梅雨は湿気が多くなって、くせ毛のひとは髪が大変なことになりますよね。
梅雨の髪の広がりや、うねりは自分で解消できたらいいけれど、なかなか難しいんです。
でも、毎月美容院に行くのはちょっと、という人のために、今回は明日から始められる、梅雨の髪のうねり対策を紹介します。
そもそも、なぜ湿気が多いと髪はまとまらないのでしょうか。
まずは、湿度が高いと、髪にはどんな変化が出るのか解説します。
梅雨になぜ髪がうねるの?
5月半ばから少しずつ、梅雨の季節が近づいてきます。
くせ毛の人は、朝起きるたびに、爆発したような自分の髪を見て、洗面所でため息をついてしまいますよね。
梅雨は湿気が多くて、くせ毛さんには大敵の季節なのです。
なんで、湿気が多いと髪はうねったり、広がってしまうのでしょうか。
梅雨に髪が広がる対策について詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
まずは、髪が広がる理由を解説します。
水分のバランスが大きな原因
梅雨の時期の髪の広がりや、うねりは、髪の中の水分が増えることが原因です。
梅雨は髪がいつもよりも多く、空気中の水分を吸収して、髪の水分バランスが崩れることで、髪が広がったりうねりが出ます。
梅雨に、髪の広がりやうねりを抑えるには、地肌とキューティクルのコンディションを整えることが大切です。
しかし、うねりの原因は髪のダメージも関わってきます。
次は、髪のダメージの原因について詳しく解説します。
ダメージもうねりの原因になる
髪が受けてきたダメージも、髪のうねりや広がりの原因の一つですが、髪のダメージはどんなもので受けてしまうのでしょうか。
髪が受けるダメージの原因は、ヘアカラーやパーマの他に、以下の物があります。
- 紫外線
- ドライヤーやアイロン
- ブラッシング
- ヘアカット
- シャンプー
実は、日頃、何気なく行っているブラッシングも髪のダメージになります。
それどころか、太陽の光である紫外線も髪のダメージとして蓄積されるんです!
どうしてこんなに、髪はダメージを受けやすいのでしょうか?
次に、ダメージを受けやすい髪の構造について、解説します。
髪の毛の構造が関わってくる
髪の毛は、3層になっていることは、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
髪の芯のにあたるメデュラ、メデュラを包んでいるコルテックス、そして、一番外側のキューティクルの3層で、1本の髪の毛はできています。
キューティクルを保護するMEAというという脂質成分があり、MEAが、摩擦にさらされて、ダメージを受けることで、髪がパサパサになりやすいのです。
そして、傷ついたキューティクルの隙間から湿気が入ってしまうことも、髪のうねりや、広がりの大きな原因です。
では、髪のうねりや広がりを抑えるケアは、どんなものがあるのでしょうか。
梅雨の髪のケア方法を紹介していきます。
髪のうねりや広がりを抑えるケアは?
梅雨の雨に負けない、普段からできるうねり対策は、髪の補修とダメージ対策と言っても過言ではありません。
髪にうねりを作らないためには、髪を傷つけずに生活し、ダメージを補修すればいいのです。
しかし、髪にひとつも刺激を与えないとなると、紫外線を浴びる外出や、毎日のシャンプーすらやめなくてはいけません。
それは難しいので、今回はなるべく髪にダメージを与えないケアの仕方を紹介していきます。
まずは、基本のシャンプー前のブラッシングを解説します。
効果的なブラッシング方法は?
