肌にも免疫機能があることを知っていますか?
体の免疫力が低下すると、風邪を引いたり体力が落ちてしまったりするように、肌も免疫力が低下すると乾燥や肌荒れを引き起こします。
逆に、「肌免疫」を上げれば、乾燥や肌荒れなど肌トラブルを引き起こしにくくなります。
今回はそんな「肌免疫」を上げて美肌になれる方法をお教えします!
そもそも「肌免疫」ってなに?
「肌免疫」とは、肌本来が持っている防衛機能のこと。
肌は紫外線や空気中の微粒子、乾燥など外側からのダメージを1番受けやすい部分です。
さらに栄養バランスの乱れやストレスなども肌へダメージを与えます。
そんなダメージから肌を守っているのが肌の防衛機能である「肌免疫」なんです。
では、そんな肌免疫を高めるためにはどうすればいいのか、順番に確認していきましょう。
肌の免疫力を高めるために重要なのは「ランゲルハンス細胞」
肌免疫=肌の防衛機能ということは紹介しましたが、肌の防衛機能を高めるには「ランゲルハンス細胞」を活性化させることが大切です。
ランゲルハンス細胞とは、肌の表皮の上層部分にあり、外部から侵入するものを見張る役割を果たしています。
そのため、ランゲルハンス細胞が活性化されることで、肌をあらゆる刺激から守ってくれます。
それではランゲルハンス細胞は具体的な肌にどんな働きをしているのか、詳しく見ていきましょう。
ランゲルハンス細胞の2つの働き
ランゲルハンス細胞には下記の2つの働きがあります。
・ばい菌や空気中の有害な化学物質など、異物が肌の内側に侵入するのを排除してくれる機能
・紫外線や乾燥などの刺激による反応を鎮静化してくれる機能
ランゲルハンス細胞は有害物質を排除するだけでなく、肌の内部の刺激まで守ってくれています。
そのため、ランゲルハンス細胞は肌免疫を高めるためには欠かせない細胞です。
ランゲルハンス細胞が減ると肌免疫が低下する!
ランゲルハンス細胞は肌をダメージから守ってくれるため、細胞が減ると肌免疫が低下してしまいます。
では、どのような原因からランゲルハンス細胞が減少するのか、確認していきましょう。
ランゲルハンス細胞が減る原因
ランゲルハンス細胞は、強い刺激にさらされると減ってしまいます。
肌をダメージから守ってくれる細胞ですが、あまりにも強い刺激を与えると、カバーしきれなくなりランゲルハンス細胞が減少してしまうのです。
主にランゲルハンス細胞が減少する原因は、紫外線・乾燥・皮脂汚れなどの肌刺激だけでなく、ストレス・栄養不足など生活習慣によっても減少します。
そのため、ランゲルハンス細胞を減らさないためにはスキンケアだけでなく生活習慣も見直すことが大切です。
肌免疫を高くするための3つの対策
肌免疫を高くするためには、肌を守ってくれているランゲルハンス細胞が減少してしまうのを防ぐ事が1番大切です。
それでは、具体的にどのようなケアをすればいいのか確認していきましょう。
スキンケアを毎日しっかりと
肌の防衛力を高めるためには、スキンケアをしっかりとして、外側からの刺激になる1日の汚れや乾燥から肌を守ることが大切です。
まずは、洗顔をしっかりとする事で、外出などで付着したばい菌や微粒子などの刺激物質を落とします。
そして、洗顔後は丁寧に肌を保湿し、肌を乾燥から守って上げることが大切です。
この時に、刺激の少ないスキンケア用品を使うと、より効果的に肌を守ることができます。
バランスの良い食生活を心がける
肌の外側からのアプローチに加え、内側からケアをすることも大切です。
偏った食事をしていると、肌が荒れてしまったりニキビができてしまうことがありますよね。
それらの肌荒れやニキビは、体のS O Sサインです。偏った食生活は体へ大きな負担を与えてしまうので、その影響が肌へ出てしまうからです。
毎日3食バランスの良い食生活をし、内側から体調を整えることで肌への負担も少なくなります。
ストレスを解消する
日々の生活でのストレスや疲れが原因で、肌が荒れてしまうこともあります。
肌は体調や心のバランスの変化が1番出やすい部分なので、食事のバランスに加え、ストレスも肌へ影響を及ぼします。
なるべくストレスを溜めないように、こまめに息抜きをするようにしましょう。
また、毎日しっかりと睡眠をとることも肌へのストレス軽減になります。
まとめ
頻繁に肌が荒れてしまう、肌免疫が低下しているのかもしれません。
外側と内側からしっかりとケアする事で、肌免疫が上がり、肌が頻繁に荒れてしまうことを防ぐことができます。
ぜひ、毎日のスキンケアや生活習慣も見直してみて下さい!