VIOラインのムダ毛処理をしたときに、黒ずみが気になることはありませんか?
でも、デリケートゾーンの黒ずみケアってどうしたらいいのでしょう。
黒ずんでいる場所が粘膜の部分だったら、なおさら対処に困りますよね。
「デリケートゾーンの粘膜の黒ずみケアって具体的にどんなことをすればいいの?」
「黒ずみは消せるの?」
そんな声が聞こえてきそうです。
黒ずみに悩まないために、デリケートゾーンの黒ずみケアの方法を紹介します。
そもそも、黒ずみってなんで出来てしまうのか知ってますか?
まずは、デリケートゾーンは身体のどの部分を呼ぶのか解説します。
デリケートゾーンとVIOラインは違う
デリケートゾーンは、女性器の粘膜部分を言います。
そして、VIOラインは、ビキニを履いた時の脚の付け根のVラインや、性器に沿った部分のIライン、お尻の穴のまわりのOラインの箇所をいいます。
よく、すべてをまとめてデリケートゾーンと言われることが多いのですが、デリケートゾーンとVIOラインは別物です。
つぎに、デリケートゾーンの黒ずみの原因を探りましょう。
デリケートゾーンの黒ずみの原因は?
Vラインや、性器に沿った部分のIライン、鼠径部からお尻のしたの箇所の黒ずみを、デリケートゾーンの黒ずみといいます。
人によっては、粘膜の部分が黒ずんでいるという悩みもあるのではないでしょうか?
黒ずみの原因は、以下のことがあげられます。
- 下着の締め付けや、自己処理による摩擦
- ホルモンバランスとターンオーバーの乱れ
- アトピーや敏感肌
過度な性行為や自慰行為が黒ずみの原因となってしまうこともあるようです。
これらのことが原因で、肌が刺激され、メラニン色素が沈着すると、結果として肌の黒ずみとなります。
その他にも、デリケートゾーンの悩みは痒みや、ニオイがあります。
では、やっかいな黒ずみは予防できるのでしょうか?
黒ずみを予防するためにできることは?
黒ずみの予防のために自分で出来る方法は、
- 下着や服を工夫し、ゆったりしたものを選ぶ
- デリケートゾーンをゴシゴシ洗わず、正しく洗う
- アンダーヘアの手入れを正しくきちんとする
- デリケートゾーンの保湿ケアをして乾燥を防ぐ
- 食事で肌の新陳代謝を整え、生活習慣を見直してターンオーバーを整える
- デリケートゾーンの脱毛などのムダ毛処理をして摩擦を減らす
- ナプキンやトイレットペーパーは質の悪いものを使わない
などがあります。
アンダヘアーは光脱毛や、レーザー脱毛で脱毛処理をするのも、黒ずみの原因である摩擦を減らすことになるのでオススメです。
汚れやニオイ、ムレ対策にはデリケートゾーンに使えるウェットシートを使うことも大切です。
つぎに、膣の保湿ケアは必要なのか解説します。
膣の保湿ケアは必要?
「VIOラインの他にも、膣まわりのケアをすることも大切です。
膣の粘膜は潤ってなければいけないので、お風呂上りは真っ先に膣のケアやマッサージをして萎縮と乾燥を防ぎましょう。
オイルは膣の粘液と、親和性のあるものを使えば、オイルを使って膣をケアできます。」
というネットの情報もありますが、実際はどうなのでしょう。
結論としては、膣の中に指を入れてケアすることは感染症などのリスクがあるため、オススメしません。
膣の中は、自浄作用が働いているので、膣に細菌が入って、繁殖することを防ぎます。
膣の中に指を入れてオイルなどを塗ることで、膣の自浄作用がうまく働いてくれない可能性が出てきてしまうのです。
では、膣以外のデリケートゾーンはどうケアすればいいのでしょう?
まずは、市販のオイルを、デリケートゾーンに塗るときの注意点をお話しします。
デリケートゾーンに市販のオイルは使えるの?
