カニはなぜ高いの?理由とカニ選びのポイント解説!

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『かに・カニ・蟹』いざカニが食べたい!となり、カニの価格を調べてみると値段が高く購入するのに躊躇してしまうなんて経験ありませんか。
家族みんなでワイワイ食卓を囲んでカニを食べたい「でも高い…」と思っている人は多いでしょう。

そこで、なぜカニが高いのかご紹介します。カニを購入するときの参考にして下さい。
カニが高い理由と同時に、お得にカニを購入する方法もご紹介します。

実はカニが高級食材なのにはいろいろと理由があります。

比較的安くカニが食べられる時期や市場の状況などのポイントを抑えて『賢く美味しいカニを食べる』ためカニについての解説を見ていきましょう。

カニにはさまざまな種類がある!種類によって価格も違う

カニの種類についてカニが高い理由を知る前に、カニの種類をおさえておく必要があります。

カニにはさまざまな種類があり、種類によって価格も異なってきます。

まずは、市場に出回っている主要なカニの種類を知って、カニを購入するときの参考にしてください。

市場に出回っているカニの種類

一般的に食用のカニとして市場に出回っているものは、以下のような種類があげられます。

カニの種類 特徴
タラバガニ 見た目はカニですが、実はヤドカリの仲間
身が大きく食べごたえがある
毛ガニ オホーツク海でよく獲れるため、北海道産が多い
旬以外の季節でも販売されているので、年中食べることができる
本ズワイガニ 深海に生息する大型のカニ。サイズが大きいほど高級品として取り扱われる(松葉カニ・越前カニ)
紅ズワイガニ ズワイガニと比較して身入りが少なく水分が多いが、味は遜色無い。「漁期が長く沢山獲れる」「水分が多く日持ちしない」などの理由で安価
花咲ガニ 北海道の根室周辺でしかとれない珍しいカニ。これもヤドカリの仲間。割と大型で身入りがよく、甘みがあり、濃厚な味わい
イバラガニ 「タラバガニ科」のカニ。タラバガニよりもトゲが多くゴツゴツして、身の味はタラバガニに引けをとらないほどのおいしさで、甘みに関してはイバラガニのほうが強いくらい

一括りにカニと言っても、大きさや形など種類もさまざまですね。

ここからは、カニが高い理由について具体的にご紹介していきます。

カニが高いワケ

次は本題である「カニが高い理由」について解説していきます。

カニにも色んな種類があり、どの種類を選択するかによって価格帯も大きく変わってきますが、全体的に他の魚介類よりも相場は高いです。
気軽にカニを購入できない大きな理由である価格が高い理由を見ていきましょう。

カニの相場

価格が高い理由の説明の前に、カニの相場がどの程度なのか確認していきます。

それぞれ、カニの脚1キロの相場を表示しています。

カニの種類 2022年相場 2023年相場
タラバガニ 8,280~17,000円 5,980~19,000円
毛ガニ 6,980~14,800円(姿) 4,580~25,000円(姿)
ズワイガニ 2,980~6,980円 3,980~8,200円

※楽天市場のおすすめ上位より

最も安いズワイガニでも、4,000円からとかなりの高価格な相場となっています。

B級品や訳あり品であれば、安いものもありますが、逆に甲羅や姿が欲しい場合はさらに相場は高いです。

カニの値段が高い理由

カニはそもそも他の魚介類と比較すると、漁が大変であるため値段が高めでした。

また、成長がゆっくりな点養殖が難しいなどの理由により値段が高くなっています。

近年2022年までは下記の理由から更に他の魚介類との差が開いていましたが、2023年はカニ市場の輸入量に変化が有り種類によっては、3~4割程安くなっている種類も有りますが、カニが高いのは下記のような理由になっています。

  • カニの漁獲高が減っている
  • カニの生存率が低い
  • カニの成長がゆっくりである
  • 輸入量が減った(2022年)

