もつ鍋の材料には美容効果が抜群!体が喜ぶ鍋料理

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もつは独特の臭いが気になる人も多いのではないでしょうか。

下処理をしっかりすれば、臭いも気になりません。
もつは低カロリーで栄養も豊富ですし、もつ鍋に入る材料もとっても栄養価が高く健康にも美容にも適した料理です。

もつ料理の違い

もつ鍋は博多発祥

博多が発祥といわれてる「もつ鍋」は、第二次世界大戦後の食料難だったころに、「もつ」と「ニラ」を醤油で味付けして煮込んだものが起源だといわれています。
鍋料理では一般的な土鍋ではなく、ステンレス製の鍋で調理するのことも特徴の一つです。

1960年台に少しずつ変化していき、「かつお」や「昆布」で出汁(だし)をとるようになり、醤油だけでなく味噌を使うようにもなりました。
臭み消しのためのニンニクや、好みで唐辛子を入れるようになっていき、残ったスープに「ちゃんぽん麺」を入れる今のもつ鍋のスタイルの土台が完成しました。

博多のもつ鍋に使われるのは、主に「牛もつ」です。
カロリーが「100gで約162kcal」と低いだけではなく、豚もつよりも多くのビタミンを含んでいます。豚もつには含まれていない「ビタミンC」を含んでいるため、牛もつは「美容にもよい」と女性に人気の高い材料です。

ホルモン鍋やもつ煮

関西地方では「ホルモン鍋」よばれる料理があります。
博多のもつ鍋と異なるのは、主に「豚もつ」を使うということです。

ホルモンとは、関西地方の言葉の「放るもん(ほおるもん)」に由来しているといわれています。
そのほか全国各地には「もつ煮」とよばれる料理が数多くありますが、こちらも「豚もつ」を使うことが多いようです。

「豚もつ」は、「100gあたり約179kcal」と低く、牛もつよりも不飽和脂肪酸が多く含まれていることが特徴です。
不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減らすなど、低カロリーなだけでなく健康を気遣う人にもおすすめの食材です。

博多の「もつ鍋」の美容効果が話題となっているのは、全国的に使われている豚もつよりもビタミンを多く含んでいる「牛もつ」を使っているからといえます。

もつ鍋の人気レシピ【博多の水炊き風】

博多で人気の水炊き

もつ鍋といえば、定番は「醤油」か「味噌」を連想する人が多いのではないでしょうか。
もつ鍋発祥の地である博多では、「しゃぶしゃぶ風」や「水炊き風」という独特のもつ鍋を提供する飲食店があるのです。

一般的な水炊きは「昆布」で出汁を取りますが、博多の水炊きでは「鶏ガラ」を使って出汁を取るのです。そのため、博多の水炊きのスープは味がしっかりとしていることが特徴です。
この出汁のきいたスープで煮込んだもつ鍋を「酢醤油」や「ポン酢」など、さっぱりとした調味料で食べると絶品です。

家庭で作るときには、粉末の鶏ガラスープの素を使うこともできますので、まだ水炊きでもつを味わったことがない人はぜひ作ってみてください。

水炊き風のレシピ

材料
  • 牛もつ 200g
  • キャベツ 1/2玉
  • ニラ 1束
  • にんにく(スライス) 1片
  • その他好みの野菜などスープ
  • 水 800cc
  • 鶏ガラスープの素 大さじ4杯
  • 酒 大さじ1
  • 塩 適量

鶏ガラスープの素によって塩分量が違いますので、塩を好みで入れて味を調整するとよいでしょう。紹介した材料以外のおすすめの食材は「えのき」「もやし」「豆腐」です。ポン酢との相性がとてもよいので、あっさりした水炊きにおすすめします。

もつ鍋の定番レシピ【醤油】

もつ鍋に使う醤油は?

もつ鍋のルーツは「もつとニラを醤油で味付け」していることから、醤油ベースのもつ鍋は定番です。
家庭で醤油ベースのもつ鍋を作るなら、少しだけ醤油を使いわけてみましょう。

大きくわけて醤油には「薄口」と「濃口」があります。
色だけ見ると濃口醤油の方がしょっぱいように思いますが、薄口醤油の方が塩分が多く塩辛く感じます。一般的に醤油と表記されていれば「濃口醤油」のことですので、レシピを参考にして料理をするときには覚えておくと便利です。

薄口醤油は、白身魚の煮物などを作るときに使われます。
食材の色を「そのままきれいに」仕上げることが得意です。もつの白さを楽しむために「薄口醤油」を使うことがおすすめです。

醤油味レシピ

材料

  • もつ 200g
  • 白菜 1/4束
  • ニラ 1束
  • もやし 1袋
  • にんにく(スライスしたもの) 1片
  • 唐辛子(輪切り) 1本程度
  • 白ゴマ 適量

