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突然ですが、みなさんは「キャッシュレス」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

キャッシュレスで減税とかなんとか聞いた気がするなぁ。

おっ、そうです、そうです。

なんと言っても現金が一番だよ!

・・・!

だってあれって借金なんじゃないの!?

・・・!!

カードとかスマホとかのやつでしょ1?苦手だよ!なんか怖いもん!

・・・!!!

・・・はい、そうですよね、そう言いたいのもわかります。

日本人は昔から現金主義なところがあって、まだまだキャッシュレス化に抵抗があるんですよ。

これまでのように現金で何不自由なく生活してきたのに、急に「キャッシュレスの時代だからカードを作って利用してください。」なんて言われても困りますよね。

たしかに、「未知なもの、未体験のものは受け入れたくない。」という反応はごく自然なことなので決して悪いことじゃありません。

ところで、2019年10月に消費税が10%まで引き上げになる予定ですよね。

それに伴ってキャッシュレス決済をすると商品によってはポイントが2%~5%還元される事業を政府が発表しました。

ポイント還元の背景にある狙いは以下の2点のようですね。

  • 増税が原因で消費が落ち込むことを回避すること
  • 2020年東京オリンピックに向けてキャッシュレスを普及させ、2025年の大阪万博までにはインフラを整備したい

これには既に賛否の声があるようですがそれはさておき、考え方によってはキャッシュレス決済するだけで2%~5%も還元されて、実質消費税5%~8%でお買い物できるのですからきちんと使い方さえ覚えればお得に使えると思いませんか?

実際に、避けられない事実としてキャッシュレス化の波は急激に加速しているんです。

そこで、まずはキャッシュレスについてざっくり説明していきたいと思います。

みなさんもご存知「クレジットカード」、まだまだ馴染みがなく知られていない「デビットカード」。

コンビニや交通系ICカードなど生活に身近な「電子マネー」、2018年の年末にCMやキャンペーンで急速に認知された「スマホ決済」。

キャッシュレスといっても、たくさんの種類がありますのでひとつひとつわかりやすくご紹介していきますね。

また、これら様々な種類のカードの中でも意外にもまだまだ知られていない「デビットカード」が、真面目で堅実な性格の日本人に合っているのではないかという事をお話ししますので理解していただければいいなと思います。

まずは「キャッシュレス」というものについて一緒に学んでいきましょう。

そもそもキャッシュレスとは?

キャッシュレスって、現金を使わないで買い物したりするってことぐらいはわかるけど、それがどうしたの?

そのとおり!キャッシュレスの言葉の雰囲気は皆さんご存じですよね!

では、改めて紹介しておくとキャッシュレス(キャッシュレス決済)とは、先ほども触れましたようにクレジットカードやデビットカード、電子マネー、スマホ決済など口座振替を利用して現金(キャッシュ)以外の方法で支払いを行うことです。

キャッシュレスは、スピーディーな決済や経済の活性化や、国からも積極的にバックアップされている大変注目されている決済方法なんですよ。

その証拠に、2018年末にはPayPayの100億円キャンペーンLINEペイの20%キャッシュバックドコモd払いの最大50倍キャッシュバックなどはまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

これらからもわかるように、キャッシュレス化は決して遠い未来の話ではなく近い将来のことだと早いうちに認識して正しい知識を身につけておくと良いかもしれませんね。

その証拠に、既にほかの国では結構進んでるんですよ。

日本はキャッシュレス化が遅れている?

えっ?日本って世界的にも発展してるし、遅れてるなんて嘘でしょ!?むしろ進んでる方じゃないの!?

いやいや、以外と思われるかもしれませんがキャッシュレス化において日本はかなりの後進国なんです。

それを裏付ける資料が「キャッシュレス・ビジョン」という平成30年4月に経済産業省が発表したデータなんですがご存知でしょうか?