それでは、これらの理由について具体的に説明していきます。

カニの漁獲高が減っている

カニの漁獲高は1980年代が最大で、10万トンを超える漁獲量がありました。

しかし、年々漁獲高は減少傾向にあり、2016年には3万トン以下になってしまいました。

カニ自体の生息が減ってしまった可能性もありますが、他にも国際的に漁獲可能な量が制限されてしまったのも原因にあります。

カニの生存率が低い

カニの価格が高い理由には他にも、大人になるまでの生存率が低い点という理由もあります。

カニが大人になるまでの期間に多くのカニは他の種族や同じカニ同士に食べられてしまいます。

また、エサや生息できる地域も限られているため、養殖を行うことも難しく、天然の繁殖を待たなければならない現状があるのです。

カニの成長がゆっくりである

カニの成長は他の魚介類に比べて緩やかである点も、価格が高くなる理由です。

カニは最終的な大人になるまで、5~10年の年月が必要となりますが、これは他の魚介類と比較すると長めといえます。

例えば、身が大きくて成長に時間のかかりそうなブリでも、一般的に養殖を開始して2~3年で出荷されるサイズに成長します。

先ほどの生存率と併せて、大人になるまでの成長がゆっくりである分、天然のカニが大きくなる確率が低くなる原因です。

カニは養殖ができない

カニは狭いスペースで飼うと共喰いしてしまうので、高密度での飼育ができないのです。

また、成長するまでに時間がかかり5年~10年程かかるので短期出荷が出来ません。
エサや生息できる地域も限られているため、養殖を行うことも難しく、天然の繁殖を待たなければならない現状があるのです。

そのため高密度で短期出荷が必要な養殖はハードルが高く難しいのです。

輸入量が減った

国内での漁獲高が減っているだけではなく、海外からの輸入量が減っているのも、カニの値段が高騰している理由のひとつです。

カニの主な輸入先はロシアですが、ロシアでの密漁規制の影響から漁獲量が減ってしまい、年々輸入量も減少しています。

また、中国でカニの需要が高まっていることも有り、日本への輸入分が減っているという世界的な背景もあります。

しかし2023年のカニ市場は安い?!

2023年カニの輸入漁増加

(財務省貿易統計より引用)

2023年は輸入量増加により3~4割も安い!

高止まりが予測されていたカニが2023年は値下がりしています。卸値が2022年に比べ3〜4割安く、店頭の価格も下がってきています。

その理由はウクライナ侵攻を巡る経済制裁の影響で、行き場を失ったロシア産のカニが日本に流入しているからです。
そのためロシア産水産物の輸入量が増加し、記録が残る1990年以降で最高になりました。カニは輸入品が大半を占めます。

ズワイガニはロシア産の卸値が1キログラム約2,000円で、22年の平均に比べ3~4割も安くなっていますので、普段なかなか食べられない高級食材のカニをこのタイミングで美味しく頂きたいたいものですね。

ここでは種類も価格も幅広いカニについて、最高級カニと安価なカニについてご紹介します。

『最高級ブランドガニ』vs『驚き価格の安価なカニ』

カニについて調べていくとカニの種類の豊富さだけでなく、価格の幅広さにも驚きます。

『最高級ブランドガニ』『驚き価格の安価なカニ』は何が違うのか、代表的なカニを紹介しますので見ていきましょう。

最高級ブランドガニ『五輝星(いつきぼし)』とは?

最高級ブランドガニ『いつきぼし』

 

最高級ブランドガニ『五輝星(いつきぼし)』とは、厳しい基準をクリアした松葉ガニの王様です。
初競りで200万円で落札され、「競りで落札された最も高額なカニ」ということでギネス世界記録に認定されると、翌年には大幅に上回る500万円で競り落とされました。

10人の目利きが大きさや色など厳しい基準をもとに選定した希少価値の高い松葉ガニです。松葉ガニ全体の約1.4%と大変貴重なブランドガニです。

スーパーで買える驚き価格の『栗ガニ』(2匹で198円‼)

仰天価格の安価な『栗ガニ』

 

「カニは高い」という事は当たり前のように定着していますが、先日スーパーで発見した驚きのカニをご紹介します。

スーパーの鮮魚売り場で、なんと『2匹で198円』で売られていたカニを発見しました。
近付いてみると少し小ぶりなカニで『活栗ガニ』と記載が有りました。まだ足が動いており生きている状態で売られていました。

「お味噌汁やカニ味噌を食べるのにオススメ。」とのことです。カニの身をたっぷり食べたい気持ちは満たせないかと思いますが、カニの味噌汁やカニ味噌ごはんなど手軽に食べられる安価なカニということでオススメです。

『栗ガニ(クリガニ)』とは??

