肌断食とは、スキンケアや化粧品を一切使わない美容方法です。
肌本来の働きをとりもどすために、肌断食を始めてみよう!と考えている人も増えているとか。
そして、肌断食の期間中はスキンケアを控えるものの、洗顔はしっかり行わなければいけません。
でも、だからといって今までの洗顔料をそのまま使ってしまうと、肌に負担がかかってしまう場合があるんです!
そこで、肌断食中におすすめの洗顔料や正しい洗顔方法について、詳しく紹介していきます♪
肌断食でも洗顔はした方がいい
肌断食はすべてのスキンケアをやめてしまう方法ですが、洗顔は顔の皮脂汚れを取るものなので必ずするようにしましょう!
ただし、今まで使っていたような界面活性剤、添加物たっぷりの洗顔フォームはNG!
できるだけ無添加の洗顔料、できれば無添加の石鹸や洗顔料がおすすめですよ♪
また、メイクをしたあともクレンジング剤の使用もNG!
そのため、メイク自体もお湯で落とせるアイテムを使用しましょう。
肌断食中のメイクについてはこの後にも紹介しているので、読んでみてくださいね♪
肌断食中の洗顔に向く洗顔料(石けん)の選び方
安い洗顔料は、「界面活性剤」や「パラベン」などの肌に負担が大きい添加物が入っていることが多いのですが、界面活性剤は汚れをしっかり落とす働きがある反面、刺激が強く肌に必要な油分も洗い流してしまいます。
また、パラベンも防腐剤の役割がありますが、敏感肌の方には刺激になることがあるので、なるべく入っていないものを使うことがおすすめです。
そこでおすすめの洗顔料は、「純石鹸」「クレイ(泥)石鹸」「美容ソルト」です。
純石鹸は添加物が一切含まれていない、天然の成分だけでできている石鹸なので、肌への刺激が少なく、赤ちゃんや敏感肌の人も使うことができます。
クレイは泥のことで、泥の汚れを吸着する力を使って、肌の黒ずみや皮脂の汚れを落とすことができます。ニキビが気になる人にもおすすめです。
美容ソルトは塩の浸透圧を利用してこすらずに肌の汚れを落とすことができるので、敏感肌の人も安心して利用できますよ!
おすすめなのは、肌断食研究所から発売されている「美塩(うつくしお)」洗顔料!
美塩(うつくしお)洗顔料は、肌に負担のない角丸のソルトが、お肌に負担をかけずに毛穴の汚れをしっかり取ってくれる優れもの!
肌断食中の人には特におすすめですよ~。
また、肌断食中には洗純石けんがおすすめとよくネットで書かれていますが、乾燥肌の人は純石けんでは洗浄が強すぎて乾燥が進み、肌荒れの原因になることがあります。
乾燥肌の人は無理に石けんで洗顔する必要はないので、洗顔料を使用しない、または自分にあった優しい無添加洗顔料を使用するのがおすすめですよ♪
肌断食中の洗顔方法とケア方法を紹介
肌断食は肌に全く何もしないのではなく、洗顔することもありますし、乾燥すればワセリンでケアをすることもあります。
何もしなければ、ただ肌荒れが悪化する場合もあるので、それぞれケア方法などをご紹介します。
洗顔方法の手順
洗顔をする上で1番大切なことが、水の温度です。
温度が高すぎると、肌に必要な油分も洗い流してしまうので、乾燥が酷くなることもあります。
ポイントは、35度以下のぬるま湯で洗顔することです。
また、洗顔料を使っての洗顔は、全くメイクをしていないのであれば使う必要はありません。
水だけで十分汚れが落ちるので、逆に洗顔料を使って顔を洗ってしまうと、かえって乾燥の原因になってしまうこともあります。
ニキビが気になっている人であれば、ニキビの部分だけ純石鹸などを使って洗い、ニキビ部分を清潔に保つようにして下さい。
メイクをしている場合の洗顔方法
肌断食でも、メイクをすることは可能です。
ただし、メイクをした時はしっかりと汚れを落とさないと、色素沈着などの原因になります。
クレンジング剤を使ってしまうと、肌に刺激になるので、朝と同じように洗顔石けんなど使用するようにしましょう♪
そのため、クレンジング剤でなければ落とせないメイクはできません。
ファンデーションもポイントメイクも、お湯で落とせるようなものを使用する必要がありますね!
ファンデーションであれば、ミネラルファンデーションがおすすめですよ♪
乾燥が気になるときは保湿剤を利用しよう
肌断食を始めた頃は、乾燥がきになる人も多いと思います。
そこで、乾燥が気になる時は白色ワセリンを使って保湿することがおすすめです。
ワセリンは、肌への刺激も少なく、肌断食中の保湿にピッタリです。
しかし、塗りすぎてしまうと毛穴の詰まりの原因にもなりますので、少量を乾燥が気になるところだけに薄く塗るようにして下さい。
また、ワセリンにも白色ワセリンと黄色ワセリンがありますが、より純度が高く刺激の少ない白色ワセリンがおすすめです。
水洗顔と肌断食の違いはなに?