◆出典元:経済産業省|キャッシュレス・ビジョン20180411(PDFデータ)

各国のキャッシュレス決済比率の状況を見てみると、韓国の89.1%(1位)を筆頭に、キャッシュレス化が進展している国が軒並み40~60%に対して、日本は18.4%(10位)と、他の国と比較すると低い割合だという事がわかりますね。
(※2016年には20.0%へ上昇)

さらにこれには続きがあって、2027年にはキャッシュレス決済比率4割を目指すとありますので、今後政府がどんどん企業をバックアップしていこうとしているかが伺えます。

しかし一方で面白いデータもあり、キャッシュレス決済比率が低く10位だとお伝えしましたが、総人口一人あたりカード保有率は7.7枚とシンガポールに次いで2位なんです。

では、世界的にもカードを多く持っている国なのに普及しないのはいったいなぜでしょうか。

キャッシュレス化が普及しにくい理由

だって、別に現金持ってると安心だから特に不満もないし、いまやどこにでもATMがあるから不便だと思ったこともないかな。

なるほど・・・

お客さんからカード使えますか?って言われるけど、うちは昔からそういうのは苦手だし、切り替えるのも大変そうだから...なんだかんだ言っても現金商売がわかりやすいよ。

ふむふむ・・・

なんとなくカード使って買い物するのって慣れてないし、やっぱりちょっと怖いよ。あと、頼まれて作ったのはいいけど、使うとなるとどこで使えるかもよくわかんないしなぁ。

たしかに・・・

少し聞いただけでもこんなに出てくるんですから、キャッシュレス化が普及しにくい背景を知るには様々な立場から見ていく必要がありそうですね。

それでは早速、大きく分けて3つの要因「社会情勢」、「店舗」、「利用者」の立場で見ていきましょう。

社会情勢からみる背景

まず、社会情勢の観点から挙げられる背景は以下の4つのようですね。

  1. 盗難の少なさや、現金を落としても返ってくる「治安の良さ」
  2. きれいな紙幣と偽札の流通が少なく、「現金に対する高い信頼」
  3. 店舗等の「POS(レジ)の処理が高速かつ正確」であり、店頭での現金取扱いの煩雑さが少ない
  4. ATMの利便性が高く「現金の入手が容易」

◆出典元:経済産業省|キャッシュレス・ビジョン20180411

いかがでしょうか?納得ですねぇ。

このように、4つに共通することは日々の生活において現金の使用に不便さを感じていないところがキャッシュレス化の普及しにくい大きな理由なのかもしれませんよね。

余談ですが、治安の良さや偽札の少なさについては、日本人としてとても誇らしいことですよね。

店舗からみる背景

次に、店舗の観点から挙げられる背景4つを見ていきましょう。

  1. 「支払端末」の導入にお金が掛かる
  2. 現金時ではなかった端末利用に関する手数料が掛かる
  3. 端末利用に係る利用明細等の発行など各種事務負担が発生する
  4. 支払~資金化までのタイムラグによる資金繰りを不安視している

◆参考元:経済産業省|キャッシュレス・ビジョン20180411

どうでしょうか。これも納得できますよね。

キャッシュレス導入に係る費用や事務負担、お金の流れに関する不安などがおそらく導入に踏み切れない理由になっているのでしょうね。

さらに、地方に行けば行くほど小規模であったり経営者が高齢であったりと事業を継続する意思がない事、さらには新しいことに後ろ向きであったりと、すべての店がキャッシュレス化することは難しそうです。

利用者からみる背景

最後に、利用者の観点から考えられる背景は2つです。

  1. キャッシュレス支払に対応していない実店舗等の存在が、キャッシュレス支払いへの移行を躊躇させている
  2. キャッシュレス支払にまつわる各種不安

◆出典元:経済産業省|キャッシュレス・ビジョン20180411

たしかに、これもわかる気がしますね。

いくら便利で様々な特典を受けられるキャッシュレスでの支払いでも、受け口である店舗の設備が整わないと利用できませんし、利用者がまだまだ少ないことで安全性に不安視するところが利用に踏み切れない理由になっているのでしょうね。

さて、いろんな意見を聞いてキャッシュレス化が普及しにくい背景が見えてきましたが、なぜ急激にキャッシュレス化が注目されているのでしょうね。

なぜキャッシュレス化の必要があるの?