『栗ガニ』(クリガニ)とは?姿は毛ガニに大変よく似ています。小ぶりなカニで、旬の時期は春から初夏です。

味は身もカニ味噌も美味しく、内子も楽しめます。細い繊維質で柔らかい身と濃厚な味の味噌で、毛ガニと比べても遜色有りません。
リーズナブルなことからカニ通の間で人気があります。

オスだけの漁獲しか許可されていない毛ガニと違って、「栗ガニ(クリガニ)」はメスの内子も味わえるのが特徴です。安価で美味しいと消費者に嬉しいカニです。
スーパーの鮮魚売り場に2匹で198円という破格値で並んでいました!(2024年2月現在)

同じカニと言ってもこれだけの価格差があることに驚きですね。
次はカニを選ぶときのポイントを詳しく見ていきましょう。

カニを買う場所選びのポイントと気を付けたいこと

カニが高級品であるので、購入するときにはできる限りよいものを選びたいです。
そこで、カニを買うときに気を付けたいことを購入場所ごとに紹介していきます。

紹介する購入場所は次の通りです。

  • スーパー
  • 通販
  • 市場
  • ふるさと納税の返礼品

スーパーで買う

「すぐにカニが食べたい」という人であれば、スーパーでの購入がお手軽でおすすめです。

さらに、スーパーであれば現物をその場で確認しながら購入ができるので、自分の納得がいく商品が買えるというメリットもあります。

また、「1キロだと多すぎる……」という人の場合、少量での購入ができるため、食卓によって調整ができます。

スーパーで買う時の注意点

スーパーで購入する時には、購入する時期を特に気を付けてください。

特に12月から年始にかけては、カニの需要が一気に高くなるため、価格がかなり高騰します。
もしも、年末年始に安くカニを食べたい場合は、早めに購入して冷凍しておくことをおすすめします。

 

◆カニの冷凍方法や保存方法については下記で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
蟹の冷凍方法は?解凍後も美味しく食べられる保存方法を紹介

一年の中で比較的安く購入出来る時期は、5月~6月頃・8月~9月頃などです。
この時期ですと年末と比較して半額ほどで購入することもできますのでオススメです。

通販で買う

時間に余裕がある人は通販でカニを購入することをおすすめします。

スーパーなどの小売店で購入するよりも価格を抑えつつ、十分な量のカニを購入できる点がメリットです。

また、欲しいカニの種類や産地などのこだわりがある人は、自分が欲しい商品をじっくり選ぶことも可能です。
通販サイトによって特徴もあるので、複数のサイトを見比べてから希望の商品を選択してみてください。

通販で買う時の注意点

通販で購入するときには、紹介されているページと届いた内容が違う可能性があるので注意してください。
悪質な通販サイトの場合、サイトの画像やレビューと実物が大きくかけ離れているケースもあり、トラブルに発展することもあります。

通販でトラブルに巻き込まれないためにも、カニの販売実績があり、現地に店舗がある店舗を利用をおすすめし購入者の口コミやレビュー、投稿画像なども確認して参考にしましょう。
また、産地や商品詳細についてしっかり確認して、希望の商品かを確認してください。

市場で買う

日本海側、もしくは北海道の近くに住む人は、直接市場にカニを買いに行くというのもありです。
市場であれば、生のカニを購入できるので、新鮮なカニを買って帰ることも可能です。

また、市場によっては店舗の人と交渉をして、価格を下げてもらえるかもしれません。

市場で買う時の注意点

市場でカニを購入する場合は、市場までの距離が近いかどうかが大切です。
買ってその場で持ち帰りたい場合、クーラーボックスなどの準備をしていなければいけません。

このため、遠出をしてまで買うというのは、交通費なども考えるとあまり現実味がないです。
また、市場で販売されているカニの中にも、ロシア産などの輸入物も含まれているため、国産のものが欲しい人は気を付けてください。

ふるさと納税の返礼品

最近人気の「ふるさと納税」の返礼品でカニを選ぶというのも賢い方法です。税金の控除も受けられて美味しいカニが食べられたら嬉しいですね。
ここでは、ふるさと納税で人気のカニの返礼品についてご紹介します。

ふるさと納税返礼品『カニ編』コスパ最高の自治体はどこ?

