いきなりですが、デリケートゾーンの洗い方はきちんと知っていますか?
「デリケートゾーンを正しい方法で洗っている」という自信がある女性は、少ないのではないでしょうか?
「そもそも、デリケートゾーンってどうなっているの?」
「私は正しい洗い方で、きちんと洗えてる?」
そんな疑問を持つ方もいますよね。
私たちは、デリケートゾーンの洗い方をきちんと知らないのかもしれません。
正しい洗い方を知って、今日からもっと清潔になりましょう!
では、洗い方から図解を交えて紹介します。
デリケートゾーンの洗い方は?
デリケートゾーンの黒ずみやニオイ、痒みのケアは、デリケートゾーンを正しく洗うことから始まります。
自分のデリケートゾーンを、鏡で見ながら洗うのが一番だというネットの情報もありますが、なかなか難しいですよね。
デリケートゾーンは石鹸をよく泡立てて、優しく洗い、シャワーを使ってしっかり流しましょう。
事前に大まかに汚れを落としてから、デリケートゾーンが洗える石鹸をよく泡立ててV→I→Oラインの順でゴシゴシ洗わずに、指の腹でビラビラしているしわの隙間まで洗うことが大切です。
35℃~37℃のぬるま湯で洗い、外陰部はとくに優しく洗うなど、においの対策を忘れないようにしましょう。
では、膣内を洗いたいときはどうしたらいいのか解説します。
穴の中まで洗いたいときは
デリケートゾーンを洗っているときに、「膣内まで洗う?洗わない?」という質問がある人もいると思います。
膣内は自浄作用されているので、石鹸でゴシゴシと洗う必要はありません。
それどころか、石鹸を使って、指で膣内を洗うことで、病原菌や化学物質が体内へ入るリスクがあるのです。
どうしても気になって、膣内まで洗いたいときはドラッグストアで売っているビデシャワーを使って、中を洗浄することをオススメします。
ビデシャワーは、お湯を入れて再利用などは、感染症のおそれがあるので、絶対にしないようにしましょう。
次に、間違った洗い方をするとどうなってしまうのか、紹介します。
間違った洗い方をするとどうなる?
デリケートゾーンをきれいにしたいからと言って、つい洗いすぎてしまうと、大事な善玉菌まで洗い流してしまう恐れがあります。
洗いすぎることによって、皮膚の善玉菌より悪玉菌が増えてしまい、デリケートゾーンからいやなニオイがしてしまうこともあるのです。
トイレのたびにビデシャワーを使うのも、洗いすぎの原因となるので注意しましょう。
妊娠中にデリケートゾーンや膣内を洗う時は、先に医師に相談することを忘れないでください。
では、小さい女の子のデリケートゾーンはどうやって洗えばいいのか解説します。
子供のデリケートゾーンの洗い方は?
女の子のパパやママは、女の子に女性器をどう教えるか悩みますが、トイレの後の拭きとり方のように、デリケートゾーンの扱いもきちんと教えなくてはいけません。
赤ちゃんの場合は、女性器の入り組んだ構造に注意して、おむつ換えの時などにガーゼや綿棒とビデシャワーを使って拭きましょう。
ビデシャワーを掛けながら、ガーゼや綿棒で優しくふき取るのです。
最後にベビーオイルを塗って保護しましょう。
自分で洗える子供の場合は、お父さんやお母さんが、しっかりと石鹸を泡立ててから洗うように見守ることが大切です。
泡が残っているとかゆみやニオイの原因になるので、きちんと洗い流すように手伝いましょう。
次に、デリケートゾーンにおすすめの石鹸はどんなものがあるのか、紹介します。
デリケートゾーンにおすすめの石鹸は?
デリケートゾーンを洗うときのおすすめの成分の選び方は
- 界面活性剤の入ったものは止めておく
- 弱アルカリ性の石鹸で肌の汚れを優しく落とす
この2つが重要になります。
ネットには弱酸性のボディーソープを使うことをオススメするサイトもありますが、弱酸性のボディーソープは高確率で界面活性剤が配合されているので注意が必要です。
デリケートゾーンを洗うなら、ハーブが配合されているジャムウ石鹸がおすすめです。
ジャムウ石鹸は、ドラッグストアでも手に入れることが出来るので、気になった人は使ってみてはいかがでしょうか?
デリケートゾーンの石鹸についてもっとよく知りたい人には、こちらの記事もオススメです。
しかし、ドラッグストアでは購入しづらいという人もいると思います。
そのため、今回はネットで購入できるイビサソープ&デオドラントを紹介します。
イビサソープがおすすめ
イビサソープ&デオドラントのメリットはネットで購入できるだけではありません。
デリケートゾーンを洗う時に必要な泡が、ポンプを押すだけで出てくるので、泡立てネットを使う必要も無いのです。
他にも、体臭や汗のにおいを防ぐだけではなく、ニキビの予防もできます。
イビサソープ&デオドラントは厚生労働省に定められている、医薬部外品なので安心して使えますね。
イビサソープ&デオドラントの購入は、セットになった集中ケアコースがおすすめです。
イビサデオドランドは、わきがや、皮膚汗臭、制汗に効能があり、ワキの下だけでなく、デリケートゾーンのケアにも使えます。
デリケートゾーンケアができるソープって、みんな使っているものなのでしょうか?