デリケートゾーンのケア用品を買って後悔しないために、明確にすることは、何を優先して解消したいのかということです。
市販のアルガンオイルやソンバーユなどの馬油、バイオイルはデリケートゾーンに向いているか疑問がある人もいると思います。
バイオイルの場合は、香料の他に着色料が入っていて、さらに黒ずんでしまう可能性があるのです。
市販薬は、ニキビや傷あとのケアは出来ますが、デリケートゾーンのケアにはオススメできません。
黒ずみにはヨーグルトを塗るといいというネットの噂もありますが、効果は望めません。
では、どんなグッズを使ってケアすればよいのか解説します。
乳液やクリームを使ってデリケートゾーンをケアする
デリケートゾーンケアの乳液やクリームは、選ぶときに、毎日つけるものだから、肌に優しく予算に合うものを第一に考えることが大切です。
- ハーバルラビット
- ヴィエルホワイト
- ホワイトヴェールディープクリアジェル
- ビーグレンQusomeホワイトクリーム1.9
- アンプルール ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110
- イビサクリーム
ネットで検索すると、以上の物がデリケートゾーンケアが出来るグッズとして出てきます。
含有成分が多いから良いわけでは無いので、美容成分が配合されているものを優先的に選びましょう。
厚生労働省に認められた、医薬部外品ならもっといいですね。
美白の即効性が高いものは、医薬品の部類になってしまうので、処方箋が必要で、医師から診察してもらわなくてはいけません。
デリケートゾーンだけでなく、乳首の黒ずみケアにも使えるクリームもあり、価格は4,000円~のものが多いようです。
では、どんなクリームがいいのでしょうか?
オススメのクリームを紹介します。
デリケートゾーンにはイビサクリームを
デリケートゾーンケアのクリームは、イビサクリームがおすすめです。
イビサクリームは、有効成分のグリチルリチン酸のほかにトラネキサム酸が配合されていて、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果があります。
デリケートゾーンの黒ずみをイビサクリームでケアするときに、イビサクリームが塗れる場所を、詳しく知りたいですよね。
イビサクリームの小陰唇への塗り方は、どうしたらいいのでしょうか?
イビサクリームはデリケートゾーンの粘膜の部分に塗ることを、禁止しています。
電話で販売元に問いあわせたところ、「粘膜部分は避けてお使いください」と回答をいただきました。
ネットには、粘膜部分でも、注意して使えば使用できる。沁みないので大丈夫。という情報もありますが、間違いのようです。
きちんと使い方を守って、使用しましょう。
イビサクリームについてもっとよく知りたい人はこちらの記事も読んでみましょう。
では次に、デリケートゾーンを洗う時はどんなことに注意するかを解説します。
デリケートゾーンを洗う時は?
デリケートゾーンを洗う石鹸は、Iラインの粘膜にも使える石鹸やボディーゾープを選び、重曹、スクラブで洗うのは止めておきましょう。
重曹は、黒ずみには効果は薄く、スクラブは黒ずみを悪化させる可能性があります。
手でなでるようにやさしく洗い、洗い流すときはぬるま湯で肌にダメージを与えないようにします。
ジャムウ石鹸なら、泡をデリケートゾーンに置いておく、泡パックをして効果を高めましょう。
そして、石鹸は界面活性剤が入ったものは避けましょう。弱アルカリ性がベストです。
では黒ずみは、皮膚科や美容クリニックでケアできるのでしょうか?
皮膚科やクリニックのケアの仕方を紹介します。
黒ずみを皮膚科や美容クリニックでケアする
黒ずみは、皮膚科や美容クリニックでもケアできます。
しかし、皮膚科で処方されるハイドロキノンや、トレチノインは、併用しないと効果が薄く、副作用のリスクもあるので注意が必要です。
保険適用外の処方になり、軟膏などの薬の費用だけでなく、診察の費用も掛かることを忘れないようにしましょう。
美容クリニックのレーザー治療は、治療するまでに一連の流れがあります。
カウンセリングをした後に、レーザー照射、次にアフターケアという流れです。
希望したその日のうちにすぐ施術してもらえる、という可能性はとても低いということが分かりました。
黒ずみを除去する場所によってレーザーの種類や治療費が変わり、自由診療なので、治療費の平均がうまく出せません。
クリニックがある地域によっても、費用の平均が違いますしね。
黒ずみ解消の最終手段として、美容クリニックで治療することをオススメします。
では、かゆみなどが治まらなかった場合はどうしたらよいのか解説します。
痒みやにおいが収まらない場合は
ケアをしても、赤みがあったり、痒みやにおいが収まらなかったら医師に診てもらいましょう。
産婦人科は緊張するという意見もありますが、医師にも看護師さんにも気を遣う必要はありません。
恥ずかしくても、身体の異常を発見できるなら、我慢してでも見てもらうことをオススメします。
子宮頸がんの検診と一緒に診てもらえますので、痒みやにおいが気になる場合は婦人科に行ってみましょう。
まとめ
デリケートゾーンの粘膜部分の黒ずみは、肌のターンオーバーを整えることで、予防できることが分かりましたね。
出来てしまった黒ずみは、すぐに消すとなると美容クリニックでの治療が現実的なようです。
黒ずみは日頃のケアで予防することをオススメします。