スープ

  • 水 800cc
  • 鶏ガラスープの素 大さじ2杯
  • 薄口醤油 大さじ6杯
  • みりん 大さじ2杯
  • 料理酒 大さじ1杯

定番の醤油ベースのもつ鍋ですが、ちょっとアレンジを加えてみました。キャベツの代わりに白菜を使うことで別の食感を楽しむことができます。シャキシャキとしたキャベツに比べて、煮込むと柔らかくなるのが白菜で、とろっとした食感が鍋に最適です。歯ごたえのよさは、もやしにまかせて白菜の柔らかさを楽しんでみてください。

もつ鍋のレシピ【ピリ辛味噌】

おすすめの味噌

味噌には「赤味噌」と「白味噌」があり、ほかにも「甘味噌」「甘口味噌」「辛口味噌」に分類されます。
赤味噌と白味噌の大きな違いは、赤味噌は大豆を「蒸して」作るのに対して、白味噌は大豆を「煮て」作ります。

一般的に、白味噌のほうが塩分が少ないため「甘みが強く感じられる」ことになります。味噌ラーメンに唐辛子を振りかけて食べるように、味噌は唐辛子の辛さとの相性がとてもよいといえます。料理を作るときは、「辛くしたら甘みを強く」することでバランスの取れた味に仕上がります。ちょっと辛めの味付けと、甘めの白味噌の組み合わせが味噌ベースのもつ鍋におすすめです。

ピリ辛味噌レシピ

材料

  • もつ 200g
  • キャベツ 1/2玉
  • もやし 2袋
  • ニラ 1束
  • ごぼう 1/2本
  • にんにく(スライス) 1片
  • 唐辛子(輪切) 1本
  • 白ごま 適量

スープ

  • 水 800cc
  • 鶏ガラスープの素 大さじ1
  • 白味噌 150g程度
  • 砂糖 大さじ5
  • みりん 大さじ1
  • 豆板醤 大さじ1

味噌との相性がとても良いので、もやしを多めにいれることがポイントです。また、豆板醤を加えてぴりっと辛くしてありますから、砂糖やみりんで甘さのバランスを取ることが重要です。辛い食べ物が好きな人は、豆板醤の量を多くしましょう。豆板醤は塩分を含んでいるので、塩分が気になる方は唐辛子を使うことをおすすめします。

もつ鍋レシピ【あっさり塩味】

ミネラルが多い塩

栄養価の高いもつ鍋を楽しむなら、ミネラルを多く含んだ塩で調理するのことをおすすめします。
牛もつはミネラル分が豚もつよりも少ないという部分を、ミネラルを含んでいる塩で補えることもメリットです。
ビタミンの多い牛もつとミネラルを含んだ塩で、より栄養価の高いもつ鍋を楽しめます。

「天日塩」とよばれる昔ながらの製法で作られた塩は、ミネラルを多く含んでします。
大量生産に向いていないため高価になってしまいます。

比較的安く手に入るのが「粗塩」で、ミネラルを含んでいる塩ですので、粗塩を使うのもよいでしょう。「精製塩」と表記されている塩は、ほとんどミネラルを含んでいませんので、たくさん栄養を取りたいと思うなら避けるとよいでしょう。

あっさり塩味レシピ

材料

  • もつ 200g
  • キャベツ 1/2玉
  • もやし 2袋
  • ニラ 1束
  • えのき 1袋
  • にんにく(スライス) 1片
  • 唐辛子(輪切) 1本

スープ

  • 水 800cc
  • 鶏ガラスープの素 大さじ2
  • 塩 大さじ3
  • 粗ひき塩こしょう 適量

塩ベースのもつ鍋を作るときには、「こしょう」を入れるのがポイントです。
香辛料を加えることで舌が刺激されて味に敏感になりますので、塩を入れる量を減らすことができます。また、鶏ガラスープを多めに加えるて出汁の味を強くすることでも、塩分を控えめにできます。

また、キャベツを白菜にしてみることもおすすめですし、白菜を加えるなら「片栗粉」をスープに加えて、とろっとしたスープにすると違ったスープを楽しめます。

もつ鍋の下ごしらえ│もつの臭みを取ろう

栄養価が高く低カロリーで女性にうれしい食材の「もつ」ですが、家庭で食べるときに注意しなければならないことが、もつの「臭い」です。
そのまま鍋にいれてしまうと、もつの臭いが鍋全体に広がってしまうので、おいしく食べることができません。

もつの下処理は、「ゆでて洗う」という作業を数回繰り返すことが一般的ですが、家庭で簡単に臭みを消す方法がありますので紹介します。
もつの臭みをさっと取り除いて、おいしいもつ鍋を楽しんでください。

圧力鍋を使う

すべての家庭にあるわけではないと思いますが、圧力鍋で簡単にもつの臭いを取り除くことができます。圧力鍋に「もつ」「ねぎ」「しょうが」を加えて火にかけます。
しばらくして、蒸気が噴出してきたら「弱火」にして10分間加熱しましょう。

