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毎月の支出を減らそうとしたとき、食費やガソリン代などの変動費を抑えようとしがちです。

しかし、支出を減らして貯金額を増やすためには、変動費ではなく毎月必ず発生する固定費を抑えることが大切です。

今回は、四大固定費と呼ばれる「住宅」「自動車」「保険」「教育」を中心に、家計を節約する方法について紹介していきます。
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家計の節約法とは?四大固定費ってなに?

家庭にかかる費用はさまざまあります。

食費や光熱費などについてはいろいろな節約法がありますが、意外に見逃しがちな費用として、四大固定費とも呼ばれる「住宅」「自動車」「通信費」「教育」があります。

どの固定費も毎月発生しますが、少し見直すだけでも、年間で大きな節約になります。

四大固定費を節約するためには、いま本当に必要ものなのか、収入に見合った支出であるのかを判断することが大切です。

せっかく住宅を購入しても、住宅ローンの支払いに家計が圧迫されてしまうのは問題です。

また、自動車や保険、教育資金も、毎月支払う分には支障がないとしても、年間で考えると大きな支出になります。

毎月の固定費を把握することはもちろんですが、年間でどのくらい支払っているのかを明確にし、家計管理をしっかりと行うことが大切です。

四大固定費を節約できれば、貯金額を無理なく増やすことができます。

住宅に関する固定費を見直そう

四大固定費の中でも一番支出が多いのが、家賃や住宅ローンの支払いです。

家賃や住宅ローンの見直しができれば、家計への負担がぐっと減り、貯蓄にまわせる可能性が高くなります。

住宅に関する固定費の見直し方法を確認していきましょう。

住宅ローンの借り換え

住宅を購入しローンで支払っている場合には、住宅ローンの借り換えがおすすめです。

住宅ローンは30年や35年でローンを組んでいる人も多いのではないでしょうか。
経済は目まぐるしく動いていますので、住宅ローンを支払っているうちに金利が変動することも多々あります。

住宅ローンを組んだときよりも金利が下がっているのであれば、住宅ローンを借り換えることによって支払利息を減らすことをおすすめします。

具体的な例をあげてみましょう。

住宅ローンをA社に申し込み、15,000,0000円を金利3%で借りたとします。すると、年間で支払う利息は450,000円です。

ここで、仮にB社から金利2%で住宅ローンを申し込めると提示されたとします。すると、年間で支払う利息は300,000円となり、150,000円もの節約になります。

このように、住宅ローンの会社を見直すだけで、支払利息を減らすことができるのです。

年間で大きな節約になりますので、貯蓄に回すお金も増やすことができます。

また、余裕がある月は繰り上げ返済を積極的に行うと、さらに支払利息を減らす効果があるため、住宅ローンの早期完済を目指すことが大切です。

家賃が安いところに引っ越しをする

賃貸住宅に住んでいる場合は、現在住んでいる賃貸よりも安い物件を探すというのが節約する方法のひとつです。

広さは同じでも、築年数や立地などによって家賃は大きく変わります。

車を所有している人であれば、駅から多少遠くても問題ないでしょうし、子どもがいないという人は部屋の広さを見直してみるのも良いでしょう。

仮に家賃を10,000円減らすことができれば、年間で120,000円もの節約になります。

家賃で節約できたお金は積極的に「貯蓄」にまわして、マイホームを購入する資金にするということもできます。

自動車は本当に必要か考えよう

四大固定費の1つである自動車ですが、自動車の所有を見直すことにより、固定費を大幅に削減できます。

自動車にかかるお金といえば、自動車ローンはもちろん、ガソリン、車検、自動車税、自動車保険駐車場代など、多くの維持費がかかります。

自動車にかかるお金の見直しをするとともに、本当に車が必要なのか今一度考えてみましょう。

自動車保険は「通販型」が安い!

自動車保険は低年齢であるほど高くなっているため、年齢が上がるほど保険料を下げることができます。

また、ディーラーなどで何も考えずに契約してしまうと保険料が高いものに加入してしまうことがあるため「ダイレクト(通販)型」の自動車保険に変更すると大きく節約できることがあります。

中でも、走行距離によって保険料を割り引きしてくれる保険会社もあるので、一度ダイレクト(通販)型自動車保険の内容を比較してシミュレーションをしてみることをおすすめします。

軽自動車に変える

車にかかるお金を大きく節約するには、車の種類も大きく影響します。
特に「普通自動車」と「軽自動車」の維持費には大きな差があります。

特に1年間にかかる自動車税には下記のように違いがあります。

税金の種類 軽自動車 コンパクトカー 普通自動車
自動車税 10,800円 34,500円 39,500円
重量税 5,000円 15,000円 20,000円
合計 15,800円 49,500円 59,500円

上記の表で比べてみると、軽自動車と普通自動車の年間の税金の差額は、43,700円にもなります。
このほかにも、ガソリン代や車検の費用、自動車保険料も軽自動車は安くなります。

