


紫外線対策には欠かせない日焼け止め。
顔や体に塗った日焼け止めをしっかりと落とせているでしょうか。
肌をきれいに保つために塗った日焼け止めが、落としきれずに肌荒れの原因になるなんてイヤですよね。
実は、日焼け止めの種類によって、クレンジング方法は変わります。
そこで、種類ごとの正しいクレンジング方法を覚えて、しっかり肌トラブルを防ぎましょう!
もくじ
日焼け止めの基本的な落とし方とは?体もしっかり落とそう
日焼け止めはしっかり落とさないでいると、肌荒れの原因に!
日焼け止めを塗ったあとは、一日の終わりにきちんと落とすようにしましょう。
日焼け止めの基本的な落とし方を紹介するので、実践してみてくださいね♪
顔だけではなく、体の日焼け止めの落とし方もあわせて紹介します。
顔の日焼け止めの場合
日焼け止めやメイクが毛穴に残ったままだと黒ずみやニキビの原因になります。
日頃から、毛穴を開いてからクレンジングをするひと手間で毛穴を綺麗に保ち、洗い残しがないようにしましょう。
顔の日焼け止めを落とす手順は下記のとおりです。
- クレンジングや洗顔の前に毛穴が開くようにお風呂で湯船に浸かったり、顔に蒸しタオルを乗せて温めます。
- 専用のクレンジングを使用する際は、日焼け止めを使用した部分の水分を軽く拭き取ります。
- クレンジングを優しく馴染ませるようにし、日焼け止めを落としていきます。クレンジング不要の場合は、洗顔料やボティソープをしっかりと泡立ててから円を描くようにして優しく洗っていきます。
- 小鼻やフェイスライン、首や耳の裏側など洗い残しが多い部分も忘れずに洗うようにします。
- ぬるま湯で丁寧に洗い流します。
日焼け止めを落としたあとは、化粧水などでしっかりと保湿するようにしましょう。
体の日焼け止めの場合
顔だけではなく、体に塗った日焼け止めもしっかり落とすことが大切!
顔と同様に、日焼け止めの種類によって洗い方を変えましょう。
クレンジング不要のものは、ボディーソープだけで大丈夫!
ただし、ウォータープルーフタイプのものは、クレンジングが必要なものが多く、その場合は顔用のクレンジングでかまわないので、体もしっかり落としましょう!
日焼け止めのタイプで落とし方が変わる
日焼け止めはタイプによって落とし方が異なり、水や汗・皮脂に強い日焼け止めほど落としにくくなります。
まずは日焼け止めのタイプ別に落とし方をざっと紹介しておきます!
日焼け止めタイプ | 日焼け止めの落とし方 |
---|---|
ローションタイプ ジェルタイプ パウダータイプ スプレータイプ |
洗顔などで簡単に落とせるものが多い。 |
クリームタイプ ミルクタイプ |
洗顔などで落とせるタイプが多い。 油分が多いものはクレンジングが必要なものがある。 |
スティックタイプ | 油分が多い強力なタイプなので、クレンジングが必要な場合が多い。 |
ウォータープルーフタイプ | 基本的にクレンジングが必要。 |
では、具体的に日焼け止めのタイプ別に落とし方を見ていきましょう♪
お湯で落ちるタイプ(赤ちゃんでも使えるタイプ)
天然由来成分100%などノンケミカル系の日焼け止めの中には、お湯で洗い流すだけでオフできるタイプの日焼け止めがあります。
赤ちゃんや敏感肌の人でも使用できるタイプですね。
パッケージに「お湯で落とせる」と書かれているので、確認してみてください!
メイクをしていなくて、日焼け止めのみ肌に使用している場合はお湯だけで大丈夫ですが、汗や皮脂汚れを取るためにもお湯で洗い流した後に普段の洗顔やボティソープで洗い流すことをおすすめします。
その場合も肌に負担をかけないようにゴシゴシと強くこすらず、優しく洗うようにしましょう。
洗顔やボティソープで落ちるタイプ(ローション、ジェルタイプなど)
◆このタイプの日焼け止め→ローション、ジェル、スプレー、パウダー、ミルクタイプなど
スプレーやジェルタイプなどの油分が少ない日焼け止めに多く、パッケージに『クレンジング不要』や『洗顔・石鹸・ボディソープで落とせる』と記載があるタイプの日焼け止めです。
日焼け止めを使用していない場合でも、洗顔やボティソープは毎日使用しているかと思いますので、毎日のお風呂やスキンケアの際に一緒に洗い流すことができます。
日焼け止めの他にメイクをしている場合は、クレンジングが必要なので注意してくださいね!