さっきも言ったけど、みんな現金を使うのに何も困ってないと思うよ。

そうですよね、おっしゃる通りで私たち消費者自体は何も困ってはいないんですよ。

その証拠に、数ある決済方法のうち「現金派」の割合が65%、さらに20代女性では82.9%というデータが出ています。

◆参考資料|キャッシュレス決済に関する調査。「現金派」に多いのは20代という事が明らかに「株式会社マクロミル調べ」

このように現金派の人が多数という事が十分わかった一方で、キャッシュレス化の必要性についてこういう見方はどうでしょう。

つまり政府は、キャッシュレス化が日本の抱える以下2つについてを解決できると考えているのです。

  1. 少子高齢化に伴う労働者の減少
  2. 不正や脱税の防止

先程から所々に出てくる、なぜ政府がキャッシュレス化を全面的にバックアップしていくのかという理由が少しはわかってきませんか?

解説していきますと、まず「少子高齢化に伴う労働者の減少」についてですが、これから日本はますます少子高齢化や人口減少によって労働者人口減少の時代を迎え国の生産性が減少していくことが予想されますね。

その少ない労働者数で国の生産性を維持していかなければならないという大きな課題を、キャッシュレス化により労働者の事務負担を少しでも軽減し働き方改革に取り組みつつ生産性向上に働きかけ生産量を維持しようとしているのですね。

そして、「不正や脱税の防止」については、キャッシュレス化によりお金の流れがデータ化されると利用履歴が残ることで現金の流れがわかり、半強制的にお金の管理ができるようになります。

その結果、何に使ったかわからないお金や無駄遣いも少なくなり、税金滞納や脱税を無くせるのではないのだろうかと政府は考えているようですね。

また、暴力団などの反社会的勢力は銀行口座を持つことが出来ませんので、全て現金で取引が行われるわけですが、キャッシュレス化によりそこで流れている不透明な約50兆円ものお金を洗い出す狙いもあるようですね。

裏社会にはこんなにも大きなお金が動いているんですね、驚かされます。

他にも「国で負担する現金維持費用」や「外国観光客増加のための国力強化」などの理由が考えられますが、政府が前のめりで行っている事業ですので徐々にもしくは急激にキャッシュレス化が実現するのでしょう。

それでは、キャッシュレス化に関する事情を知ったうえで、キャッシュレスの種類について学んでいきましょう。

自分に合ったカードの種類と特徴を知る

キャッシュレスについてはなんとなくわかったけど、いざ使うとなるとたくさん種類があるからどれがいいかがわかんないよ。

そうですよね、ただでさえわからないのに続々と新しいものが出てくるわで、ますます困りますよね。

では、そんなあなたの為に自分に合ったキャッシュレス決済の種類はどれなのかをお金の使い方別に見ていきましょう。

クレジットカード デビットカード 電子マネー スマホ決済
現金を下ろす時間がない ×
貯金がない × ×
ポイントを貯めたい
事前にチャージして使いたい × ×
借金したくない ×
手数料を払いたくない ×
加盟店を気にする必要がない

4つの決済方法の特徴ごとにご覧になってみていかがでしょうか?

まだまだこれだけでは決めかねると思いますので、それぞれのポイントを解説していきます。

クレジットカード

クレジットカードは、後払いで商品購入などの決済ができるカードです。

店頭での支払いに限らず、電気やガスなどの公共料金やネット通販などにも幅広く利用できます。

財布に現金がなくても支払いができますし、中にはポイントや優待特典が付く場合や海外旅行保険が付帯されているカードもあります。

ただし、利用者の信用に基づいて発行されますので、事前の審査が必要となり誰でも作れるカードではありません。

さらに、利用金額の支払いは1か月分を後日まとめて口座引き落としで支払うことになりますので、あらかじめ口座へ入金しておくことが必要となります。

注意すべき点は、支払いに遅れてしまうと信用を失い利用停止となってしまう恐れがありますので、あくまでも一時的に借入れをして後払いするということを忘れず、利用には十分気を付けましょう。

