
「ポピーって安いけど、大丈夫?」
数ある通信教育のなかで、全家研の「ポピー」は他の教材に比べて、安いので中身を心配してしまうのはよくわかります。
しかし、高額な通信教育をはじめたものの、「続かない!」となってしまっては意味がないですよね。
また、ポピー以外の通信教育として有名なものに、「進研ゼミ」があります。
「進研ゼミは付録が多くて、逆に心配」
このような人も多いようです。
「進研ゼミ」は確かに、付録やキャラクターが豊富で、教材の中身を心配してしまう心配もよくわかります。
そこで、今回は実際に「ポピー」と「進研ゼミ」の資料請求をした体験談について紹介しますので、参考にしてみてください!
ポピーに資料請求をしてみた
資料請求をしていた「小学ポピー」の資料が届きました。
「ポピー」の口コミや評判は、検索してもあまり悪い評判は出てきません。
利用している人はその教材に満足して利用しているわけですから、口コミや評判をいくら検索してもいい評判しか出てこないのは当然ですよね。
ただ、この「ポピー」はどっちかと言うと親からは評判が高く、どうも子供目線からは評判が低いようです。
子供のころに「ポピー」をやっていたという知人がいますが、教材が溜まるだけでやらなかったと話をしてます。
口コミや評判で親からの評判がいいのは、やはり価格が安いというのが一番の理由のようです。
ここら辺を踏まえて【進研ゼミ小学講座】 とどっちがいいか比較検討をしたいと思っています。
ポピーと進研ゼミ小学講座を比較検討してみた
ポピーと進研ゼミどちらがいいかで迷っている人のために、両社の会費や教材の比較をしていきたいと思います。
また、実際に受講した体験談についてもあわせて紹介していきますね。
ポピーと進研ゼミの会費を比較してみた
【進研ゼミ小学講座】オリジナルスタイルと「小学ポピー」の会費を比較してみましょう。
どちらも今回は毎月払いで比較しています。
実際には年払いの方がお得なので、実際に契約する場合は支払い方法をよく検討してくださいね!
ポピー | 進研ゼミ | |
---|---|---|
小学1年生 | 2,500円(税込み) | 3,680円(税込み) |
小学2年生 | 2,900円(税込み) | 3,680円(税込み) |
小学3年生 | 3,300円(税込み) | 4,490円(税込み) |
小学4年生 | 3,300円(税込み) | 4,980円(税込み) |
小学5年生 | 3,800円(税込み) | 5,980円(税込み) |
小学6年生 | 3,800円(税込み) | 6,440円(税込み) |
こう見ると、「小学ポピー」は安いですね。
しかし、ポピーは安いがゆえに、オプションも付録もタブレット学習もありません。
本当にシンプルなテキスト教材なんです。
そこがいまいち子供の食いつきが悪いところなんです。。
逆に、色々余計なものがついていない方がいいという人にとっては、ポピーはいい教材かもしれませんね。
進研ゼミとポピーの教材の違いを紹介
ポピーと進研ゼミの教材にはかなり大きな違いがあります。
まずはその違いを紹介しておきましょう!
◆ポピーの教材の特徴
◎テキストのみのシンプルな教材
◎学校の授業を自宅で分かりやすく復習するための工夫がされている
◎創刊以来45年以上にわたって多くの家庭で愛用されてきた実績のある教材
◆進研ゼミの教材の特徴
◎人気のタブレット学習とテキスト学習の選択が可能
◎子供のやる気がつづく「ごほうびシステム」が魅力
◎毎月同じ先生が担当する赤ペン先生による添削指導あり
両社の違いはなんといっても、タブレット学習かテキスト学習かということですね。
また、ポピーは本当にシンプルなテキストのみのサービスであるのに対し、進研ゼミには本当にたくさんのサービスがついてきます。
例えば進研ゼミでは、タブレットでは追加料金なしでプログラミング的学習もできますし、電子書籍で1,000冊もの本が読めるんです!
このサービスは読書が好きな子供にかなり向いているんですよね。
また、ポピーには添削指導はないですが、進研ゼミには昔から定評のある「赤ペン先生」の添削指導つき!