その後圧力鍋の中の圧が下がったら、もつを取り出して氷水で冷やします。
冷やすことで脂肪分が固まって取り除きやすくなります。脂肪を取り除いたらキッチンペーパーなどので水気をきれいに拭き取りましょう。表面の水分には、臭いの原因が残っていますので、しっかりと水気を取り除くことがポイントです。

牛乳や片栗粉を使う

圧力鍋を持っていない場合は「牛乳」や「片栗粉」を使うことで臭みを取り除くことができます。牛乳や片栗粉がもつ臭いの原因になる成分と吸着する力を利用します。

「牛乳」で臭いを取るには、もつを水洗いしたら牛乳に漬け込んで放置します。
30分から1時間程度たつと、牛乳がピンク色に変わってきます。牛乳からもつを取り出して、きれいに水で洗い流しましょう。

また、「片栗粉」で臭いを取るには、片栗粉をもつに振りかけて「もみ洗い」します。
もつは弾力があり丈夫ですから、強く力を入れて洗っても問題ありません。もつの表面についた片栗粉をきれいに洗い流しましょう。

牛乳や片栗粉を使って臭みを取る場合にも、水洗いしたらキッチンペーパーなどで水気をしっかりと拭き取るようにしましょう。

もつ鍋におすすめ│美容効果の高いスープ

トマトスープ

トマトにはリコピンという成分を多く含んでいることから、健康によい食べ物とされています。実は、リコピン以外にも女性にうれしい成分がトマトには含まれているのです。

それが、「リノール酸」です。リノール酸を摂取すると、肝臓で脂肪燃焼を助けるたんぱく質が作られ、血糖値の低下につながるとされています。

また、調理のアレンジもしやすいのが魅力で「チーズ」を加えて濃厚なもつ鍋にすることができますし、「タバスコ」で辛さを楽しむこともできます。
食べ残してしまったもつ鍋に、市販されている「トマトの缶詰」を加えて、翌日に楽しむなど手軽に作れることも魅力です。

豆乳を使ったスープ

豆乳も女性にうれしい成分が含まれています。ダイエットは「痩せやすい体を作ること」も重要な要素で、脂肪を燃焼させる筋肉を作る必要があります。
筋肉を作るためのたんぱく質を多く含んでいて低カロリーな豆乳は、体型が気になる女性の味方です。

また、豆乳に含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンに近い構造をしています。乳がんの予防が期待されていることに加えて、骨粗しょう症になりにくくする効果もあるようです。

豆乳鍋はクリーミーな味わいが人気の秘密で、味噌を加えると濃厚さがアップすると評判です。味噌ベースのもつ鍋を食べ残してしまったときのアレンジにもおすすめできます。

豆乳鍋を食べたことがない人は、おいしいか不安に感じるようですが、食べてみると「はまってしまい」豆乳鍋ばかりになる人も多いようです。
なめらかな舌触りの「豆乳もつ鍋」も試してほしい料理です。

もつ鍋に入れる野菜の効果

キャベツ

キャベツにはビタミンCが「100gあたり44mg」と非常に多く含まれています。
キャベツの1玉が約1Kgとされていますから、もつ鍋に1/2玉加えれば220mgものビタミンCが摂取できます。

1日に必要なビタミンCの摂取量は100mgが理想とされていますから、キャベツがどれだけ多くのビタミンCを含んでいるかがわかります。ビタミンCは、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の発生を抑える効果があり、美容によい野菜といえます。

また、カロリーは「100gあたり23kcal」と低く、食物繊維も多いことからお腹が減りにくいので、ダイエットにも向いている食材です。

他にも、胃腸薬として有名な「キャベジン」の由来になっていて、胃や腸の健康を保つビタミンUが含まれていますから、積極的に食べたい野菜です。

ニラ

独特の香りがあることから苦手な人も多いニラですが、この香り成分にはビタミンB1を吸収するのを助けてくれる働きがあります。ニラにはビタミンB群が多く含まれていますから、効率よくビタミンB群を吸収できる魅力的な野菜です。ビタミンB1は「糖質をエネルギーに変える手助け」をしてくれるため、疲労回復やスタミナ増強に効果的な成分です。

またビタミンB群は「粘膜」や「肌」を強くする成分で、肌荒れの改善に役立つとされています。抗酸化作用もあり、肌の老化や劣化の予防も期待できる、女性のお肌にとって強い味方です。

まとめ

下処理をしっかりと行わないと、独特の臭いが気になってしまう「もつ」ですが、カロリーが低く栄養価が高いだけでなく、美容効果も期待できる女性にうれしい食材です。

「もつ鍋」にすると健康によい野菜をたくさん食べることができます。
スープのバリエーションも豊富で何度でも食べたくなるおいしさです。

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