次に、デリケートゾーンケアができるグッズの人気について、解説していきます。
デリケートゾーンケアができる石鹸の人気
薬事法ドットコムマーケティング研究所調べによると、デリケートゾーンのケア商品についてアンケートをとったところ以下のような結果になりました。
薬事法ドットコムマーケティング研究所調べ
アンケートに回答した女性が、一番多く使用したことがあるデリケートゾーンのケアグッズは「ふき取りシート」で、約1.6割の人が使用した経験があるようです。
一方、デリケートゾーンが洗える液体ソープは、使ったことがある人は1割に満たないのですが、半数以上の人が使ってみたいと考えているようです。
液体ソープを使って、デリケートゾーンを洗いたい人って、結構いるんです。
次に、デリケートゾーンを洗った後にすることを、解説します。
デリケートゾーンを洗った後にすることは?
デリケートゾーンを洗った後にすることは、黒ずみケアのクリームや美容液、保湿のためのクリームを塗るのを忘れないようにしましょう。
保湿せずに乾燥してしまうと、顔のようにしわが出来やすくなり、出来たしわに汚れや尿が溜まって、ニオイが発生してしまいます。
それだけでなく、保湿せずにいると、感想や摩擦によって黒ずみが濃くなる可能性もあるんです。
黒ずみのケアに使えるクリームについては、次の記事も参考にしてください。
次に、更にケアをしたいときは、どんなことをすれば良いのか解説します。
更にケアをするときは?
デリケートゾーンの洗浄や保湿の他にできることは、脱毛して、デリケートゾーンが蒸れすぎるのを防ぐことです。
必要なら家庭用の脱毛器も使いましょう。
VIOラインの除毛をすれば、ニオイの原因である蒸れの防止や、ムダ毛による摩擦が予防でき、においや黒ずみのケアにつながります。
他にも、アンダーヘアを切ることで、汚れが付く事の予防にもつながります。
次に、デリケートゾーンのトラブルの原因はいったい何なのか解説します。
デリケートゾーンのトラブルの原因は?
汚れやニオイの原因
デリケートゾーンは通気性が悪いので汗などでムレやすく雑菌が繁殖しやすいことや、構造的に汚れが溜まりやすいことと、ニオイがしてしまうことがあります。
溜まった汚れを恥垢(ちこう)といい、恥垢には痒みの原因である雑菌が多く繁殖しているのです。
デリケートゾーンを洗うということは、恥垢を洗い落とすということです。
他にも、免疫力が弱ったりすると、においがきつくなる女性も多いようなので、健康にも気を付けましょう。
では、次にデリケートゾーンの黒ずみの原因を解説します。
デリケートゾーンの黒ずみの原因
Vライン周辺の黒ずみや、Iライン周辺の性器に沿った部分の黒ずみ、鼠径部からお尻の下あたりのOラインの黒ずみの原因は、摩擦で肌が擦れることによるメラニンの生成です。
肌にメラニンが生成されて、ターンオーバーがうまくいかないと、メラニンが排出されずに黒ずんでしまいます。
次は、黒ずみの対処法をお話しします。
黒ずみの対処法
VIOラインの黒ずみの対処法は、
- VIOの保湿をたっぷり行う
- 質の悪い生理用品やトイレットペーパーは使わない
- 下着や衣類の圧迫による摩擦を避ける
- 汚れやニオイにウェットシートを活用する
- お風呂でゴシゴシ洗わない
など、黒ずみケアのクリームで保湿することが大切です。
含有成分に有効成分が配合されているものを選び、何を手入れし、優先して解消したいのかをはっきりさせておきましょう。
価格の相場は4,000円台からが多いですが、含有成分は種類が多ければ、良いものという訳ではありません。
薬用と書いてある商品は、厚生労働省に定められた医薬部外品なので安心して使えます。
Vゾーンのケアが出来るエステもありますので、参考にしてみてはいかがでしょう。
デリケートゾーンのセルフケアについてこちらの記事も参考にしてみてください。
ここまで話を聞いて、デリケートゾーンとVIOって何が違うのか気になりますよね。解説していきます。
デリケートゾーンとVIOの違いは?
VIOラインとデリケートゾーンをまとめて、デリケートゾーンと表現するウェブサイトもありますが、この二つは別物です。
Vラインは、身体を前から見た時の脚の付け根で、Iラインは性器のまわりの皮膚、Oラインはお尻の穴のまわりです。
そして、デリケートゾーンは女性器の粘膜の部分を言います。
VIOラインの黒ずみは、保湿やターンオーバーを活発にすることでケアできますが、デリケートゾーンの粘膜部分の黒ずみは、美容クリニックの手術で無ければ、完全に無くすことは難しいでしょう。
次に、VIOに痒みや違和感があった場合はどうしたらよいのか、お話しします。
病気だと思ったら?
デリケートゾーンやVIOラインは皮膚トラブルが発生しやすい場所です。
もし、痒みや違和感があったり、できものが出来てしまったら、病気や感染症のおそれがあります。
我慢しても、症状が悪化する可能性が高いので、すぐに病院に行くことをオススメします。
石鹸でいくら洗っても、感染症の病原菌は洗い落とせません。
まとめ
デリケートゾーンを洗うのは界面活性剤の入っていない、弱酸性のボディーソープがおすすめです。
しかし、界面活性剤なしの弱酸性のボディーソープはなかなかありません。
そのため、洗うときは界面活性剤が入っていない、弱アルカリ性の固形石鹸がオススメです。
デリケートゾーンは、石鹸の泡をたっぷり立てて、前から後ろへ洗いましょう。