
縁起のよいものとして、お正月に食べるのが「おせち料理」です。
地域によって特色があり中身も様々で、昔は各家庭で作られたものでした。
しかし昨今では、おせち料理が好みに合わずに食べ残したり、あるいは種類が多くて家庭では作れないなど、多くの悩みもあるようです。
そこで、改めて「おせち料理」の意味と盛り付けられる中身の由来を知り、2018年の正月にはわいわいと家族みんなで「おせち料理」が食べられるように、悩みを解決する「おせちのネット販売」を提案します。
おせち料理の中身で共通しているもの
まずは、全国共通でおせちに入れられるものの中で、縁起ものとしても入っていて欲しいものを紹介していきます。
おせちには「祝い肴三種」、または「三つ肴」とも呼ばれる料理があります。
これはお正月を迎えるために必要とされる3つの料理のことを指しています。
3つ揃えば正月を迎える準備が整ったという意味になるため、必ずおせち料理の中身に加えましょう。
3つのうちふたつは全国共通のものですが、残り1つは地域によって異なります。
この祝い肴三種のほかに、「おもち」が含まれる地域もあります。
祝い肴三種 1「数の子」
魚の卵の数がとても多いことから、子孫繁栄の意味をもつのが「数の子」です。
祝い肴三種の中にも入っていますので、おせち料理には欠かせない一品となっています。
数の子はニシンという魚の卵ですが、どのような経緯で数の子となったのでしょうか。
古くはニシンのことを「カド」という名前で呼んでいました。
カドの卵ですので「カドの子」と呼ばれるうちに、少しずつ呼び名が変化していった結果、現在のように「数の子」と呼ぶようになったと言われています。
祝い肴三種 2「黒豆」
華やかな色彩がイメージのおせち料理の中で、黒という色は不釣合いと感じてしまうかもしれませんが、「黒豆」には、黒のイメージと合致する邪気を払うという意味とともに、真っ黒く日焼けするほどにマメに働くという意味が込められています。
祝い肴三種に入っている料理ですし、子どもにとっても甘いのがうれしい料理ですので、おせちに入れて欲しい一品です。
黒豆をおせち料理の中にいれて、子どもに向けて「勉強に励んでもらいたい」と思う親の気持ちを込めてみてはいかがでしょうか。
地域によって違う祝い肴三種「田づくり」と「叩き牛蒡」
次は、地域で異なる祝い肴三種をご紹介します。
関東では「田づくり」、関西では「叩き牛蒡」です。
まずは「田作り」から紹介しましょう。
名前からはピンとこない料理ですが、カタクチイワシを干した後に飴で煮込んだものです。
佃煮をイメージしていただけるとわかりやすいでしょう。イワシが肥料として使われていたことから、豊作を願ったおせち料理です。
次に「叩き牛蒡」ですが、包丁の峰の部分で牛蒡を叩いたあとに、酢をまぜて茹でた料理です。
牛蒡は地面深くまで埋まっている根菜であることから、家の基礎が地中にしっかりと根付いて安定していることを願ったおせち料理になります。
伝統的なおせち料理から流行のおせち料理への変化
おせち料理の中身は保存食が中心
おせち料理を一通り思い浮かべてみてください。
保存が利く料理が多くなっているのがわかります。
冷蔵庫などがない時代で、年末年始には食料を買い足すことができないこともあって、おせち料理は保存食が主体となっています。
食材が手に入らない環境の中でも、豪華な料理で新年を迎えようとする工夫が施されているのがおせち料理です。
環境が変わって、年始であっても食材が手に入らないことがなくなり、冷蔵庫で保存も簡単になりました。
おせち料理は、保存食である必要がなくなった分だけ、新年をご馳走で迎えよう」という側面を押し出したものに変化してきています。
家事で休む間もないお母さんに休息を
保存が利くおせち料理には、もうひとつの隠れた意味がありました。
それは、毎日働いてばかりのお母さんに新年くらいは休んでもらおうということです。
食材を買うこともできないため、新年を迎える前におせち料理を作ってしまえば、その後は調理から解放されます。