(2024年2月16日現在 ふるさとチョイスより引用)

1位 北海道弟子屈町 『本ズワイガニ 1kg』 寄付金額:15,000円

 

2位 北海道根室市 『生ズワイガニ(1.4~1.6kg)』 寄付金額:25,000円

 

3位 福井県越前町 『浜茹で 紅ズワイガニx3杯』 寄付金額:10,000円

 

4位 兵庫県香美町 『香住ガニ甲羅盛り 香箱造り 約160gx4個』寄付金額:22,000円

 

5位 北海道森町 『訳有り浜茹で オオズワイガニ3.0kg詰込み』寄付金額:10,000円

 

ふるさと納税の際のポイントと注意点

魅力的なふるさと納税ですが、寄付をする人の年収や家族構成などによって上限も有ります。
寄付した金額のうち2,000円を超える部分の金額が控除されます。
メリットの多いふるさと納税ですが、下記の点に注意しましょう。

  • 商品の発送までに3週間ほどかかることが多い。(発送時期を確認)
  • 税金控除を受けるには確定申告が必要
  • 仕組みを理解していないと十分な理解が得られない。

各自治体の返礼品の還元率や商品の内容を比較しながら選びましょう。
ここからは、具体的に購入する際のカニの選び方について見ていきましょう。

購入するときのカニの選び方

カニを買うときには、価格や種類以外にも選ぶポイントとしてふたつあります。

  • カニの部位から選ぶ
  • 産地からカニを選ぶ

上記ふたつについて、解説をしますので確認してください

ここでは、カニを購入するときのポイントについて確認していきましょう。

カニの部位から選ぶ

カニを購入するとき、ポーションやセクションなど、ふだん聞かない単語で商品が紹介されています。

この様な単語はカニの部位を指す言葉で、理解しておかないと商品が届いたときに、「思った商品と違う」となってしまう可能性があります。

そこで、ポーション、セクション、ラウンドという3部位の解説をします。

ポーション(カニの脚肉)

ポーションとは、カニの脚肉、特に殻をむいた状態のものを指します。

すでに殻がむけているため、カニすきやカニしゃぶといった食べ方をする人におすすめです。

殻はついていないので、殻ごと茹でたい人は購入しないように気を付けてください。

セクション(肩から足、爪)

セクションはカニの肩から脚、爪の部分を指します。

甲羅以外の部分はついているため、「とにかく身の部分を多く食べたい」という人におすすめです。

逆にカニみそが食べたい場合や甲羅からだしを取りたい人は、選ばないようにしてください。

ラウンド(カニ丸ごと)

ラウンドは部位ごとに分けられておらず、「丸ごと販売されている」ことを指します。

あまり使われる単語ではありませんが、ワタリガニや毛ガニを買うときにときどき使われていますので、初めて買うときには気を付けてください。

産地からカニを選ぶ

カニを買うときには産地も気を付けてください。

カニの主な産地は、「カナダ・アラスカ」、「ロシア」、「日本」で、以下のような特徴があります。

産地 特徴
カナダ・アラスカ ズワイガニやタラバガニの産地
漁獲量が多いため価格が安く、身が大きい
ロシア 大型のズワイガニの産地
国産よりも身が大きいズワイガニが取れるため、食べごたえ重視の人におすすめ
日本 ズワイガニや毛ガニの産地
価格は高めだが、鮮度が非常に高く身が締まった甘いものが食べられる

価格を重視する場合は、海外産のものがおすすめですが、贈答用や鮮度の高いものが欲しいときは国産を選ぶとよいでしょう。

Q&A カニについての疑問アレコレ!

知れば知るほど面白いカニ。その生態や栄養成分などカニについての疑問をいくつかQ&Aにまとめてみました。

カニの足は何本??

答えは10本です。

実はカニに手は存在しないので、胴体の両脇から出ているのはすべて足になります。
いちばん上のはさみの付いた2本が手と思っている人も多いのですが、これも足です。

またタラバガニは左右から4本ずつ足が出ていて8本のように見えますが、小さな2本は甲羅の中の「鰓室(さいしつ)」に差し込まれています。
他の足に比べ極端に小さく、歩行する機能は持っていません。鰓(えら)に溜まったゴミを排出するために存在しています。

カニの足は再生する??

カニの足は再生します。

カニには『自切』と言われる習慣が有ります。

『自切』という文字の通り、外敵に襲われた際など危機的な状況において体の一部を自分で切断します。
敵がそれを食べている間に逃げる行動のことを言います。

カニの自切した足は再生することが可能です。
しかし、カニの足の再生は脱皮の時に限られるので、すぐに再生できるわけでは有りません。

また何度かの脱皮を繰り返しながら徐々にもとの大きさまで再生します。
カニは成長において10回前後の脱皮を繰り返しながら成長しますが、最後の脱皮が終わっている場合は再生が出来ません。

カニの栄養成分って??
カニは非常に低カロリーかつ高タンパク質な食品です。
血行促進や疲労回復、美容効果も!