添削指導があった方がいいかどうかは人によって評価が分かれるところですが、うちの子供には合っていたようで、赤ペン先生にずっと提出をつつけてかなりたくさんのごほうびポイントをもらっていました。
ポピーと進研ゼミどっちがいいのか?我が家の場合
世間ではポピーの問題が少ないと言われていますが、我が家で実際に体験してみたところ、世間でいうほど問題が少ないとは感じませんでした。
「進研ゼミ」の問題量も多くはないと思っているので、単にそう感じるだけなのかもしれません。
我が家で決め手となったのは、添削問題があるかどうかという点でした。
子供のやる気を持続させるために目標となるものが添削問題で、そこに向けて達成感を得るということは継続するうえで重要なことなのかと思います。
ただ、「小学ポピー」は会費がかなり安いので、この価格で家庭学習の癖がつけられるのであれば通信教育の教材としてはお得ですよね。
「ポピー」は書店のワークが毎月授業に併せて送られてくるというイメージです。
ですので、逆に言えば書店のワークを買ってきてこなしていれば学校のテストは大丈夫となると思います。
また、子供の家庭学習で重要なのは親がどこまでかかわれるかだと思います。
特にポピーは親がかかわらないと継続するのが難しいのではないかと思います。
「ポピー」は昔ながらの方式を今でも継続しており、これぞ家庭学習というスタイルを貫いています。無駄をそぎ落としているからこそ実現できている会費だと思います。
進研ゼミは、タブレット学習であれば子供一人でどんどん勉強することができます。
ごほうびシステムも、子供のモチベーションを上げる方法としてよく考えられているなと思いますね。
そのあたりを親がどう考えるかですよね。
とは言っても、経済的に負担をするのは親です。できる限り子供の目線からいいものを選んではあげたいのですが、出来る範囲と言うのは各家庭で各々違ってきます。
それこそ、「ポピー」など使わず、学校の教材だけでも伸びる子は伸びますので、どっちも選ばずに家庭学習をするという方法もあるかと思います。
迷っている場合は、資料請求は無料なので一度取り寄せてみるのもおすすめですね。
「ポピー」は安いのですが、やはり通信教育をやるのであれば添削問題がついてた方がいいな~と思います。
我が家では結果として、問題の質と添削指導がある【進研ゼミ小学講座】を選んで利用をしました。
進研ゼミ小学講座について
【進研ゼミ小学講座】では、紙テキストを使用するオリジナルスタイルと、専用タブレットを使用してデジタル教材で学習するチャレンジタッチの2種類から学習スタイルを選択することが可能です。
以前は紙テキストとiPadを併用して学習するハイブリッドスタイルもありましたが、2018年3月号で終了となっています。
なお会費はどちらも同じ設定になっています。
受講費(2020年9月現在)
月払い | 6ヶ月払い | 年払い | |
---|---|---|---|
小学1年生 | 3,680円 | 19,800円 | 36.960円 |
小学2年生 | 3,680円(税込み) | 19,800円(税込み) | 40,320円(税込み) |
小学3年生 | 4,490円(税込み) | 25,200円(税込み) | 49,020円(税込み) |
小学4年生 | 4,980円(税込み) | 28,680円(税込み) | 58,500円(税込み) |
小学5年生 | 5,980円(税込み) | 34,500円(税込み) | 66,300円(税込み) |
小学6年生 | 6,440円(税込み) | 37,140円(税込み) | 70,260円(税込み) |
なお、入会月によって若干の差異があるようですが、基本的には上記金額です。
オリジナルスタイルとチャレンジタッチの学習方法について、どのような違いがあるのでしょうか。
■ オリジナルスタイル
昔ながらのテキストのみの教材です。タネを植えて花を咲かせる、顕微鏡を見る等の体験的な学習について実体験をしながら進めていきます。
■ チャレンジタッチ
テキストは赤ペンのみ。教材は全てチャレンジタッチと言う専用タブレットに自動配信。体験的な学習についても専用タブレットで行います。
「進研ゼミ小学講座」の特徴
こちらは、通信教育の老舗であるベネッセコーポレーションが提供していることが強みの教材です。
会員数も昔からシェアを占めている教材なので情報が豊富です。
また、小学校6年生で行われる、学力テストの問題をベネッセコーポレーションが作成しているところも、今のところはベネッセコーポレーションの独壇場なような状態です。
そういった面で問題の質はいいと思います。
また、子供心をつかむのが上手な教材です。
玩具みたいなものがついてくると親は思ってしまいがちですが、子どもによってはとても喜びます。
また、教材の中にキャラクターをちりばめてあるので、ちょっと幼稚な教材に見えるのですが出題される問題の質は悪くはありません。
この幼稚臭いところを嫌って、「Z会」などに進まれる方がいるのは確かです。
また、【進研ゼミ小学講座】の大きな特徴は赤ペン先生なる添削指導です。
赤ペン先生を提出することにより、ポイントがたまり、景品等交換ができます。
うちの息子も結構いろんな景品をもらいました。
しかも小学校で使い切れずに、中学にまで持ち越しています。
ポピーについて
「ポピー」の会費
「ポピー」は全家研(全日本家庭教育研究会)が出版している通信教育です。
新学社は小・中学校用の図書教材を発行している教材のため、問題の内容などは授業に即した内容を作成できるという強みを持っています。
また、昭和48年からある昔からの教材の一つでもあり、通信教育の老舗でもあります。
受講費(2020年9月現在)
会費について月払いのみです。
学年 | 金額 |
---|---|
小学1年生 | 2,500円(税込み) |
小学2年生 | 2,900円(税込み) |
小学3年生 | 3,300円(税込み) |
小学4年生 | 3,300円(税込み) |
小学5年生 | 3,800円(税込み) |
小学6年生 | 3,800円(税込み) |
「ポピー」の特徴
「小学ポピー」はなんと言っても受講費が安いことが最大の特徴ですね。
口コミや評判を見ると、問題量が少ないといわれていますが、見る限りでは少ないという程ではないと思います。
というか、「ポピー」の場合あれ以上増やすと継続する会員が減ってしまうと思います。
「ポピー」は家庭学習において大事なのは環境であり、親のかかわりと言う発想があります。
ですので、添削指導もなければ、付録などもほとんどありません。
まさしく、学校の勉強の延長線上にある教材なので、継続するにはそれなりの親のかかわり方が最も重要な教材だと思います。
親がしっかりとサポートできるのあれば、この「ポピー」でもいいと思います。
そのため「ポピー」をしっかり続けている家庭では、家庭学習は「ポピー」で十分!成績も伸びる!と評価されていますね。
結局は家庭学習の癖がついているか、ついていないか、家庭学習の癖が付くまで親がフォローしきれるか、しきれないかだと思います。
ただし、親からの評判が高い一方で、子どもからの評価は「ポピー」は今一のようです。
キャラクターがない、ごほうびがないなど、子供の食いつきが悪いというのがポピーのデメリットと言えるようです。
どちらがいいか迷っているなら資料請求で比較してみよう
ポピーと進研ゼミについて比較してきましたが、最終的には子供が続けられるかどうかで決まってくると思います。
そのため、一度資料請求をしてみて、一度お子さんの反応を見てみるのも一つの方法です。
ボビーも進研ゼミも無料で資料請求と体験学習ができるので、気になる人は一度試してみてはいかがでしょうか。