くせ毛に効果的なブラッシング方法の前に、まず髪に使うブラシの種類からこだわらなくてはいけません。
プラスチック製のブラシは髪との摩擦が強く、静電気が起きて、髪が広がりやすいので避けましょう。
ブラシは、髪に優しく頭皮に刺激が与えられる、豚やイノシシの毛でできたクッションブラシなどがオススメです。
そして、くせ毛の人は、根本ではなく毛先からブラッシングすることが大切です。
毛に癖がついていると、髪が引っ掛かり、途中で切れてしまう可能性があるので、注意しながら髪をとかします。
このとき、髪をとかすだけでなく、頭皮のマッサージも忘れないようにしましょう。
頭皮のマッサージはブラシをトントンと頭皮に軽くあてるだけで、充分な効果があります。
次は、髪の洗い方や、タオルドライの方法を解説します。
髪の洗い方や、タオルドライの仕方に注意しよう
まずは、意外と知らない、髪の正しい洗い方を解説します。
基本のヘアケアを丁寧にすることで、翌朝の髪に変化があるかもしれません。
シャンプーを選ぶときは、シャンプーのタイプをさらさら系ではなく、しっとり系を選ぶようにしましょう。
頭皮や髪を乾燥から守るシャンプーを使うことで、髪に受けるダメージが軽減されます。
次に、ヘアトリートメントは時間をおいてじっくり浸透させましょう。
このとき、熱いお湯で濡らしたタオルを絞って、髪を包むようにすると、更に効果があります。
食品ラップで髪を包んで、トリートメント中に浴槽につかるのも、オススメです。
タオルドライは髪を、ギシギシひっぱって拭くのではなく、ポンポンと水分をふき取るようにしてください。
最後に、洗い流さないクリームタイプのトリートメントやヘアオイルを使うことを忘れないようにします。
では、ドライヤーを使った髪の乾かし方の前に、梅雨の時期にオススメのトリートメントを紹介します。
梅雨の時期におすすめなシステムトリートメント
システムトリートメントのハリガネのようなダメージヘアも→するるるるんっ★【システムトリートメント】というものをご存知でしょうか?
ハリガネのようなダメージヘアも→するるるるんっ★【システムトリートメント】は、ダメージケアに特化した、2剤式のトリートメントです。
ステップ1のトリートメントで髪を柔軟にして、ステップ2のトリートメントでまとまりを髪に定着させます。
トリートメントを2回することで、新しいヘアケアを実現しました。
遠赤外線やスチーマーの必要は無く、お風呂場で簡単にダメージケアできます。
ハリガネのようなダメージヘアも→するるるるんっ★【システムトリートメント】は梅雨の時期の、まとまらない髪におすすめです。
次に、ドライヤーを使った、髪の乾かし方を解説します。
ドライヤーを使った髪の乾かし方
ドライヤーを使った正しいブローやドライの方法を解説します。
まずは、ドライヤーの風の向きですが、髪と水平にして、頭の上から風を当てましょう。
そうすることで、髪が広からずに落ち着いたスタイルになります。
テレビなどでよく見る、顔の正面方法から風を当てる方法は、髪が広がりますし、顔もドライヤーの風が当たって乾燥するので止めましょう。
梅雨の髪のうねりを抑えたいときは、ドライヤーの使い方にも気を配りましょう。
では、前髪が汗でうねる時は、どうしたらよいのか解説します。
前髪が汗でうねる時は
前髪が汗でうねる時は、どうしたらいいのでしょうか。
まずは、前髪が吸収する、汗の量を減らす方法を解説します。
顔に使える制汗剤を額にぬると、顔の汗が減って、前髪に汗がつかないので、オススメです。
額にベビーパウダーをはたくのも、前髪に汗が付きにくくなります。
セット方法は、アイロンが無い場合はドライヤーの前に前髪にスタイリング剤をなじませて、ドライヤーで髪を引っ張りながらセットする方法をとりましょう。
ただし、ドライヤーの汗で前髪を濡らさないように、ときどき冷風を当てて涼みながらヘアセットするようにします。
では、次に、くせ毛の強い味方の、ヘアアイロンを使ったセット方法について解説します。
ヘアアイロンを使ったセット方法は?
綺麗にくせ毛を伸ばすヘアアイロンの使いかたを紹介します。
まず、髪全体を6つほどにブロッキングして、まとめておきましょう。
次に、下の段のブロックから、ヘアオイルなどのスタイリング剤をなじませて、160℃位に温めたヘアアイロンで、まっすぐに伸ばします。
160℃前後の温度のアイロンで、一つの箇所に2秒以上ヘアアイロンを当てないように、短時間でまっすぐ伸ばすことが大切です。
くせ毛さんは、生え際の毛の根元からしっかり伸ばしましょう。
このとき、やけどをしないように注意してください。
前髪にヘアアイロンを使う時は、顔は前を向いてスタイリングしましょう。
下に顔を向けて、前髪にアイロンをかけると、前髪が前に出てしまいます。
では、次に、ヘアアイロンを長く使うためには、どんなものがオススメなのか解説します。
どんなヘアアイロンがおすすめ?
