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アブラガニはタラバガニの偽物?実は安くておいしい!おすすめの食材

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カニの王様といえば「タラバガニ」ですよね。タラバガニは値段が高くてちょっと手が出ないと思ってしまいます。でも、あのタラバガニの食べ応えを味わいたいと思う人も多いでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、アブラガニです。タラバガニの偽物といわれることもありますが、実は注目の食材でおすすめのカニです。

アブラガニってなに?

「タラバガニ」「ズワイガニ」「毛ガニ」三大ガニは有名ですが、アブラガニの名を聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。

アブラガニはタラバガニと同じく実は「ヤドカリ」の仲間です。カニとの大きな違いは、足の数が3対6本にハサミ2本の8本であることです。タラバガニよりも体の色が青いことから、「アオガニ」と呼ばれることもありますが、違いが微妙ですから色で判別することは難しいでしょう。

見た目がよく似ているため、アブラガニをタラバガニと偽って販売していたことが問題となり、そのおかげで有名になったカニでもあります。アブラガニの名前の由来は、「カニ味噌(みそ)があぶらっこい」「油を塗ったような独特の光沢がある」というふたつの説があります。

アブラガニとタラバガニの価格差による表示偽造

アブラガニをタラバガニと偽って販売するようになった主な理由は、アブラガニの方が安いからです。タラバガニとくらべると、やや小さいアブラガニは安く手に入ります。
どれくらいの価格差かといえば、タラバガニはアブラガニのおよそ1.5倍の価格です。

表示偽装の問題は、利益を重視した悪質な業者によるものばかりではありません。アブラガニの水揚げが、北海道に集中していたことも原因のひとつです。

アブラガニの認知度が低かった頃は、他県の仕入れ業者がアブラガニとタラバガニを見分けることができず、勘違いしてしまうケースもありました。

アブラガニとタラバガニの見分け方

アブラガニをタラバガニと偽って販売している業者がいると聞いて、偽物のタラバガニを買わされてしまうのではないかと不安に思う人もいるでしょう。しかし、いくら見た目が似ているといっても見分ける方法があります。

アブラガニの知名度が低かった頃に、違いがわからなかった業者がいたことは事実ですが、実は専門的な知識がなくても簡単に見抜くことができます。しっかりとポイントを抑えておけばアブラガニとタラバガニを間違って買ってしまうことがなくなり安心です。

甲羅の違いで見分ける方法

違いを見るのに、甲羅の違いによるアブラガニと、タラバガニの見分け方から紹介します。

甲羅における大きな違いは。甲羅の真ん中にある突起の数です。タラバガニは突起が6つですが、アブラガニは突起が4つです。
また、真ん中にある突起の数以外にも、甲羅全体でも違いがあります。タラバガニは突起の数が多く、ゴツゴツした印象で、アブラガニは突起が少ないので、丸みを帯びているのが特徴となっています。

甲羅に傷が多いなどの理由で、判別が難しいケースがあるので注意をしてください。

足の模様の違いで見分ける方法

タラバガニはカニ味噌(みそ)が傷みやすいので、甲羅を取り除いた足の部分だけのポーション販売が多く見られます。その場合には甲羅での判別はできませんが、足の模様でアブラガニかタラバカニかを見抜くことができます。

足の表面には大きな違いはありませんので、足をひっくり返しましょう。タラバガニは全体がきれいに赤く色づいています。それに対して、アブラガニは赤と白のまだら模様となりますので、誰でも簡単に見分けることができます。

アブラガニとタラバガニの味の違い

さて、アブラガニとタラバガニの見分け方がわかりましたので、騙されて購入してしまう危険性は少なくなりました。どちらも同じヤドカリの仲間であり、見た目もタラバガニと似ていると聞くと、アブラガニとタラバガニは味も似ているかどうか気になるでしょう。

タラバガニに比べてアブラガニの方が値段も安く手に入るとなれば、おいしいのなら一度は食べてみたいと思ってしまいます。
実は、カニの名前を告知せずにアブラガニを試食してもらったところ、「タラバガニといわれてもわからない」というほどで、味においてもタラバガニとよく似ているようです。