トータルで考えると、普通自動車に乗っていた人が軽自動車に乗り換えると、年間で大きな節約になることは間違いありません。

大家族などでどうしても軽自動車には乗れないという制限がある場合は別ですが、4人家族でなんとか軽自動車で生活できるようなら、思い切って軽自動車に乗り換えてみることをおすすめします。

マイカーを持たずにレンタカーやカーシェアリングを利用する

思い切って「マイカーを持たない」という生活にすることも家計のためには大きな節約となるでしょう。
車を持たないことで貯蓄にまわせるお金かかなり大きくなるはずです。

仮に2,000,000円で購入した自動車に10年間乗った場合、1年間の費用は400,000円から500,000円にのぼることもあります。

つまり、500,000円×10年間=5,000,0000円という膨大な固定費がかかってしまう計算になるのです。四大固定費を節約するには、自動車にかかる費用を抑えることが大事なポイントです。

また、自動車を購入しなくとも、必要なときにはレンタカーを利用することもできます。レンタカーを借りるにはお金がかかりますが、自動車の維持費に比べれば微々たるものです。

最近では「カーシェアリング」という方法を利用する人が増えています。

近場で頻繁に利用するという家庭の場合にはレンタカーよりも安く利用できるので、近くでカーシェアリングが利用できる場合は、カーシェアリングも検討してみましょう。

生命保険の見直しも節約効果が大きい!

ほとんどの人が加入していると言っても過言ではない生命保険ですが、節約するには保障の見直しをすることが大切です。

現在加入している生命保険の保障内容を今一度確認してみましょう。ライフプランに合わせて保険は定期的に見直すことが重要です。

「何かあったときのために」と高額な保険を掛けている人もいますが、それは間違いです。

自分の家庭に何が大切なのか、家庭の大黒柱にもしものことがあったとき、いくらあれば生活していけるのか?など実際に金額を算出することも大きなポイントです。

持ち家がある人であれば、土地と家が資産になりますので、その分保障内容を減らしても問題ありません。

生命保険だけでなくとも、会社にも福利厚生などがありますし、国には傷病手当金という制度もあります。

生命保険だけに頼らずとも、国や社会は手厚く守ってくれるのです。

教育費を節約するには?

教育費を節約するためのポイントひとつ目は、習い事の見直しです。子どものためだからと、やる気のない子どもに無理やり習い事をさせていませんか?

習い事には月謝がかかります。
習い事が複数ある場合、月謝だけでも年間100,000円を超えることも珍しくありません。

子どもが率先して習い事を頑張っているのであれば、月謝は高くないといえます。

しかし、子どもがやる気がない場合には、習い事を辞めるのが節約につながることもあります。

教育費を節約するためのポイントふたつ目は、児童手当を貯金に回すことです。

子どもが小さいうちは、国から児童手当が給付されます。

貰えるお金だからと使ってしまうのではなく、児童手当は「ない」ものとして全額貯金に回してみましょう。

そして、子どもが大きくなって資金が必要になったときに使うのがおすすめです。資金が必要になる頃には、けっこうな金額になっているはずです。

 通信費の節約も固定費削減になる?

通信費とは、携帯電話料金やインターネット使用料金です。
通信費を抑えれば、さらに固定費を節約することができます。

スマホや携帯電話料金などにかかわるお金を節約する方法を紹介していきます。

無駄なアプリ代やオプションに不要なものはないか

スマホや携帯料金には「ムダ」になるお金が意外と多いです。

一度入った月額サービスを今使用していないのに毎月無駄に払い続けているという人はいませんか?

月額サービスに入ったまま忘れていると本当に「お金の無駄使い」です。

また子供が勝手に入っている月額サービスがないかも今一度確認しておきましょう。

ほかにも、電話を「使い放題」などのプランにしているけれど、それほど電話を使用していないのならプランやオプションの見直しをすることも大切です。

逆に、使い放題にしていないのに電話をよく掛ける人は、「使い放題」プランに変えるということも有効でしょう。

家族全員で格安SIMに変更する

スマホ代の大きな節約として注目されているのが「MVNO」です。

MVNOとは、「仮想移動体通信事業者」の略称で、通称「格安SIM」と呼ばれています。

MVNOは、大手のキャリアから通信インフラを借りているため、格安で提供することができているのです。

基本使用料が安く設定されているため、毎月の支払金額を5,000円以上節約できることも少なくありません。
年間で考えると数万円の節約になります。

さらに家族全員が変更すれば、かなり大きく家計の節約になるでしょう。
乗り換えの手間も多くありませんので、すぐに始められる節約の一つです。

プロバイダーを定期的に見直す

プロバイダーの料金を見直す人は少ないので、意外にここに節約できるポイントがあるのです。

特に2年や3年縛りでお得料金にしているプロバイダーが多いので、2~3年ごとにプロバイダー会社を変更することで、お得に利用できるケースもあります。

プロバイダーによってサービス内容が違っているので、色々なプロバイダーを比較してよりお得に利用できる会社に定期的に変更するとお得に利用できる可能性があります。

ただし、メールアドレスなどが変わってしまうため、メールアドレスが変わると面倒だという人にはおすすめできません。

光熱費の節約もできることからしてみよう!