デビットカード

デビットカードは、「リアルタイムペイメント」とも呼ばれ、銀行の預金残高と紐付けされていることから、使ったその場で即座に口座から引き落とされるカードです。

口座に入っている金額(残高)が支払い可能な限度額ですので、お金の使いすぎを防ぐことを防げます。

もっとも財布に近い感覚で利用できるのではないでしょうか。

クレジットカードとの違いは、自分の預金残高の範囲内で利用しますので審査はなく、銀行口座を作成すれば15歳以上であれば原則誰でも発行することが可能です。

ただし、中には審査や年齢に条件があるカードもありますので、作る前にはきちんと確認する必要がありますね。

詳しくは後ほど、数社デビットカードを例に解説しますので是非とも参考にしてください。

電子マネー

電子マネーとは、現金を前もってチャージしたカード(プリペイド型)、もしくはクレジットカードを設定したカード(後払い型)やスマートフォンなどで決済できるキャッシュレス手段です。

電子マネーの身近な例としては、「Suica」や「PASMO」などの交通系や、「楽天Edy」や「nanako」、「WAON」などの商業系などが挙げられます。

現金と同じように、電子マネー加盟店で利用でき、利用のたびにポイントも貯まり、貯まったポイントは次のお買い物や支払いに利用することが出来ます。

お買い物金額100円に1ポイントもしくは200円に1ポイントと比較的高い還元率がメリットですね。

スマホ決済

スマホ決済とは、スマートフォンを使った支払い方法です。

よく耳にするスマホ決済に「LINE Pay」や「楽天Pay」、「PayPay」などがあります。

お店のレジでスマホをかざしたり、専用アプリのカメラで「QRコード」を読み取るもしくは読み取ってもらうだけで支払いが完了しますので、財布から現金を取り出す必要がないので会計がスムーズですね。

スマホ決済には、銀行口座と紐付けてチャージする前払いとクレジットカードをスマホアプリに紐付けて支払う後払いがあります。

スマホのバッテリーが切れてしまうと利用できなくなってしまうのでyou tubeやSNSに夢中にならないように注意が必要ですね!

キャッシュレスの一歩目はデビットカードから始めてみては?


キャッシュレスにもいろんな決済方法があるのはわかったんだけど、どれもそれぞれいいなって思うところがあるし決めきれないなぁ。

そうですよね、人によって自分には合っている決済方法はこれだと思うポイントは違います。

スタイルに合わせていくつかを組み合わせて上手に利用すればいいので、なにも一つに決める必要もありません。

こちらのサイトでは、キャッシュレス化に移行した人が現金以外を利用する理由と、5年前と比べると現金所持の平均金額が下がっている事からキャッシュレスが徐々に進んでいることがわかります。

◆参考資料|キャッシュレス決済に関する調査(楽天インサイト調べ)

それでは、キャッシュレス化に向けて数ある決済手段の中からデビットカードをおススメする理由を、現金主義国でありながらもデビットカードが普及する国にも触れつつ説明していきましょう。

デビットカードをおススメする理由

日本における現金の位置付けは、特に不自由のない決済手段であり現金こそ信頼できるものとされていますよね。

現金主義国だからこそ、これから迎えるであろうキャッシュレス時代の入門編としてデビットカードをおススメしたいのです。

その上で、もちろん全ての人とは言いませんが、日本人だからこそデビットカードが向いている理由がいくつかあります。

  • 堅実

クレジットカードのイメージからか、カードでの買い物は全て借金のようにとらえている人が多いと思います。

デビットカードは自分の貯金の中からしか使えませんので使いすぎるという事がありませんし、リアルタイムの残高をスマホアプリで確認できるので管理するには大変便利です。

さらに、15歳以上から持つことが出来ることから、アルバイトの給料管理など子供の金銭感覚を養う勉強や、もしも海外留学をするとなった時に仕送りをしたいときなどにも安心です。

お金を使いすぎることも無く自分の使える範囲内でしか買い物ができないデビットカードの仕組みは、借金をせずに堅実な生活を維持したい日本人にとっては最大の特徴と言えるでしょう。

  • せっかち

たとえば、デビットカードを持っていないとしてもコンビニや交通機関で使える電子マネーを利用している人はたくさんいると思います。

使っていてどうですか?