梅雨の時期は、ストレートヘアにしたくても、その日の気分によって、髪型は変えたくなりますよね。
1か月後は、髪型も変わっているかもしれないし、ずっとストレートヘアが好きである保証はありません。
その時に、髪をまっすぐにするだけのヘアアイロンでは、物足りなくなってしまいますよね。
ですので、、ヘアアイロンは、ストレートだけでなく、1つで様々なスタイルが作れるインフィニティスタイラーをオススメします。
インフィニティスタイラーは挟むことによってストレートアイロンとして使用できるだけでなく、本体を閉じて髪を巻き付ければ、カールアイロンとしても使えます。
閉じた状態でクシの部分で髪をとかすことも出来て、髪にボリュームを出すホットブラシとしても便利ですよ。
インフィニティスタイラーはストレートアイロン、カーリングアイロン、カールブラシを一つにすることで、スタイルの悩みを解決します。
では、せっかくセットした髪を崩さない方法はあるのでしょうか?
詳しく解説します。
セットした髪を崩さない方法は?
セットした髪を崩さない方法は、朝のスタイリング剤の選び方が重要です。
梅雨の時期は髪が広がる人、うねる人、ぺしゃんこになる人など、色々な人がいますが、スタイリング剤を的確に選ぶことで、ヘアスタイルは崩れにくくできるのです。
ストレートのヘアスタイルの場合は、アイロンなどでまっすぐにする前に、ヘアオイルで保護しましょう。
ヘアオイルで保護することで、髪の表面をヘアアイロンの髪ヤケドから守ります。
ヘアスタイルをセットした後は、髪にドライヤーの冷風を当てます。
冷風でヘアスタイルをキープしましょう。
そのあとに、髪にハードスプレーを掛けます。
スプレーは、頭から30センチほど離して掛けることが重要です。
前髪にかけるときは、スプレーが顔に掛からないように、顔をいらないチラシなどでガードしましょう。
では、外出先での広がった髪のおさめ方は、どのようなものがあるのか解説します。
外出先での髪のおさめ方
外出先で、髪が広がってしまったときは、髪にアウトバストリートメントをつけましょう。
梅雨時だけでも、ミニサイズのトリートメントを持ち歩くようにして、ケアを怠らないことが大切です。
髪が広がっていても、水を付けた手などで髪を撫でつけるのは止めましょう。
水で濡らして髪を抑えると、水が乾いた時にさらに広がってしまう可能性があります。
外出するときは、初めから広がりやボリュームダウン気にならないヘアスタイルの、まとめ髪などすっきりした髪型にすることもオススメです。
では、次は美容院の縮毛矯正のメリットやデメリットを紹介します。
縮毛矯正について
縮毛矯正って髪がサラサラになって、艶めストレートヘア―が実現できて素敵ですよね。
一度、縮毛矯正を掛けた髪が半永久的にまっすぐなのは、とっても魅力的です。
でも、美容院で縮毛矯正をかけたいけど、梅雨の時期だけ髪をまっすぐにしたい。
まっすぐになりすぎるのは、なんだかいやだ。
そんなひとには、縮毛矯正はハードルが高いのではないでしょうか?
縮毛矯正は、取りたくなった時に簡単に取れるものではないですし、取る時は、美容室に行かなくてはいけないので更にお金が掛かってしまいます。
縮毛矯正は美容院が品質保証してくれるといっても、2週間程度しか保証期間が無い美容院が多いのではないでしょうか?
縮毛矯正やストレートパーマのデメリットもよく理解し、セルフケアを上手に選んで、つやつやのストレートヘアを実現させましょう。
まとめ
梅雨の時期は、自分の髪と向き合えるチャンスが多い、いい機会だと思って過ごしましょう。
余りに髪が広がってしまうようだったら、いつでも髪を結べるようにヘアクリップやヘアゴムを持ち歩くことも大切です。
ヘアアイロンを掛けるときは温度は160℃くらいで、同じ箇所に2秒以上当てないようにしてください。