クレンジングが必要なタイプ
◆このタイプの日焼け止め→ウォータープルーフタイプなど
汗や水に強いウォータープルーフなど、水をよく弾く日焼け止めに多いのがクレンジングが必要なタイプです。
ウォータープルーフの場合は油分が多いので、洗浄力の高いオイルやリキッドタイプのクレンジングを使用して日焼け止めを落とすことをおすすめします。
肌が弱い方人、洗浄力が低いけれど肌に負担の少ないミルクやクリームタイプのクレンジングでも丁寧にクレンジングすることで十分に落とせます。
それぞれ自身の肌に合ったクレンジングを選ぶようにしましょう。
クレンジング使用後は、洗顔やボティソープで洗い流しましょう。
専用クレンジングを使うタイプの日焼け止め
耐水性が高い日焼け止めには、日焼け止め専用クレンジングが必要になる場合があります。
パッケージをきちんと確認し、専用クレンジングが必要であれば日焼け止めと一緒に購入しておきましょう。
日焼け止め専用クレンジングは洗浄力がとても強力なため肌への負担が大きくなります。
また、価格も高めになるので日常的に使用する日焼け止めとしてではなく、長時間強い紫外線を浴びる場合のみ使用するなど使い分けがおすすめ!
ただし、敏感肌の人は強力な日焼け止めは肌の負担になることが多いので、慎重に使用しましょう!
日焼け止めにはどんなクレンジング剤がおすすめ?
日焼け止めには種類がたくさんありますが、クレンジング剤も色々な種類がありますよね。
女性の場合はメイクをするので、顔の日焼け止めを落とすのにクレンジングを使用する人がほとんどなのでは?
メイクした顔の日焼け止めを落とすクレンジングについて、順番に見ていきましょう!
まずクレンジングの種類と洗浄力の強さを下記にまとめました!
クレンジングの種類 | 洗浄力 |
---|---|
クリームタイプ | 弱い |
ミルクタイプ | 弱い |
ジェルタイプ | 普通 |
リキッドタイプ | やや強い |
オイルタイプ | 強い |
拭き取りタイプ | 強い |
ミルクやクリームタイプは乾燥肌や敏感肌の人におすすめですが、メイクを落とす力は弱いです。
一方で、オイルタイプや拭き取りタイプはクレンジング力が強力なので、肌への負担が強いです。
日焼け止めのタイプでいうと、簡単に落とせるタイプならクレンジングも洗浄力が弱いもので十分ですが、ウォータープルーフタイプはオイルなど洗浄力が強いタイプがおすすめです!
もし肌への負担が気になる人は、ウォータープルーフタイプの日焼け止めは避けた方がいいかもしれません。
洗顔だけで落とせる日焼け止め3選

そんな人におすすめなのが、クレンジング不要の日焼け止めです♪
クレンジングを使わずに落とせる日焼け止めを3つ紹介しておきますね!
【低刺激なのにSPF50+】ロベクチン プレミアムUVディフェンス
ロベクチンプレミアムUVディフェンスは、紫外線吸収剤不使用だから低刺激!
6カ月以上の赤ちゃんにも使用できます♪
洗顔だけで落とせる低刺激な成分ばかり使用しているので、敏感肌の人におすすめ!
低刺激なのにSPF50+でしっかりと紫外線をカットしてくれるので、日常使いにも安心ですね!
また天然美容保湿成分配合で、紫外線対策をしながら保湿もできます♪
【SPF50+ / PA+++】超低刺激な日焼け止め【ロベクチン プレミアムUVディフェンス】
フレグランスUVスプレー「Le ment(ルメント)」
フレグランスUVスプレー「ルメント」は、髪や肌につけても白浮きしないサラサラのクリア処方です♪
汗や水に強いウォーターブルーフなのに肌に優しいので、石鹸で落とせるのもうれしいポイント。
SPF50+/PA++++でしっかりと紫外線をカットしながら、たっぷりの美容成分で紫外線による乾燥から全身を守ります。
嫌なニオイから守り、厳選した香りが心地よいですよ♪
赤ちゃんにも使える!バリア機能が付いた「エンジェルUVスプレー」
エンジェルUVスプレーは、紫外線だけではなく、乾燥、ホコリ、汗、摩擦、雑菌など、あらゆるダメージから守るために作られたバリア機能がついた日焼け止めなんです!