レジ前で小銭を探さなくて済むし、支払いが早くて便利ですよね?

いまさら現金で支払っていたあの頃に戻れますか?

戻れないですよねぇ。

何かと忙しい現代社会、その感覚をデビットカードでも得ることが出来るんです。

ますます支払いがスムーズ且つスマートになりますよ。

現金主義国ドイツで普及率が高い理由

実は、ドイツも日本と同様に現金主義国なのですが、実際にユーロ札や硬貨で買い物をすることが非常に少なくなっています。

ちなみにドイツでは、「デビットカード」と「チャージ式電子マネー」の2通りのキャッシュレス決済方法が普及しています。

ドイツも日本同様にクレジットカードを嫌う傾向にありますが、デビットカードは現金と同じでありながらセキュリティが高く財布から小銭を取り出す面倒がないという認識が高く、デビットカードが普及しているようですね。

一方で日本では、カードを用いた買い物は全てクレジットカードの類だという認識がまだまだ強くいまいち普及しない理由のようですから、デビットカードの普及はまだまだこれからですね。

デビットカードのメリットとデメリットを解説


ここでは、デビットカードのメリットとデメリットをまとめて解説していきます。

デビットカードのデメリット

よくありがちな注意点なので触れておきますが、メリットだけを把握してあとから「こんなはずじゃなかった!」とならないように、正しく利用するためにはデメリットもしっかりと把握しておく必要がありますよね。

というわけで、まずはデメリットから見ていきましょう。

分割払いができない

もともと銀行口座と紐付きで即時決済という仕組みですので、口座にお金が入っていないと利用できません。

クレジットカードのように分割払いやリボ払いを希望している人にとっては、大きなデメリットになるでしょう。

ポイントやキャッシュバック還元率が低い

デビットカードは、ポイントやキャッシュバックがあり利用者にとってメリットではあるのですが、一方で還元率の低さがデメリットとも言えます。

もともと銀行で発行しているカードであり、銀行の手数料収入が少ないことが還元率の低さと関係しているようですね。

国際ブランド搭載でも利用できない店舗がある

デビットカードは、VISAなどの国際ブランドを搭載している店舗であれば利用できますが、高速道路やガソリンスタンドなど一部利用できない店舗もありますので注意が必要です。

クレジットヒストリーが作れない

クレジットヒストリー」とは、過去に利用したクレジットカードやローンなどの返済履歴のことで、個人信用情報機関に記録されています。

新たに借入をしたい人や条件のいいクレジットカードを持ちたい人はクレジットヒストリーを良好にしたいと思うのですが、あくまでも自分のお金の範囲内で利用するデビットカードと返済履歴はそもそも関係がありません。

したがって、デビットカードは信用を築いて今後お金を借りようとしている人には向いていないでしょう。

デビットカードのメリット

さて、デメリットの説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

現金払いと比べてもさほど影響がなさそうな気がしませんか?

続いてはメリット、まだまだ知られていない魅力について説明していきますね。

審査が無い

まず、デビットカードには審査がありませんので、簡単に持つことが出来ます。

審査の必要がない理由は、自分の銀行口座に入っているお金がデビットカードの利用限度額となっているため、クレジットカードと違って翌月に支払えるだけの能力があるかの審査をする必要が無いからです。

中には、イオン銀行やスルガ銀行など残高不足時の立て替えサービスが付帯している理由から、審査が必要な場合もありますので確認してから申し込むようにしましょう。

15歳以上から持てる

先程も、キャッシュレスデビューはまずデビットカードからと説明してきました。

デビットカードは、中学生を除いた15歳以上つまり高校生から持つことが可能です。

親御さんが将来のことを考えてお小遣いやアルバイトの給料を自分で管理できるようになるために勉強させるにはピッタリのカードと言えますね。

ATM利用回数が少なくなる

もし、忙しいときにわざわざATMに並んだり駆け込んだり、ATM手数料が掛かる時間に現金を下ろしている人がいれば、是非ともデビットカードをおすすめします。

なぜなら、デビットカードを持てばVISAやJCBの表示がある店舗で支払いできますので、銀行にわざわざ現金を下ろしに行く手間や時間外に下ろしていたATM手数料も必要なくなるのですから。

