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大学生ともなるとアルバイトをして、自分でお金の管理をする機会が増えますが、他の大学生はどのような風な金銭感覚を持っているか参考にしたいですよね。

しかし、友達に「毎月の生活にどのくらいお金を使うの?」というような話を気軽に行いにくいです。

そこで、大学生、特に10代の金銭感覚について紹介していきますので、自分の金銭感覚と比較しながら確認してください。

大学生|10代の金銭感覚の意識調査を紹介


まずは一般的に大学生の金銭感覚やお金への意識がどのようなものか見ていきましょう。

SMBCコンシューマーファイナンスグループが、10代(15~19才)の金銭感覚の意識調査を行ってくれているので、そちらを参考にして紹介させてもらいます。

http://www.smbc-cf.com/news/news_20200402_972.html

10代の収入事情

まずは10代が毎月どのくらいの収入があるのかを確認していきましょう。

10代の収入の平均は17,095円で大学生に絞ると35,897円となっています。

この収入には、アルバイトやお小遣い、フリマアプリなどで独自に稼ぐの総合の金額ですので、奨学金や学資ローンは含まれません。

また、大学生でお小遣い以外の収入がある人の割合は65.6%となっているため、大体3人に2人はアルバイトなどで収入があるようです。

学生が1か月に使う金額

10代が1か月に使うお金の平均は8,890円で、大学生の平均は20,144円です。

収入に対して使う金額の方が少ないため、比較的貯金にまわすゆとりがあるということが分かりますね。

また、学生がお金を使い先として人気なものは、以下のような項目があります。

1位 ジュース・お菓子
2位 食事
3位 趣味
4位 ファッション・コスメ
5位 ゲーム

お菓子や食事など、毎日の生活に必要なものにお金を費やす人が多いようですね。

ちなみに、女性に限るとファッションやコスメを使い先に選ぶ人が1番となっています。

貯金をしている割合

大学生の貯金を行っている人の割合は、57.3%で全体の半数以上が貯金を行っています。

また、平均の貯金額は以下の通りです。

大学生全体 191,200円
大学生(収入なし) 168,150円
大学生(お小遣い以外の収入あり) 187,309円

貯金の目的としては、「買いたいものがある」や「将来のため」というものが多いです。

奨学金を利用している人の割合

奨学金を利用している人の割合は34.8%で、これから利用しようと計画している人は11.0%となっています。

上記のふたつの項目を合わせると45%を超えるので、約2人に1人の割合で奨学金を利用していることになります。

利用者のほとんどが授業料の支払に活用しているので、生活費を除いて自分のために活用している人はほぼいません。

大学生が金銭感覚の違いに驚いた場面とは


大学生ともなると、自分のお金で友達と遊びに行くことも多いですが、そのときに友達の金銭感覚の違いに驚く場面もあります。

金銭感覚は高校生までの家庭環境や仕送りの金額などで大きく異なるため、自分とは大きく異なることも珍しくありません。

ここでは、どのような違いに驚く人が多いのか具体的な場面を紹介していきます。

ランチ代にお金をかけている

友達とお昼ご飯を食べに行く機会は大学に入ってから増えますが、ランチ代に費やす費用の違いに驚くケースがあります。

人にもよりますが、大学生のランチ代としては1000円以内に収めることが多いですが、中には3,000円以上、5,000円近い金額のお店に行く人もいます。

このような人は、小物や日用品など、身の回りのものにもお金を欠けているケースが多いので、一緒にご飯を食べるときには気を付けましょう。

洋服代にお金をかけている

女性に多いですが、洋服代にお金を費やす人もいます。

毎日大学で着ている服が違う友人の場合、月の洋服代が10万円を超える可能性もあります。

一緒に買い物に行くと、かごいっぱいに服を詰め込み驚いてしまうかもしれませんが、自分の買い物に影響されないよう気を付けてください。

遊び代が大きい

外での遊びに費やす費用が高い人もいます。

例えば、カラオケや飲み会など、1回あたりの金額がそこまで少額ではない遊びを、毎週のように行っている人は、月の遊び代がばかにならない金額になります。

このような友達がいると、急に遊びに誘われて想像以上に大きな出費をしてしまう可能性があるため注意が必要です。

金銭感覚は育った環境の影響が大きい


ある先ほども簡単に紹介しましたが、金銭感覚は育った家庭の環境や親の影響が大きいです。

特に毎日外食をしたり、家族が趣味やファッションに過剰にお金を費やしている場合、子供も同じような金銭感覚になってしまうケースがあります。

ただし、人によっては家族のお金遣いの荒さに嫌気が指して、反面教師的にお金の管理がしっかりすることもあります。

持ち物や何気ない買い物から、友達の金銭感覚を把握することができるので、遊びや食事に行く前に確認しておくことがおすすめです。

金銭で人間関係の悩みがある学生もいる


金銭感覚の違いのせいで、人間関係に問題が起きてしまう学生も少なくありません。

お金の価値観の違うと、遊びに行っても素直に楽しむことができず、お互いに変に気を使ってしまったり、相手から怒られてしまったりすることもあります。

収入を急に増やすことはできないので、友達に無理に合わせられないケースも多いです。

金銭感覚があまりにも違いすぎる場合は、距離を置いた方がよいこともあるので、事前に把握しておくことも大切です。

バイトをしたくてもできない

友達と遊ぶためにバイトをしてお金を稼ぐ大学生もいますが、だれでもバイトができるわけではありません

家族からバイトを禁止されていたり、サークルや部活、習い事などに時間を取られてしまって行えなかったりする人もいます。

友人がお金がなく遊びにいけない場合でも、事情を把握してあげてあわせることも必要かもしれません。

金銭の貸し借りでのトラブルもある

遊ぶお金がないからといって、友達からお金を借りるケースもありますが、返済時にトラブルに発展することもあるためおすすめできません。

大学生の金銭の貸し借りは、口頭で行われることがほとんどですが、「期日を過ぎたのにお金を返してくれない」、「返ってきた金額が違う」と、数字が違いトラブルになってしまうのです。

基本的には、お金の貸し借りはせずに、どうしても必要な場合はLINEやSNSに内容を送信してお互いで確認しておきましょう。

まとめ


大学生ともなるとバイトをして自分でお金を稼いでいる人が半数を超え、自分でお金の管理をしているようです。

しかし、親や家庭での金銭感覚のままお金の管理をしている人も多く、一般的な価値観とずれていることもあります。

自分の意思でお金を使うようになったら、まずは正しいお金のリテラシーを身に付けて、お金や人間関係でトラブルに発展しないようにしてください。

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