薬部外品を選ぶ
- 口コミも調べてみる
以上のことが上げられます。
中でも重要なのは、化粧品ではなく医薬部外品の製品を選ぶことです。
医薬部外品は厚生労働省に製造と販売を承認されたもので、医薬品と化粧品の中間的なものを言います。
選ぶ基準として、即効性が高い物を選ぶことをオススメしているサイトがありますが、肌のターンオーバーのケアは、時間をかけて行います。
黒ずみケアで即効性が欲しい場合は、美容整形外科での治療になってしまいます。
では、黒ずみケアが出来るクリームはどんなものがあるのか、紹介していきます。
クリームはどんなものがある?
黒ずみケアが出来るクリームの購入で迷ったときは、医薬部外品かと、どんな有効成分が入っているかを比べましょう。
商品名 | 分類 | 有効成分 |
---|---|---|
イビサクリーム | 医薬部外品 |
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ヴィエルホワイト | 医薬部外品 |
|
ハーバルラビット | 医薬部外品 |
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ピューレパール | 医薬部外品 |
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薬用アットベリー | 医薬部外品 |
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クレアフォート | 医薬部外品 |
|
ピンキッシュボーテ | 医薬部外品 |
|
ホワイトヴェール ディープクリアジェル | 医薬部外品 |
|
有効成分の他にも、どんな効能があるか、長く続けられる値段かを考えて、購入することをオススメします。
クリームについてもっと知りたい人には、こちらの記事もおすすめです。
なかでも、イビサクリームがおすすめ
黒ずみケアのできるクリームでおすすめなのは、イビサクリームです。
有効成分である、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムが、肌を健やかに保ちます。
塗ることによって、メラニンの生成を抑えて、しみ・そばかすを防いでくれることもうれしいですね。
そして、デリケートゾーンの黒ずみだけでなく、バストトップの他に、ニキビや肌荒れにも使えるのです。
イビサクリームは、朝晩のシャワーのあとに、適量を肌に塗るだけでケアが出来ます。
気になる部分に、くるくると円を描くように重ねづけしましょう。
イビサクリームは、医薬部外品として厚生労働省に認められています。
品質管理のしっかりした国内工場で生産されていて、安心して使えるのも魅力のひとつです。
ますは、自分でできるケアからスタートしてみましょう!
まとめ
デリケートゾーンの黒ずみは、摩擦が原因で出来ることが分かりました。
ケミカルピーリングや手術もありますが、副作用や費用を考えると、リスクが大きいという人もいるのでは無いでしょうか。
ホームケアは、デリケートゾーンを洗った後にケアができるクリームを使って、保湿することが大切です。