管理がしやすい

何度も言うようですが、デビットカードは銀行口座の残高以上の利用が出来ませんので使いすぎる心配がありませんし、不正利用補償も充実していますので安心して利用できます。

さらに、スマホの家計簿アプリによって簡単にリアルタイムの口座状況を確認できるので、クレジットカードのように後払いに抵抗のある人にとっておすすめです。

また、家計簿アプリは口座履歴をチェックできますので通帳の代わりにもなります。

ポイント還元やキャッシュバックがある

デビットカードを使えば、ポイントが還元されたりキャッシュバックされたりと現金での支払いに比べてお得になります。

ただし、現金払いよりはお得ですがクレジットカードや電子マネーなどに比べると還元が少ないのは確かです。

保険付きで安心

デビットカードには、以下の保険が付帯しています。

  • 購入した商品が壊れた場合を補償「ショッピング保険」
  • 紛失・盗難による不正利用を補償「不正利用補償」

充実した補償内容で、現金よりも安全で安心して利用できそうですね。

海外で現地通貨を引き出せる

海外に行くときに、常に伴うのは現地通貨問題ではないでしょうか。

カードは怖いけど、でも現金を多く持っていくと危ない。」とか「財布と靴の中敷きの裏に分けておかなきゃ。不安だから腹巻の中にも!」とか誰にでも当てはまる「あるある」ですよね。

ほかにも、ショッピングやレストランでの食事でクレジットカードを使っていた人も、デビットカードはクレジットカード同様VISAなどの海外でも使える機能を搭載していますので、今後はそれらの不安を解決してくれます。

そして、これまでクレジットカードで利用日数分の利息と手数料を払っていた現地通貨の調達も、手数料はかかりますが利息を払わずに調達できますのでお得ですよね。

では、メリットとデメリットについてしっかりと勉強したところで、デビットカードの選び方について説明していきますよ。

どこのデビットカードがおすすめですか?


キャッシュレスと同じように、デビットカードのこともだんだんわかってきたんだけど、どこのデビットカードを選べばいいかがまだわかんないなぁ。」

そうおっしゃるのも当然です。

デビットカードだけでも100以上もカードの種類がありますし、まだまだ増えていきそうですからね。

デビットカードの選び方のポイントとしては、年会費や使い勝手の良さ、銀行口座が重要となります。

既に口座を持っている銀行でデビットカードを作るのか、デビットカードを作るために銀行口座を作るのかで準備するお金や書類など手続きも変わってきますからね。

人それぞれの利用環境によってお得なデビットカードが変わってきますので特徴を抑えていきましょう。

おススメのデビットカードはコレ!

数あるデビットカードの中でも、ここでは3つご紹介したいと思います。

三菱UFJ銀行「三菱UFJ-VISAデビット」

三菱UFJ-VISAデビットは、メガバンクである三菱UFJ銀行が発行するデビットカードですので安心して利用できます。

また、三菱UFJデビットの国際ブランドはVISAの他にJCBがありますが、今回は海外に強いVISAデビットを紹介しています。

年会費は1,000円(税別)となっていますが、初年度・23歳以下・年間10万円以上利用は無料となります。

利用条件は、審査なしで満15歳以上(中学生を除く)から発行可能です。

他にも、不正利用時の補償やショッピング保険も付帯していますので、万が一カードを紛失した際にも安心です。

三菱UFJ-VISAデビットの特徴は自動キャッシュバックであり、前月のショッピング利用金額に応じて毎月25日に銀行口座に自動的にキャッシュバックしてくれますので、ポイント交換などの手間も無く便利ですね。

POINT!

