紫外線は肌の大敵。
浴び続けると、シミやシワ、タルミなど老化の原因になってしまいます。
紫外線から肌を守るためにUV対策をしたいところですが、
「紫外線対策はいつから始めるといいの?」
「効果の期待できる化粧品は?」
などと悩むこともあるのではないでしょうか。
今日は「紫外線対策を始める時期」と「おすすめのスキンケア化粧品」をまとめました。
紫外線は体に良くないのは知っていても、紫外線に種類があることはご存知でしたか?
まずは、紫外線について詳しく解説します。
紫外線って一体なに?
春うらら、心地よい春になると、日差しが気になりだし、「そろそろ紫外線対策をしたほうがいいかな?」と感じることもあるでしょう。
紫外線とは、目には見えませんが太陽から放出されている太陽光線のひとつです。
目に見える可視光線よりも波長が短く、地表に届く太陽光線の6%ともいわれています。
紫外線は4月から徐々に量が増え始めるため、4月には対策を始めるとよいでしょう。
紫外線が一番多くなるのは、その年の気候などにもよりますが、だいたい7月から8月となります。
特に10時から14時の間に1日の50%が降り注ぐため、最も注意が必要な時間帯です。
紫外線の波長は、性質によって3種類に分けられます。
UV-A 紫外線A波
生活紫外線ともいわれるUV-Aは、波長の長い紫外線であるため、長い時間をかけて肌に蓄積されて、肌の奥にまで届いてしまいます。光老化の原因はUV-Aと言われるほどです。
UV-Aは、細胞にダメージを与え、シミやシワの原因となってしまいます。
春はUV-Aの量がとても多くと言われています。
UV-B 紫外線B波
波長が短く、肌の表面を赤くしてしまいます(サンバーンともいいます)。
波長が短いぶん、A波に比べるとオゾン層や雲などに阻まれ、地上に到達する量は10%となります。
夏は年間を通して、UV-Bの量が一番多くなります。
UV-C 紫外線C波
オゾン層で阻まれ、地上には到達しない紫外線です。
夕方や夜の紫外線
夕方にも、量は減りますが、紫外線は降っていますので、対策は必要です。
そのうえ、夏は日が長くなるので、油断せずに、紫外線対策をしましょう。
「夜になれば紫外線はゼロになる?」と思う方もいるでしょう。
実は、夜でも紫外線は降り注いでいますが、量は昼に比べるとほぼ無いに等しいくらいなので、夜は紫外線対策の必要はあまりありません。
では、老化してしまうUV-Aを防ぐには、どんな日焼け止めを選べばいいのでしょうか?
A波を防ぐ日焼け止めを選ぶには?
日焼け止めのパッケージなどに「AP」という表記を見たことはありませんか。
APとはプロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)といい、A波を防ぐ効果のある数値を表します。+の数でA波に対する効果を確認できます。
AP+から始まり、最も効果が高いとされているのは、AP++++です。
では、日焼け止めは何月から使い始めるのがいいのでしょうか?
次は、日焼け止めを使い始める時期について、解説します
日焼け止めは何月から使い始めるのがベスト?
「紫外線対策はいつから始めるのがいい?」
「春と夏ならどちらから始めると肌にいいのだろう。」
そんな疑問が出てきますよね。
紫外線対策を始めるのが早すぎても、遅すぎても、肌に悪影響がありそうです。
紫外線は春夏秋冬にかかわらず、1年中降り注いでいます。
快晴の日を100と仮定した場合、曇りの日では60%、雨の日でも30%ほどは地上に届いています。
そのため、本来であれば日焼け止めは1年中使ったほうが安心です。
しかし「年中日焼け止めをつけるのはめんどうだな」という人は、4月から10月までの期間を特に意識して使うようにしましょう。
紫外線は4月ごろから徐々に強くなりはじめ、5月から8月にかけてピークを迎えます。
一般的に晴れの日が多い5月が、UV-Aがもっとも多く危険な時期だといわれています。
紫外線対策は4月から徐々に始めていくため、5月から8月までの期間は特にしっかりと行いましょう。
また日焼け止めクリームも、1年中同じものを使用するのではなく、紫外線の増える真夏の時期は効果の高い日焼け止めを使用することをオススメします。
紫外線の少ない秋や冬は軽めのものを使用するなど、時期によって使い分けるのがおすすめです。
使い分けることによって肌へのダメージをなくしつつ、紫外線対策が効果的に行えます。
では、日焼け止めはいつまで塗り続ければいいのでしょうか?
日焼け止めを塗る期間を解説します。
日焼け止めはいつまで塗ればいい?