四大固定費ではないですが「光熱費」も家計にとっては大きな負担となるものです

特に「電気」「ガス」「水道」は家庭での使い方次第で節約できます。
光熱費の節約方法を確認していきましょう。

電気代を節約するには?

電気代は光熱費の中でもかなり高いウェイトを占めるため、電気代を下げることができれば家計の節約にも効果的です。

特に電気代を減らせる効果があるのは、料金のプランの見直しです。

何も考えずに通常料金の設定にしていても、節約にはなりません。

夜だけお得」プランや「昼にお得」なプラン、特に電力使用量が多い人用プランなど地域によって色々なプランがあります。

何もプランを変更していないという人は、一度どのようなプランがあるのか確認してみましょう。

また電気代を節約するには、家族全員の意識改革が必要です。
特に家族全員がバラバラで冷房を使うと、それだけでかなり電気代がかかってしまいます。

できれば家族が集まって生活をすることが大切ですが、思春期などで子供がバラバラに生活する場合は、冷房や暖房の温度管理を徹底することが大切です。

電力会社を変えるという選択肢もある

2016年4月1日から「電力自由化」が始まり、「電力会社を変える」という選択肢も選べるようになりました。

新規事業者として色々な電力会社を選択することができるので、どの電力会社がお得か比較してみましょう。

例えば再生可能エネルギーの開発・販売をしてきた株式会社Looopによる「Looopでんき」は、料金単価が「1段階」で、基本料金が「0円」という特徴があります。

通常の電力会社のように使用量に応じて3段階で料金が上がっていくということがないので、特に使用量が多い家庭がお得になるように料金単価が設定されています。

今使用している電力会社との料金比較は簡単にできるので、一度シミュレーションをしてみることをおすすめします。

ガス代の節約方法とは?

ガス代の節約には「お風呂」が大きいと言われています。
そのため、夏場はシャワーにしておく、湯量を減らすなどするだけで、大きくガス代を節約できる場合があります。

ほかにも、できるだけ家族全員が同じ時間に入ること、またお風呂は使用後に必ずふたをすること、できるだけシャワーではなくお風呂のお湯を使うことなどでも、ガス代を節約することができます。

また、電力だけでなくガス会社も自由に選べるようになりました。

電力会社とガス会社を同じ会社にすることで節約できる場合もあるため、電力会社とともにガス会社も色々な会社でシミュレーションをしてみてお得になるか比較検討してみましょう。

水道代の節約方法

ガスや電気とともに節約すると大きいのが「水道代」です。

水道料金は「お風呂」や「洗濯」の使用が大きく影響します。

特にお風呂は、ガス代の節約のように「夏場はシャワー」「湯量を減らす」などの節約方法が有効です。

また、節約できる「シャワーヘッド」も市販されているので、そのような節約アイテムを利用するという方法もあります。

また、洗濯では「お風呂の水を利用する」という方法もありますし、ドラム式の洗濯機に変更すると水道代が節約できることがあるようです。

家庭によって導入できる方法は違ってくるので、自分の家庭でできる節約方法を実践してみましょう。

新聞やテレビのお金を見直ししよう


それほど大きな費用ではありませんが、新聞やテレビにかかる「お金」も家計の「固定費」として負担になっている家庭もあるでしょう。

新聞やテレビの費用を見直すことも大切です。

新聞購読をやめてみる

新聞はテレビ欄しか見ない」という家庭はありませんか?

なんとなく新聞を毎月購読しているけれど、ほとんど家族全員読んでいないということであれば、思い切って契約解除してみることをおすすめします。

お父さんだけでも経済事情を知りたいので読みたいということであれば、スマホなどで読めるアプリもあります。

新聞を購読することは有益ですが「読んでいない」のであればムダでしかありません。
家計の見直しのためにも、新聞をやめるということも選択肢のひとつです。

NHKの料金は支払い方で節約になる

テレビがある家庭であれば必ず毎月払う必要があるのが「NHK」の料金です。
家庭によってはBS料金も払っているこの「NHK」料金は、払い方によってお得になる方法があります。

特にコンビニでの毎月払いは、一番高めの料金設定にされているので絶対にやめましょう。

NHKの料金は、12カ月前払いにすることで、もっともお得に払うことができます。

また、クレジットカード払いにすればさらにポイントが貯まってお得になりますが、クレジットカードの口座残高不足などによる支払い遅れには注意が必要です。

まとめ

四大固定費を節約するには、現在の生活に必要なものと、そうでないものをしっかりと見極めることが大切です。

また、当初から借りたまま、加入したままにするのではなく、固定費ごとに定期的な見直しをすることが固定費の削減につながります。

さらにスマホ代や車、新聞など、本当に必要か今一度生活を見直ししてみることをおすすめします。

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