 

健康に良く、亜鉛や銅、ナイアシンなどのミネラルやビタミンも豊富に含まれているので、食品から栄養を摂取したい人にもおすすめです。
主な栄養成分は以下の通りです。

成分名 含有量(100g中) 説明
タンパク質 13.9g 人の体の重要な構成成分。
筋肉や臓器、肌、髪、爪などの材料
亜鉛 2.6mg 身体の成長と維持に必要な栄養素
『必須微量ミネラル』
0.35mg 赤血球の形成を助け、多くの体内酵素の
正常な働きと骨の形成を助ける栄養素
ナイアシン 8.0mg からだの代謝に欠かせないビタミン。
粘膜や皮膚を健康に保つ・血行促進・二日酔い防止
カロリー 63kcal ウィンナーソーセージ1本分(20g)と同様

 

茹でると赤くなる理由は??

強い抗酸化作用を持つ赤色の色素を持っているアスタキサンチンという成分が関係しています。

生のカニを購入したことない人は驚くかもしれませんが、実は茹でる前のカニは黒に近い色をしており赤くはありません。
なぜ茹でた後に赤くなるのかというと、アスタキサンチンという成分が関係しています。

カニの中にあるアスタキサンチンという成分が、赤色の色素を持っているのですが、この成分はタンパク質と引っ付いていると緑色に近い色素に変わってしまいます。
そして、カニを茹でることでアスタキサンチンとタンパク質が分離して、本来の赤色の色素を取り戻すのです。

この赤色の素『アスタキサンチン』の効果もたくさん有りますのでご紹介します。

『アスタキサンチン』の健康効果
  • 眼精疲労を改善する効果
  • 眼疾患の予防効果
  • 強力な抗酸化作用
  • 動脈硬化を予防する効果
  • メタボリックシンドロームの予防効果
  • 筋肉の疲労を軽減する効果
  • 美白・美肌効果

わかさの秘密より引用

カニについて調べてみると、その美味しさだけでなく色んな効果や成分にも驚きです。
低カロリー高たんぱく質で、血行促進も期待できるということで、ダイエット時にもオススメな食品ですね。
また赤い色素である『アスタキサンチン』が疲労回復や美肌効果にも良いとは、価格さえクリアすれば頻繁に食べたい食材です。

それでもカニは高い!オススメの「カニ缶」「カニかま」5選!

それでもカニはなかなか手が出ない高級食材ですね。
ここでは「カニが食べたい」そんな気持ちを少しでも満たしてくれる『カニ缶』やお手頃価格の『カニかま』の情報をご紹介します。

本物のカニに比べて、そのままでも食べられて調理も簡単です。お手頃な価格で購入出来るものも多いので、いろいろなアレンジ料理にもオススメです。

  • オススメの『カニ缶』5選
  • 『カニかま』ランキング上位5位(サタプラ調べ)

オススメの『カニ缶』5選

 

ひとくちに『カニ缶』と言っても、値段や身の状態などバリエーションはさまざまです。
購入のしやすさや実際のカニより調理も簡単なことから色んなアレンジ料理の幅も広がります。

そのまま食べても美味しいカニ缶ですが、サラダや副菜に添えるだけで料理の品格をグンと上げてくれます。
その他にもカニチャーハンや炒め物、だし巻き卵やお吸い物などに加えるだけで料理の主役になってしまう『カニ缶』です。

また缶詰は消費期限も長いので備蓄にもオススメです。

冷蔵庫の食材が不足している時や災害時など気持ちが落ち込みやすい時にちょっと特別な非常食としても役立ちます。
ここでは、値ごろな価格のカニ缶から高級カニ缶まで人気のカニ缶をいくつかご紹介します。

商品名 価格 商品画像
神戸物産
わたりガニ(フレーク)
278円(税込)
185g
ライフプレミアムカニ風味を凝縮したカニ風かまぼこYahooニュース 引用<
マルハニチロ
まるずわいがに(ほぐしみ)
537円(税込)
55g
マルハニチロまるずわいがに(ほぐしみ)MARUHA NICHIRO 引用
三越
国産紅ズワイガニ (脚肉付)
1,080円(税込)
125g
三越国産紅ズワイガニ(脚肉付)Foodie 引用
マルヤ水産
紅ずわいがに (脚肉付)
1,500円前後(税込)
120g
マルヤ水産紅ずわいがに脚肉付マルヤ水産株式会社 引用
三越
料理用たらばがに
4,320円(税込)
110g
三越料理用たらばがにFoodie 引用

