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「たまひよ」が全国の乳幼児を持つ母親に調査!結果と分析を紹介!!

※本ページはプロモーションが含まれています

株式会社ベネッセコーポレーションの「たまひよ」は、2020年秋に全国の乳幼児をもつ母親に調査しました。

今回の調査対象は全国の乳幼児をもつ母親約2000人で、2020年の春以降の生活や意識についての調査です。

多くの親御さんは新型コロナウイルスの影響を受けている状況ですが、どのような意見があるのか理解していきましょう。

「たまひよ 妊娠・出産白書 2021」とは

妊婦さん

今回の調査は、新型コロナウイルスの影響を受けて、「産前や産後の母親の不安・配偶者の育休」など幅広いテーマについて、全国の母親の意見を集めました。

妊娠・出産・育児事業を展開する「たまひよ」は、今回の調査結果と分析したものを「たまひよ 妊娠・出産白書 2021」としてまとめています。

以下が「たまひよ 妊娠・出産白書 2021」の調査の内容です。

  • 期間:2020年10月29日から2020年11月2日まで
  • エリア:全国
  • 調査方法:インターネット調査
  • 対象者 20歳から39 歳まで(※ 2019年5月から2020 年10 月の間に第1子を出産した女性の2060 名です。)
  • 3つのグループ
    1.2020 年 5 月から10 月までに出産した人
    2.2019年 11 月から2020 年4月までに出産した人
    3.2019年5 月から10 月までに出産した人

指定期間に出産した母親に調査して、様々な意見が集められています。

「たまひよ 妊娠・出産白書 2021」の詳細

不安を抱く妊婦さん

全国の乳幼児をもつ母親約2000人から調査して、以下のような意見が寄せられました。

  • 「日本は子どもを産み育てやすい社会ではなく、経済面の支援や職場や周囲の理解が乏しい」
  • 「産後に就労したいと考えたが、仕事の再開に対して不安が大きい」
  • 「出産・育児を通じて充実感や幸福感を得たが、孤独感を感じる」

上記のように感じている母親は多く、様々な意見がありました。

それぞれ、詳しい内容について見ていきましょう。

日本は子どもを産み育てにくい

乳幼児をもつ母親の約7割が「日本は子どもを産み育てやすい社会とは思わない」と感じています。

さらに、経済面の支援や職場や周囲の理解を求める声も挙がっていました。

現在の環境では、「出産・育児しにくい」と感じている母親が約7割で、育児支援制度や保育施設の整備を求めています。

また、多くの人が新型コロナウイルスの影響で「産み育てにくい」と感じていました。

しかし、このような環境であっても「子どもが欲しい」と思っている人が8割ほどいます。

新型コロナウイルスや日本の産み育てにくい社会の影響を受けても、子どもを産みたいと思っている人が多いのです。

母親が出産や育児がしやすい環境を作るためには国の支援だけではなく、職場や周囲の理解とサポートも必要となります。

産後の仕事再開に不安

乳幼児をもつ母親で産後に働きたいと考えている人は約8割もいます。

しかし、働く意欲がある人でも仕事への再開に不安を感じている人が約8割にも及んでいるのです。

働くことに不安を感じている人は、「育児・家事と仕事の両立」や「子どもの預ける場所」に悩んでいます。

また、仕事復帰した職場の支援や配慮に満足している人は約4割と、低くなっていました。

多くの家庭で「共働き」が多くなっていますが、「育児・家事・仕事」のバランスを取ることは大きな課題になるでしょう。

出産・育児で孤独を感じる

乳幼児の母親の約8割が妊娠中に不安が抱えていました。

しかし、約9割の人が出産について「産んで良かった」と答えています。

妊娠中、不安な気持ちになる人もいますが、それだけ大変な状況が続いているのです。

出産後の育児については約9割の母親が「楽しい・幸せ・充実」と感じています。

多くの方が育児を前向きに考えていて、特に年齢の若い人ほどその傾向が強くなっていました。

一方、育児で不安に感じる人は「自分の時間が無い」・「子どもの成長に不安を感じる」・「子育てが大変」・「孤独を感じる」と、様々な意見があります。

この中でも「孤独を感じる」と答えた人は、「世帯年収が低い」・「専業主婦」が多くなっているのです。育児で問題を抱えている人でも相談しやすい環境作りが大事です。

日本が産み育てにくい社会と感じる理由

上記以外にも乳幼児をもつ母親で日本が産み育てにくい社会と感じる理由がいくつかあります。

  • 子どもが泣くと、周囲で嫌な顔をする人がいる
  • 知らない人から子どもの育て方で小言を言われた
  • 会社によって、育休の取得に消極的なところがある
  • 子どもを保育園になかなか入れられない
  • 妊娠や子育てに理解のない職場や人が多い
  • 女性は出産や育児のためにキャリアを諦める雰囲気がある

日本の社会は「働き方」が少しずつ変化して、在宅勤務を導入している会社も存在します。

しかし、産休や育児への理解が乏しくなっている会社もあるのです。1人でも多くの人が産休や育児に対する意識が変わっていく必要があります。

まとめ

赤ちゃんとパパママ

この記事では、「たまひよ」が全国の乳幼児を持つ母親に調査した結果と分析について見てきました。

乳幼児をもつ母親は、「妊娠・出産・育児」で不安に感じることがあります。

困った時に当事者が周囲に相談できるような環境を作っていくことが大事です。

また、周囲の人も声を掛けて、相談しやすい状況にしましょう。

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