夏も終わり、日差しも落ち着いてくる10月ですが、10月から2月にかけてはB波はかなり減少するものの、肌へのダメージが心配されるA波については、相変わらず降り注いでいます。
どのくらいの量であるかというと、大体真夏時の40%から70%に匹敵します。
秋は過ごしやすく、外出する機会も増えます。
いくら真夏よりも少ない量であるといっても、長時間外にいると、紫外線のダメージを受けてしまうのは間違いありません。
シワやシミなどの肌の老化によるトラブルの原因は、その80%が紫外線で決まります。
それは、老化によって減ってきたコラーゲンを紫外線が破壊し、さらなるダメージに繋がる恐れがあるためです。
雪が降る冬も、ウィンタースポーツなどで日に焼ける人も多いのではないでしょうか。
気温が下がったからと言って、油断してはいけません。
特に肌に深刻なダメージを与える可能性のあるA波については、しっかりと対策をしたいところですね。
対策時期が分かったところで、日焼け止めについて疑問がある人もいると思います。
「日焼け止めのSPFっていったい何?」
「SPFの数値が高ければ高いほどUVカット率は上がるのか?」
次は、その疑問にもお答えします。
日焼け止めのSPFってなに?
日焼け止めを購入するときに参考にするSPF○○という記載ですが、何だか知っていますか?
「数字が高いほうが効果があるということでは?」という考えは間違いではありませんが、正しく使用するために詳しく見ていきましょう。
SPFは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)で、B波の予防効果を表す数値です。
紫外線が肌に当たってから日焼けの症状が出るまで、個人はあるものの大体15分から20分だといわれています。
そこで、たとえばSPF30のクリームであれば、その時間を30倍遅らせることができるという意味です。
日焼けの症状が出るまでに20分の時間がかかる人が、SPF30の日焼け止めを使用した場合、20分×30倍で10時間は延長できることになりますね。
しかし、日焼け止めを朝1回塗れば、一日効果が持続するということではありません。
汗をかいたり、水に濡れたりした時にタオルで拭いたりすれば、当然日焼け止めは取れてしまいます。
そのため効果を持続するためには、こまめに塗り直すことが大切です。
「でも、日焼け止めって商品がたくさんありすぎて、どれを選べばいいかわからない」
「日焼け止めは白浮きして、化粧が不自然になる」
その気持ち、よーくわかります!
日焼け止めは使ってしまったら返品も出来ないし、選ぶのに一苦労ですよね。
なので、今回はおすすめの日焼け止めを紹介します。
ロベクチンプレミアムUVディフェンスがオススメ!
日焼け止めに配合されている、紫外線吸収剤や、エタノール、アルコールなどは、肌に刺激が強く、肌の乾燥を進める恐れがあります。
私も日焼け止めを塗って、顔が赤くはれてしまい、皮膚科に行ったことがありました。
そこで、医師から「紫外線吸収剤は、避けましょう」とはっきり言われたことがあります。
紫外線吸収剤って、紫外線を吸収し、熱エネルギーに変えて、肌から放出するんです。
そのときに、肌の水分まで逃がしてしまうので、肌の乾燥を増長させてしまいます。
【SPF50+ / PA+++】超低刺激だから日常使いのできる日焼け止めクリーム 【ロベクチン プレミアムUVディフェンス】は、紫外線を反射させる「紫外線散乱剤」使うことで、紫外線吸収剤を使わずに、紫外線対策が出来ます。
紫外線散乱剤は、紫外線吸収剤とは違って、物理的に紫外線をブロックします。
ただ、紫外線散乱剤を使っている日焼け止めは、色がとても白く、顔に塗った時に白浮きしやすいんです。
しかし!【SPF50+ / PA+++】超低刺激だから日常使いのできる日焼け止めクリーム 【ロベクチン プレミアムUVディフェンス】は、程よいベージュ色で肌になじみやすくすることに成功し、肌のトーンアップも見込めます。
アルコールやパラベンも入っておらず、生後6ヶ月以上のお子さんと一緒に使えるのも嬉しいですね。
では、紫外線を浴びた後はどんなケアをすればいいのでしょうか?
紹介します。
紫外線をあびた後のスキンケア商品の選び方は?
夏に向け、気温が上がるにつれて肌の露出が多くなってきます。
短期間の外出やベランダでの洗濯物を干すときでも、肌は紫外線を浴びて蓄積されていきますよね。
紫外線を浴びた肌は、乾燥し敏感になったり、肌内部で「メラニン」の生成がなされます。
メラニンは、肌に入ってきた紫外線を吸収し、細胞を傷つかないように守ってくれる役割がありますが、同時に、シミやソバカスの原因になってしまうこともあります。
アフターケアを行う時は、メラニンの生成を抑制してれくるスキンケア商品を選ぶとよいでしょう。
その時、肌の保湿を第一に選ぶことが大切です。
では、室内での紫外線対策はどんなものがあるのでしょうか?