紫外線吸収剤不使用なので、3カ月の赤ちゃんから使えるので安心♪
4つの美容成分入りで、低刺激なのに高い保湿力なのもうれしいポイントですね!
日焼け止めが落ちているか確認する方法
「日焼け止めが本当に落ちてるか知りたい!」
そうですね。日焼け止めは肌への負担があるから、日焼け止めがちゃんと落ちてるか確かめたいですよね。
日焼け止めがきちんと落ちたのか分からない時には、下記のような確認方法があります。
- 日焼け止めを塗っていない部分の肌と比べてぬめりを感じる
- 日焼け止めの匂いが残っている
- 白いタオルで拭いた時に日焼け止めの色が付く
- 日焼け止めを塗っていた部分が白くなっている
- 水やスプレーをかけると水滴ができ、不自然に水を弾く
この中で当てはまるものがある場合には、再度クレンジングや洗顔・ボディソープなどで洗い流すようにしましょう。
日焼け止めを落とすタイミングはいつがいい?
日焼け止めを塗ったまま遅くまで起きているという人も多いかもしれませんね。
でも、日焼け止めは強力なものほど肌への負担が大きいです。
できれば自宅に帰ったらすぐに落とすのがおすすめ!
特にビーチなどへ行って最強タイプの日焼け止めを塗っている場合は、できるだけすぐに落とすことをおすすめします!
顔だけでなく体の日焼け止めを落とすことも忘れずに!
日焼け止めの洗い残しがあるとどうなるの?
日焼け止めが肌に残ったままになっていると肌トラブルの原因になることは紹介してきましたが、具体的にどうなるのでしょうか?
実は日焼け止めが毛穴に入ったまま残っていると、日焼け止めの油分などが酸化してしまいます。
酸化した油分が残っていると、黒ずみや肌荒れ、ニキビの原因に繋がります。
また、日焼け止めが化粧水や乳液などをはじいてしまうことで、肌にしっかり浸透せずに保湿ができなくなってしまいますよ!
結果として肌が乾燥して肌荒れを起こす場合や、化粧ノリが悪くなるど肌トラブルが起きてしまいます。
日焼け止めを落としたはずなのに、肌が乾燥する、つっぱる感じがすると感じる場合は日焼け止めの洗い残しが原因の可能性も!
日焼け止めを正しく落として肌トラブルを起こさないようにしていきましょう。
日焼け止めを落としたあとはしっかりスキンケアしよう!
日焼け止めを落ちしたあとは、しっかり保湿することが大切!
特に紫外線を大量に浴びたあとは専用のケアをしておかないと、シミやシワの原因に!
日焼け後におすすめのスキンケア方法を確認しておきましょう!
日焼け後のケアは72時間以内がベスト!
日焼け後のケアは72時間以内に行うべきだと言われているのをご存知ですか?
なぜ72時間以内なのかというと、お肌は紫外線を浴びるとシミの原因になるメラニンの増殖が始まりますが、メラニン生成のピークが、日焼けをしてから72時間後なんです。
日焼け後は出来るだけ早いケアが大切なので、夏場など日焼けが気になる時期には、帰宅後すぐにケアを始めましょう!
日焼け後のスキンケアの流れは?
日焼けしたあとのスキンケア方法の流れを簡単に確認しておきましょう♪
日焼けし過ぎた場合はとにかく冷やす
とても強く日焼けしてしまった場合は、赤くなったりヒリヒリすることがあります。
そのような場合はとにかくすぐに冷やしましょう!
自宅に帰るまで待たずに、帰宅途中の移動中にでもすぐに冷やし始めておくと効果的ですよ!
クレンジングをする
自宅に帰って肌が落ち着いていたら、日焼け止めを落としましょう。
先に紹介した方法で、日焼け止めのタイプ別にしっかり落とすことをおすすめします。
しっかり肌を保湿をする
日焼した肌は紫外線によるダメージを受けています。
肌は水分が足りていない状態なので、すぐにたっぷりと保湿しましょう!
日焼け後のアフターケアで使用する化粧品は「ビタミンC誘導体」が配合されたものがおすすめですよ♪
日焼け後の肌には活性酸素が発生します。
活性酸素はコラーゲンを破壊するほか、メラニンを生成してしまうため、活性酸素対策に良いのがビタミンCなんです♪
化粧水などで取り入れることにプラスして、ビタミンCが多く含まれている食べ物を食べるのもおすすめですよ♪
また、化粧水のあとは乳液やクリームなどで保湿仕上げをすることも忘れずに!