水洗顔と肌断食を一緒だと考えている人もいます。しかし、水洗顔と肌断食は全く違います。
水洗顔は洗顔料を使わずに洗顔を行うだけで、洗顔後のスキンケアはしっかりと行います。
しかし、肌断食はこれまでも述べた通り、洗顔後のスキンケアも一切しない方法です。
最初は抵抗があるかもしれないですが、一度にすべてやめてしまうのではなく、少しずつスキンケアを減らしていくことが無理なく続けられるコツです。
肌断食をする目的を再確認しておこう
それでは、改めて肌断食について確認しておきましょう。
肌断食とはいつも使っているスキンケアや化粧品の使用をいっさい止めることで、肌への負担を減らして本来の働きを取り戻すことです。
肌を強くするために行うのではありません。
肌を強くするというよりかは、肌本来の機能を取り戻すのが肌断食なのです。
化粧品と肌の関係を知っておこう
毎日スキンケアやメイクをしていると、肌への負担はとても大きくなります。
化粧水による保湿や美容液で肌に足りないであろう栄養を補っていても、実はそれらが肌を弱くしている原因になっていることもあります。
過度な保湿は毛穴が詰まり、毛穴の開きや黒ずみの原因になります。
そして、過度な美容液成分で、肌が本来自然に補っていた働きをなくすことにもなります。
とくに乾燥する季節は、保湿をたっぷりする人が多いですが、その保湿が逆に乾燥の原因になっています。
肌断食では、初めは乾燥が気になる人も多いですが、徐々に肌自体が内側から潤おうとするので、何もしなくても乾燥しなくなります。
肌断食を始めるときは少しずつ慣らすことがポイント
今まで、スキンケアアイテムをたっぷり使って保湿をしていた人がいきなり肌断食をすると、乾燥が気になったり肌トラブルの原因になります。
自分のペースで徐々に肌を慣らしていくことが大切です。
夜だけ肌断食、週末だけ肌断食がおすすめ
肌断食初心者におすすめなのが「夜だけ肌断食」「週末だけ肌断食」です。
夜だけ肌断食とは、夜だけスキンケアなどをせず過ごすことです。
今までしっかりスキンケアをしていた人が、いきなり毎日肌断食をすると乾燥が気になったり肌トラブルの原因になりかねません。
まずは夜だけ肌断食をして、朝や日中のスキンケア、メイクを徐々に減らして、肌を慣らしていくのもおすすめです。
しかし、日中のメイクをしっかりしてしまうと、毛穴の詰まりの原因になるので夜だけ肌断食中でも、日中のメイクはなるべく薄くするか控えるようにして下さい。
ほかにも、週末だけ肌断食もおすすめですよ♪
仕事のある平日はいつも通り過ごして、土日だけ肌断食をして肌を休ませる方法です!
できれば徐々に平日もメイクやスキンケアを減らしていくと、うまく完全肌断食に移行できます。
昼間のメイクはしても問題ない
肌断食は、メイクを全くしてはダメだということではありません。
人に会うときや仕事をしている人などは、どうしてもメイクをしなければならない時もありますよね!
そんな時は、先にも紹介したように、クレンジングは使用しないようにするためにミネラルファンデーションなど、お湯だけでも落とせるタイプのメイク用品を使用するようにしましょう!
シャンプーやコンディショナーはどうする?
肌断食中に気になるのは、シャンプーやコンディショナーです。
頭皮は顔の皮膚と繋がっているので、シャンプーやコンディショナーが顔について肌荒れすることもあります。
そのため、肌断食とともに髪断食する人もいるんです。
髪断食を一緒にすることで、シャンプーやコンディショナーで肌荒れすることがなくなります。
しかし、一度に髪断食をするのが大変なときは、まずは低刺激なシャンプーやコンディショナーを使ってみることをおすすめします。
今は、ノンシリコンタイプもたくさん販売されていいますので、できるだけ刺激の少ないものを探して使うようにしましょう。
肌断食に向いていない人もいる
肌断食をすれば全員が肌の調子がよくなる訳ではありません。
無理をして肌断食を続けてしまうと、肌荒れや乾燥が悪化する場合もあります。合わないなと思った場合は肌断食をやめることも大切です。
肌断食に向いていない人
肌断食はすべての人に向いているわけではありません。
肌断食をすると初めは乾燥することも多いので、もともと肌の乾燥がひどい人は悪化する場合もあります。
肌断食をしていて肌荒れがとてもひどくなったという人は、すぐに肌断食をやめることをおすすめします。
また、ニキビの状態がひどい人も、ニキビが悪化したり治りが遅くなる場合があるので、まずはニキビケアをして、ある程度ニキビを落ち着かせてから肌断食するようにして下さい。
肌断食はやめる勇気も必要
スキンケアも同じですが、合わないなと思ったときはやめる勇気も大切です。
高かったスキンケアなど、合わなくても使い続ければ良くなるかもと思い使い続けることがありませんか?
そして、それが原因で肌荒れが悪化することもありますよね。
肌断食も同じく、自分には向いていないと思ったときは、思い切ってやめることも大切です。
まとめ
最近よく耳にする「肌断食」ですが、詳しい内容は知らなかった人も多いのではないでしょうか。
肌断食は正しい方法で行えば、肌本来の働きを取り戻せて、肌トラブルも少なくなるのでとてもおすすめです。
しかし、間違った方法で肌断食をしてしまうと悪化する場合もあるので、ぜひこの記事を参考にして正しい肌断食に挑戦してみて下さい!