日の当たらない室内だからと言って油断してはいけません。
詳しく解説します。
室内での紫外線対策
日差しが入ってこない室内でも、油断はできません。
UV-Aは、窓ガラスや薄いカーテンを通過して、多くの量が部屋の中へ入ってきます。
そんなときは、パッケージにPA+以上の表記がある日焼け止めを塗りましょう。
先ほども解説しましたが、PAはUV-Aを防ぐ効果を表し、「PA+」から「PA++++」までの段階があります。
窓に直接、UVカットフィルムを張る方法もオススメです。これなら、家具の日焼けも防げますね。
また、UVカット加工がされているサマーカーディガンや、レースカーテンもあります。
では、紫外線対策グッズってどんなものがあるのでしょう。
大きいサングラスはもう流行っていないし、選ぶのに迷ってしまいますよね。
次は、紫外線対策グッズを解説します。
紫外線対策グッズって?
紫外線対策には日焼け止めだけでなく、対策グッズも有効です。
レンズが透明なサングラスなども増えているので、おしゃれにUV対策をしましょう。
紫外線対策グッズには、以下の物があります。
ゴーグル | UVカットが出来る服 |
サングラス | スト-ル |
帽子 | 日傘 |
マスク | フェイスカバー |
これはほんの一例なので、自分に似合うUV対策グッズを探してみるのもオススメです。
紫外線対策グッズは、みんなどのようなものを使っているのでしょうか?
2018年5月に株式会社マクロミルが行った「紫外線(UV)対策に関する調査」で、以下のような結果になりました。
調査対象は20歳から69歳までの男女1,000人です。
みんな、紫外線対策は日焼け止めの他にもUVカットグッズも使っているようですね。
おしゃれなグッズを活用して、お肌をしっかり守りましょう。
次に、赤ちゃんの日焼け止めや紫外線対策について解説します。
赤ちゃんの紫外線対策はどうする?
「赤ちゃんの場合の紫外線対策は、何歳から?」
「小さいうちから、刺激の強い日焼け止めを顔につけたくない」
という保護者の皆さんも多いのではないでしょうか?
しかし、日焼け止め対策は赤ちゃんのうちから始めないと、シミやシワ、皮膚がんや白内障のリスクがぐんと増えてしまいます。
皮膚の薄い赤ちゃんにこそ、散歩の時や家の中での、紫外線対策は必要なのです。
紫外線対策として赤ちゃん用の日焼け止めを使ったり、ベビーカーをサンシェードでガードしたり、UVカット加工の服や、つばの広い帽子を使ったりしましょう。
でも、赤ちゃん用の日焼け止めって、ドラッグストアの売り場でも、3種類くらいしかおいていなかったりして、選ぶのが難しいですよね。
そこで、オススメしたい日焼け止めがあります。
アロベビーがオススメ
【1本で日焼け止め&虫除け対策】アロベビー 国産オーガニックUV&アウトドアミストという紫外線ケアができるミストをご存知ですか?
新生児の子供にも、日焼け止めとしてつかえて、虫の気になるアウトドアにも使えるミストです。
【1本で日焼け止め&虫除け対策】アロベビー 国産オーガニックUV&アウトドアミストはUVカットが出来るのですが、天然由来成分のみで出来ていて、合成紫外線吸収剤は使っていません。
多くのアウトドアスプレーに使われているディートという化合物は、【1本で日焼け止め&虫除け対策】アロベビー 国産オーガニックUV&アウトドアミストには入っていません。
【1本で日焼け止め&虫除け対策】アロベビー 国産オーガニックUV&アウトドアミストは敏感な赤ちゃんの肌にも安心して使えるんです。
では、紫外線対策は日焼け止めやUVカットができるグッズだけでいいのでしょうか?
食べ物で体の中から、紫外線対策をする方法を解説します。
食べ物やサプリで紫外線対策
紫外線対策は、食べ物で、体の中から備えることも大切です。
ビタミンAやビタミンC、ビタミンEが、肌に良いとされ、まとめて「ビタミンACE(エース)」と呼ばれています。
ビタミンACEがすべて入っているのが、トマト、ピーマン、イチゴ、さつまいもです。
トマトやピーマンは、夏場でも手に入れやすいのではないでしょうか?
肌にいい食べ物を積極的にとって、日焼けの対策をしましょう。
他にも、日焼けの防止をするサプリも薬局で購入できるので、オススメです。
まとめ
紫外線から肌を守るには、
日焼け止めをしっかりと塗ることや、紫外線に当たってしまった時は、アフターケアを念入りに行うことが重要となってきます。
紫外線のダメージは肌に蓄積され、数年後にダメージとなって肌表面に現れることもあります。
避けることはできない紫外線のリスクを将来に持ち越さないためにも、予防とケアをしっかりと行いましょう。