海外では、タラバガニのことを「レッドキングクラブ」、アブラガニのことを「ブルーキングクラブ」と呼ぶほど、アブラガニのおいしさは認知されています。タラバガニよりも安価で手に入り、味についても満足のいくアブラガニを好んで食べる人もいるほどです。

アブラガニはタラバガニに劣らない


このように、アブラガニの味はタラバガニとほとんど変わりません。それでも、タラバガニの偽者扱いされていることには理由があります。それは、アブラガニの傷みやすさにあります。

鮮度が良い状態であれば、見分けがつかないアブラガニですが、長期間にわたり冷凍保存されていたり、冷凍技術の良しあしにより味の劣化が激しいことあったりすることが原因としてあげられます。

訳あり商品のアブラガニを購入して不満だった声や、解凍の仕方による味の劣化が多く見られます。アブラガニのおいしさが、タラバガニに大きく劣るということではありません。

そのためにも、最新の冷凍技術を導入している業者を選び、正しい解凍方法を知ることで、おいしいアブラガニを堪能することができます

劣化の早いアブラガニの解凍方法

それでは、家庭でおいしくアブラガニを解凍する方法を紹介します。タラバガニよりも痛みやすいので、冷蔵庫の中でゆっくりと解凍しているうちに、アブラガニの風味はどんどん劣化していってしまいます。
しかし、水を使って解凍していまうと、旨味が一緒に溶け出してしまうので、おいしく食べることができません。そんなアブラガニのうまみを逃がさずに、素早く解凍するコツがあります。

それは、ジップロックに入れることです。
水に直接触れないようにして解凍することで、うまみを逃がすことなく素早く解凍することができるので、おすすめの解凍方法です。もちろん、アブラガニ以外のカニの解凍にも使えますので是非お試しください。

アブラガニの産地と旬の時期

アブラガニの産地として有名なのは、北海道の網走漁港です。カニが豊富に生息するオホーツク海に面した網走は、アブラガニだけでなくタラバガニも多く水揚げされます。

是非知っておいてほしいことですが、アブラガニとタラバガニは漁の時期がずれています。主な漁の期間は、アブラガニは1月から6月であるのに対して、タラバガニはオホーツク海から流氷が去った4月、5月と、脱皮後に完全に殻が硬くなった11月から2月が旬です。

新鮮なアブラガニが手に入る時期では、タラバガニに劣ることはありません。また、年末年始の付近においてはアブラガニとタラバガニの両方を堪能することができます。

それでもタラバを食べたいならネット通販

アブラガニやタラバガニは、国内では北海道でとれたものがおすすめです。中でも、水産会社が販売しているカニがいいでしょう。

ここまで、アブラガニのいいところを紹介してきましたが、それでもタラバガニがいいという人もいると思いますが、そんなときには品揃え最大級の北海道網走水産で購入するのがおすすめです。

網走水産

北海道網走水産では、オホーツク海の海産物をはじめとして、北海道各地の新鮮なカニや海産物を取り扱っています。しかも消費者に安く提供するために、なるべく中間業者を通さないスタイルを取っています。北海道旅行をしたことがあるのであれば、直営店でお土産を購入したことがあるという人も多いのではないでしょうか。

直営店と変わらない品ぞろえと鮮度の良さ、それに水産会社ならではの品質の良さをネット通販でも実現しています。

また北海道網走水産では、タラバガニのほかアブラガニも取り扱っています。見た目の違いや味の違いなどを、両方を購入してみて実際に食べ比べしてみるのもいいかもしれません。

なお、タラバガニやアブラガニ以外にも、旨味を楽しむズワイガニもおすすめです。ズワイガニとタラバガニのおいしさの違いも、今後「気になったGP!」で紹介していきますので参考にしてみてください。

まとめ

タラバガニの偽者といわれ、不遇な扱いを受けたアブラガニですが、おいしくて安く手に入るおすすめの食材です。
味にも大きく違いはありませんので、ブルーキングクラブと称されるアブラガニのおいしさを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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