  • メガバンク三菱UFJ銀行が発行するデビットカード
  • 自動キャッシュバックで利用金額の最大0.5%キャッシュバック

ジャパンネット銀行「JNB Visa デビットカード」

JNB Visa デビットカードは、ジャパンネット銀行のデビットカードです。

年会費永年無料であり、カードタイプとカード発行なし番号のみの2種類から選べます。

入会審査はなく、満15歳以上(中学生を除く)で発行可能です。

こちらの付帯保険は、不正利用時の補償のみ付いているようですね。

ポイント還元率は0.2%と決して高くありませんが、キャッシュバックモールを利用すればデビットカード利用額の1.0%がキャッシュバックされますのでポイント還元率と合わせると1.2%分のお得になります。

JNB Visa デビットカードの特徴は、「トークン形式のワンタイムパスワード」がありますので高レベルのセキュリティとなっています。

POINT!

  • ポイント還元率0.2%+キャッシュバックモール利用で利用額の1.0%キャッシュバック
  • カードレスを選べる
  • 「トークン形式のワンタイムパスワード」で高い安全性

楽天銀行「楽天銀行デビットカード(JCB)」

楽天銀行デビットカード(JCB)は、ネットバンクの楽天銀行が発行するデビットカードです。

年会費永年無料であり、審査不要で即時発行と使い勝手が良いデビットカードです。

申込条件である年齢は、満16歳以上となっていますが20歳以下は親権者の同意が必要です。

こちらの付帯保険は、不正利用時の補償のみ付いているようですね。

楽天デビットカード(JCB)の特徴は、ポイント還元率が1.0%と高く、100円の利用で1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。

POINT!

  • ポイント還元率は1.0%
  • 1日の利用限度額設定がなく、残高があればいくらでも利用可能

デビットカードのスペック一覧表

これまで、3種類のデビットカードについて紹介してきましたが、他にもいくつかおすすめのデビットカードを「銀行名・カード名・年会費・申込年齢・カードブランド・特典(ポイント/キャッシュバック)」の順に紹介していきますので参考にしてください。

銀行名 カード名 年会費 申込年齢 カードブランド 特典(ポイント還元/キャッシュバック)
みずほ銀行 みずほJCBデビット 無料(2年目以降1,000円) 15歳以上(中学生不可) JCB キャッシュバック0.20%
三菱UFJ銀行 三菱UFJ-VISAデビット 無料(2年目以降1,000円)※条件付無料 15歳以上(中学生不可) VISA キャッシュバック0.20%~0.50%
三井住友銀行 SMBC デビット 永年無料 満15歳以上(中学生不可) VISA キャッシュバック0.25%
イオン銀行 イオン銀行CASH+DEBIT 永年無料 16歳以上(20歳未満は親権者の同意が必要) JCB ポイント還元率0.50%~1.0%
ジャパンネット銀行 JNB Visaデビットカード 永年無料 満15歳以上 VISA キャッシュバック0.20%~1.20%
楽天銀行 楽天銀行デビットカード(JCB) 永年無料 16歳以上※20未満は親権者同意要 JCB ポイント還元率1.0%
ソニー銀行 Sony Bank WALLET 永年無料 満15歳以上 VISA キャッシュバック0.50%~2.0%
セブン銀行 セブン銀行デビット付きキャッシュカード 永年無料 満16歳以上 JCB ポイント還元率0.50%~1.50%
住信SBIネット銀行 住信SBIネット銀行ミライノ デビット 永年無料 15歳以上 VISA ポイント還元率0.60%
スルガ銀行 SURUGA Visa デビットカード 永年無料 15歳以上(中学生不可) VISA ポイント還元率0.20%

まとめ

今後キャッシュレス化は、間近に迫った2020年東京オリンピックに向けて政府を挙げて加速していきます。

実際に、世界的な需要から普及に力を入れ大手銀行がデビットカード発行に参入していることも事実です。

様々なキャッシュレス決済方法の中から何を選択するかはそれぞれのスタイルに合わせて自由ですが、現金主義の人がいかに抵抗なくキャッシュレス化に移れるかを考えてデビットカードをおススメしてきましたので是非とも参考にしていただければと思います。

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