現在は、正月早々からスーパーが開き、新年早々でも食材は手に入るようになりました。
つまり普段と変わらず、お母さんは料理を作ることが可能というわけです。
しかし、「お母さんにもお正月くらいはゆっくりしてほしい」というのは、今も昔も共通の願いではないでしょうか。
そのためにも、お正月には「おせち料理」を用意して、普段から家族のためにがんばってくれているお母さんに、日常から解放されゆっくりしてもらいましょう。
おせち料理のネット販売を活用しよう
このように、おせち料理は縁起の良いものを中身にいれることも大事なことですが、その他にも意味はあります。
新年をご馳走で迎えることも、お母さんの苦労をねぎらうことも、おせち料理に込められた大事な意味です。
おせち料理の中身に欠かせない「祝い肴三種」をしっかりと選んでいれば、立派なおせち料理となります。
あるいは、おせち料理をネット通販で購入するという方法もあります。
一時期、ネット販売のおせちは価格が高いわりに料理が少ない、味も美味しくないという低品質のものがあり、あまりよいイメージを持っていない人も多いかもしれません。
しかし、現在販売されているネット通販のおせち料理は、高級料亭の料理人が監修したり、従来のおせち料理だけでなく、子供から大人まで楽しめるような料理も盛り付けられた、とても品質の良いものが多くなっています。
実際に恐る恐る購入し、食べてみたらおいしくて、それから毎年購入しているという人も増えているようです。
またネットのおせちは、多くが12月30日に自宅に届くよう配達され、年末の大掃除や雑事で忙しい中でも、お正月の料理を確実に用意することができます。
家族全員が喜ぶご馳走が詰まったおせち料理をネットで購入して、お母さんも料理が休めることで、おせち料理がもつ意味をすべて満たしたことになります。
おせち料理のネット販売を活用しましょう。
【匠本舗】どんどん売れる<料亭おせち>
● 特 徴 ●
【匠本舗】どんどん売れる<料亭おせち>では、京都の老舗料亭をはじめとした、全国13の料亭が監修するオリジナル<料亭おせち>を毎年発売しています。
例年売り切れになる人気の通販おせちです。
高級料亭が監修するだけあり、味はもちろん見た目の色どりや盛り付けも楽しむことができ、大勢が集まる新年の席にぴったりのおせちです。
老舗おせちの東京正直屋
● 特 徴 ●
老舗おせちの東京正直屋は大正13年創業の老舗で、現在もケータリング業を展開し、また官公庁や学校、工場の給食の受託も行っているため味に定評があります。銀座に直営の割烹料亭も展開しています。
赤ちゃんのお食い初め料理も手掛け、合成着色料不使用かつ薄味な料理は、子供から大人まで幅広い年齢層に対応しています。
おせちは冷蔵と冷凍から選ぶことができ、すでに盛り付けされているため、冷凍でも24時間の自然解凍(冷蔵庫内または冷暗所にて)後にそのままお祝い席で振る舞うことが出来ます。
おせち料理のネット販売で失敗しないために
せっかく、新年をご馳走で迎えようと思ったのに、ネット販売のおせちを食べたらおいしくなかったなんてことにはなりたくありません。失敗しないおせち選びのために注意しておくべきことを紹介します。
まずは、おせち料理の中身が確認できるものから選びましょう。
縁起という意味では、祝い肴三種が入っていて欲しいところです。また、これは食べないだろうなというものが多く含まれていないかも大事な要素となります。
次に着目したいのが、「生なのか冷凍なのか」になります。
おせち料理は賞味期限が短いため、生の場合はすぐに味が落ちてしまいます。
生のおせち料理を頼むときには、食べきれる量であることを確認して購入するようにしましょう。
まとめ
おせち料理には、「縁起の良い中身」「新年をご馳走で迎える」「お母さんの休息」の意味があります。
これらのおせち料理に込められた意味は、ネット販売のおせちでも変わりません。
上手にネット販売のおせち料理を活用して、素敵な新年を迎えてください。