オススメ『カニかま』5選


『カニ缶』よりさらに安くて手に入りやすい『カニかま』についてご紹介します。
ここ数年でさらに進化を遂げている『カニかま』です。

そのまま食べることができるので、「子供のおやつ」や「お弁当のおかず」としてもオススメの食材です。
こちらも加熱せずにそのまま食べられるので、アレンジ食材としても幅が広く役立ちます。

ここでは、以前TBS系列のサタデープラスで紹介されていた『カニかま』徹底比較の内容を下記にまとめてみました。
(2022年11月12日放送分サタプラより引用)

 

『カニかま』ひたすら試してランキング上位5位まで

※「かにかま」についてサタデープラス独自の方法で10時間以上の徹底調査した内容になります。

 

順位 商品名 価格 商品画像
1位 ライフ
ライフプレミアム
かにの風味を凝縮した かに風かまぼこ
321円(税込)

*番組調べ

ライフプレミアムかにの風味を凝縮した かに風かまぼこ

ライフプレミアムかにの風味を凝縮した かに風かまぼこ

2位 ヤマサ蒲鉾
花咲しぐれ ワンダフルサラダ
313円(税込)

*番組調べ

ヤマサ蒲鉾花咲しぐれワンダフルサラダ

ヤマサ蒲鉾花咲しぐれワンダフルサラダ

3位 日本水産
海からサラダフレーク
220円(税込)

*番組調べ

日本水産海からサラダフレーク

日本水産海からサラダフレーク

4位 いちまさ
浜ゆでかに風味 オホーツク
354円(税込)

*番組調べ

日本水産海からサラダフレーク

日本水産海からサラダフレーク

5位 CGC
ショッパーズプライス
かにかまフレーク
215円(税込)

*番組調べ

CGCショッパーズプライスかにかまフレーク

CGCショッパーズプライスかにかまフレーク

(MBSコラム引用)

「やっぱりカニが食べたい」情報を知ることでお得に

 

やはり…『カニ缶』や『カニかま』では満たされない。という人も多いはずです。美味しいカニをお得に食べたいですね。
ここでは市場の状況や情報から知るお得なカニについてご紹介します。

カニの捕獲量や状況を知って安く購入する

2023年は社会情勢の影響により、ロシアからのカニの輸入量が増え価格が安くなっている状況が分かりました。

また、ここ数年のカニの捕獲量情報を見てみるとシーズンや場所によって異常発生の影響により安く市場に出回るカニも有るようです。

近年では2022年頃から北海道の太平洋沖で『オオズワイガニ』の大量発生が起きています。

2023年も続いており秋ごろにはオオズワイガニが破格の値段で売られていました。本ズワイガニと種類が異なり、より大ぶりで味も水っぽさもなく美味しい。ということです。成長スピードが大ズワイガニの約4倍という研究結果も出ており今後の販路拡大が期待されます。

輸入量の増加や異常発生などにより価格が安くなるということや、異常発生などの情報を知ることで高級ガニの『タラバガニ』や『ズワイガニ』に遜色ないカニを安く美味しく食べられることも有ります。

通販で購入する場合は当たり外れが有るのが現状です。信用出来る専門の人気店を見極めて購入することも大事ですね。

ここではカニ通販の人気店である厳選特選品専門店『匠本舗』をご紹介します。

 

厳選特選品専門店『匠本舗』

まとめ

カニは成長するまで時間がかかり、養殖も難しいため、他の魚介類と比べるとどうしても値段が高くなってしまいます。

ですが、年間の中でも安い時期に購入することや産地や部位によって比較的安く購入することも可能です。

また近年のように世界情勢の変化や異常発生などの情報を収集することで、安くて美味しいカニに出会えることも有ります。

  • 一年の中でも安い時期に購入する
  • 輸入量など社会情勢を知る
  • 異常発生の情報などを収集

 

それぞれ購入する場所での注意点やカニ選びのポイントなども知ることで美味しいカニに出会うための参考になれば嬉しいです。

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