株式会社リクルートが運営するオンライン学習サービス「スタディサプリ」の「スタディサプリ合格特訓コース」は、2021年の大学合格実績から勉強方法を分析しました。
今回、オンライン学習も含めた勉強方法について分析した結果を発表しました。
オンラインコーチングサービス「スタディサプリ合格特訓コース」の取り組み
オンラインコーチングサービス「スタディサプリ合格特訓コース」は、自宅学習やオンライン学習に悩みを抱えている人の問題を解決するために分析を行いました。
2020年、全国の学校では新型コロナウイルス感染症の影響から休校になり、自宅での学習時間が増えました。
そのため、学習方法に不安や疑問を感じる人が多くなっているのです。
今回の分析では、「スタディサプリ合格特訓」を利用している人の大学合格実績の情報が活用されています。
この情報は、「国公立大学志望者」と「難関私立大学志望者」の学習データが元になっています。
さらに、第一志望大学の合否情報を元に学習習慣の違いやコーチとのやりとりから分かったことも報告しているのです。
「スタディサプリ合格特訓コース」の分析結果
以下が「スタディサプリ合格特訓コース」の分析した結果です。
- 年間勉強量の目安:国公立約270講義、難関私大約250講義
- 年間の山場は「国公立は夏前」、「難関私大は受験の1年以上前」
- 継続学習の成功は「宣言と報告」が大事
受験生が合格に向けた勉強量は、「国公立約270講義」、「難関私大約250講義」となっています。
これは、第一志望の合格報告の有無から年間の平均受講講義数を比較しています。
国公立の方が難関次第よりも約20講義の差が出ていました。
学習の年間の山場は、「国公立は夏前」、「難関私大は受験の1年以上前」となっています。
受験スケジュールは「国公立」と「難関私大」で異なりますが、継続的に学習することが大事です。
継続学習の成功するポイントは、「宣言」と「報告」になります。
具体的には、「無理しない目標とレベルアップ」と「自分以外の人と目標や成果を共有する」の2つを意識しましょう。
「無理しない目標とレベルアップ」では、「PDCA」と「OODA」を行います。
この2つは大学や社会でも必要になるため、今から身につけることをおすすめします。
「自分以外の人と目標や成果を共有する」では、目標や学習状況を周囲の人と共有しましょう。
これは周囲の人に報告することで、アドバイスをもらえるからです。
日々の「宣言」と「報告」が継続学習で大事な要素になります。
まとめ
本記事では、「スタディサプリ合格特訓コース」の調査結果や学習のコツについて解説しました。
新型コロナウイルスの影響を受けて、多くの学生が自宅学習する時間が増えました。
自宅学習する場合は一人ではなく、周囲の人との繋がりやサポートも必要となります。
受験生は不安や疑問を解決しながら、勉強を進めていきましょう。