水分を飲んで体の中からしっかり保湿する
日焼け後の体は、実は肌だけでなく体の中にも水分が不足しているんです。
日焼した後、なんだかしんどい・・ということが多いのもこのため。
気付かないうちに脱水症状になっていることもあるので、日焼け後は普段より多めに水分補給をするようにしましょう。
水分はミネラルウォーターでもいいですが、スポーツドリングなどもおすすめですよ!
日焼けする季節におすすめの美白化粧品3選
【医薬部外品】CANADEL(カナデル)プレミアホワイト
CANADEL(カナデル)プレミアホワイトは、美白・保湿・肌あれ予防・角質ケア・マッサージという5つのケアを一気に叶える『 医薬部外品 』オールインワン美容クリーム。
薬用美白有効成分「ビタミンCエチル」を高濃度配合していて、濃いクリームなのに肌になじませると、とろけるように角質層までスーッと浸透。
有効成分が深く長くとどまって角質層内を満たします。
合成香料・合成着色料・パラベン・鉱物油・アルコールなどを使用していないので、肌にも優しい美白クリームです!
初回限定で半額でお試しできますよ♪
ホワイピュア薬用美白クリーム[医薬部外品]
ホワイピュア美白クリームは、トラネキサム酸(ブロック)とアルブチン(阻害)の2つの成分がシミ・そばかすを防ぎます♪
こだわりの天然成分も配合しているので、お肌に潤いを与えて肌を乾燥から守り、乾燥による小じわを目立たなくします。
化粧水、美容液を塗ったあとに使うのがおすすめです♪
LANTELNO(ランテルノ) ホワイトHQクリーム
ランテルノホワイトHQクリームは、紫外線のダメージを受けた肌を徹底ケアする成分を配合!
シミ対策に良い即効性が高い成分「ハイドロキノン」を高濃度の5%配合しているので、トラブルの原因に即効アプローチします。
他にもビタミンC誘導体、プラセンタ、幹細胞エキスなど贅沢に配合していて、日焼けした後のお肌におすすめ♪
注目のハイドロキノンクリーム 純ハイドロキノン5%配合 LANTELNO(ランテルノ) ホワイトHQクリーム 新規商品購入
【番外編】服についた日焼け止めの落とし方
日焼け止めを塗っていると洋服の襟首や袖口などに日焼け止めが付いてしまうことがありますよね。
ウォータープルーフの日焼け止めは特に油分が多く、普通の洗濯では落ちずにシミになることがあります。
油性の汚れと同じように洗う必要があるので、日焼け止めが付いてしまったらなるべく早く適切な対処をしましょう。
すぐに洗える場合には、液体洗剤や襟袖用のポイント洗い洗剤に5~15分つけ置きして軽くもみ洗いします。
あとは普通の洗濯と同様に洗濯機で洗います。
つけ置き洗いやポイント洗いで落ちない場合は?
つけ置き洗いをしても落ちないという場合には下記のような方法がおすすめですよ♪
ただし「絶対に落ちる」というわけではないので、参考程度に見ておいてください。
◆準備するもの
・クレンジングオイル
・中性洗剤(食器用洗剤や洗濯洗剤の液性表記が中性のものを使用)
【洋服の洗い方】
- クレンジングオイルと中性洗剤を1:1の割合で汚れ部分に付けます。
- 中性洗剤を泡立てるように指で優しく繊維に馴染ませます。
このとき、使わない歯ブラシがあれば軽くたたくようにして付いた日焼け止めを落としていきます。 - 汚れが浮いてきたらお湯ですすぎます。
入浴時より少し熱い40~50℃のお湯が汚れが落ちやすいです。 - 洗濯機に入れて普段通りの洗濯をします。
頑固なシミになっていなければ、洗濯後には汚れも落ちているはずです。
ただし、自宅で洗濯できないデリケートな洋服などはクリーニング専門のお店に頼むようにしましょう。
襟首に日焼け止めが付きやすく困っている方は、日焼け止めやメイクが乾いた最後にフェイスパウダーやベビーパウダーなどを付けることで洋服に付きにくくなります。
マスクをする方もパウダーを付けると日焼け止めやメイクがマスクに付きにくくなるので試してみてください。
まとめ
日焼け止めの洗い残しは肌トラブルの原因になります。
お風呂や蒸しタオルなどで温めてから落とすようにしましょう。
また日焼け止めはタイプに沿った落とし方が必要です。
なるべく早めに落とし、丁寧なクレンジングで肌トラブルを予防しましょう。