
1年に1番チョコレートが売れる日といえばバレンタインデーです。
恋人や気になる人、家族や友達にチョコレートをプレゼントする方が多いかと思います。
職場の人にはバレンタインチョコをあげていますか?
社員全員に手作りをあげている方もいれば、何もあげない方もいます。
バレンタインチョコを職場の人にあげないのは、良くない事なのでしょうか?
この記事では職場の人にチョコレートをあげるべきか、あげないべきかを考えてみました。
また、チョコレートをあげる際の職場でのバレンタインマナーも紹介します。
まずはバレンタインの由来から解説してきます。
バレンタインの由来
バレンタインの由来となったのは西暦3世紀のローマの出来事です。
皇帝クラウディウスは戦争に出たがらない若者たちに困り果てていました。
若者たちが戦争にでたからないのは、自分の家族や愛する人たちから離れたくないという理由だと確信した皇帝クラウディウスは、結婚を禁止にしてしまいました。
ところがキリスト教司祭であるウァレンティヌス(バレンタイン)は、そんな気の毒な兵士をみかねて、皇帝クラウディウスには内緒で結婚をさせていたということです。
やがてその噂が皇帝クラウディウスの耳に入り、ウァレンティヌス(バレンタイン)にローマの宗教を改宗させようとしましたが、ウァレンティヌス(バレンタイン)はそれを拒否したので、西暦269年2月14日に処刑されてしまいました。
この為キリスト教徒にとって、2月14日は恋人たちの日になりました。
バレンタインデーという名前のきっかけとなった「バレンタイン」とは、若者たちの愛を救ったキリスト教司祭のウァレンティヌスのことを指していたんですね。。
職場の人にはチョコレートをあげるべき?あげない?
バレンタインデーでは恋人や家族だけでなく、職場でもチョコレートを上げている人も多いですよね。
しかし、自分の勝手な判断で職場でチョコを配るのはやめておきましょう。
まずは職場の女性社員に社内でのバレンタインのルールを聞いてみましょう。
毎年あげている、社内でのバレンタインは禁止、といったルールがあるかもしれません。まずは職場のルールに従うということがとても大切ですよ。
受け取る側も、チョコレートや甘いものが苦手だったり、経済的に余裕がなくてお返しが負担になるなど色々な事情があるかもしれないので、なかなか難しい問題です。
女性の中には、職場の人にはチョコレートをあげないと決めている人もいるので、必ずあげなければならないというわけではありません。
周りの雰囲気を考慮しながら、自分で判断しても全く問題はないでしょう。
職場のバレンタインマナー
日頃の感謝を込めてせっかくチョコレートを渡したのに、受け取る側や社内の誰かが嫌な思いをするのはとても残念です。
そうならない為にも、職場のバレンタインマナーに気をつけてチョコレートを渡しましょう。
お手頃な値段の物をあげる
職場のバレンタインの1人当たりの相場は500円〜1,000円が主流です。
職場の人にあげる物はあまり高額だと受け取る側の負担になってしまいます。
感謝の気持ちを伝える意味もあるので安すぎず、高すぎない物をあげるのが良いでしょう。
全員にあげる
職場の人にバレンタインチョコを渡す場合に大切なのは、下記のような点です。
・チョコの配り忘れをしない
・チョコを貰えないという人がいないようにする
人によっては大きさが他の人と違ったり、自分だけもらえなかったりすると、不満に思われる可能性もあるので注意して下さい。
日頃の感謝の気持ちを込めてあげるのに、嫌な思いをさせてしまっては意味がありません。
最悪、仕事上の付き合いに支障が出てしまうかもしれません。
人数が多い場合は、各部署にひとつ、小分けにされたチョコレートやお菓子の詰め合わせをあげたり、大箱のものを自由に食べてもらうよう工夫するのも良いです。
他の女性社員と相談する
職場のバレンタインは、男性社員だけではなく、一緒に働く女性社員への気遣いも必要になります。
他の女性社員の人に自分なりに気をつかったつもりでも、自分で率先してバレンタインの準備をしてしまうと「抜け駆け」だと思われてしまう可能性もありますよ!
バレンタインの話になったら
・今まではどのようにしていたかを聞く
・自分が手配をすると提案してみる
というようにした方がいいです。
まずは女性社員の先輩に相談してみましょう。
最近では、職場の女性同士や、中には女性の先輩たちにもバレンタインチョコをあげるというケースが増えています。
日頃の感謝を込めて、女性社員にもバレンタインチョコをあげてみてはいかがでしょうか。
社長や上司には差をつけるべき?
社長や上司に対して、他の同僚や部下と同じ金額のチョコレートではまずいと思う方多いのではないでしょうか。
バレンタインが原因で、もらった人同士の関係が悪くなってしまわないよう、相手の立場を考えてあげることも必要です。
金額に差をつけるよりかは、同じくらいの金額でお酒が好きならウイスキーボンボン、ゴルフをよくやるのであれば、ゴルフボールの形をしたチョコレート。
趣味を反映させてあげるのもひとつの手です。
まとめ
バレンタインデーは元々恋人に何かをあげるというイベントです。
無理に職場の人にあげる必要はありません。
あげる際には、職場のバレンタインマナーを守り、受け取る側と自分もいい日になるよう、バレンタインを楽しみましょう。